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25;ミミリィとレレミィ-2(外堀埋められて逃げられない)
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「フレデリック、お前と王女殿下二人の婚約が決まった。結婚の際には、お前には侯爵の地位を下さるそうだ」
「・・・・なぜ?私は国に貢献もしてないし、3男ですよ・・・婚約って二人とですか?侯爵以上の貴族には多妻は認められてますが、わたしはその考えを持っておりません。それに先日初めて王女様にお会いしましたが、いきなり風魔法で攻撃されました、そんな方々とは・・・」
父親が真っ青になっているのに気が付いて言葉を止めた。
「ごめんなさいね、快くお父様に受けていただいたので、もう婚約の書類が教会に出されているので、解消は出来ないわ」
ロゼッタが心苦しそうに言った。
「え?私サインしてませんけど」
「王家の殆ど命令の形なので、親のサインが有れば問題ないんだ」
宰相も申し訳なさそうにしている。
うきうきにこにこしているのは双子だけだった。
王命なので、婚約破棄をする時は、爵位と領土を王に変換して貴族を辞めなければいけないと言われた。
双子が悪魔に見えるフレデリックだった。
「・・・・なぜ?私は国に貢献もしてないし、3男ですよ・・・婚約って二人とですか?侯爵以上の貴族には多妻は認められてますが、わたしはその考えを持っておりません。それに先日初めて王女様にお会いしましたが、いきなり風魔法で攻撃されました、そんな方々とは・・・」
父親が真っ青になっているのに気が付いて言葉を止めた。
「ごめんなさいね、快くお父様に受けていただいたので、もう婚約の書類が教会に出されているので、解消は出来ないわ」
ロゼッタが心苦しそうに言った。
「え?私サインしてませんけど」
「王家の殆ど命令の形なので、親のサインが有れば問題ないんだ」
宰相も申し訳なさそうにしている。
うきうきにこにこしているのは双子だけだった。
王命なので、婚約破棄をする時は、爵位と領土を王に変換して貴族を辞めなければいけないと言われた。
双子が悪魔に見えるフレデリックだった。
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