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14章;「ロッド」BLじゃないはず
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しおりを挟む(あ・・・・そういうことか?これはハニートラップか・・・年齢の相違がなければ気が付かなかったかも・・・)
たわいのない話を王としながら、食べるふりも結構めんどいと思い始めた頃
隣の女の子たちの様子がおかしくなってきた、女の子たちは、普通に目の前の料理を少し食べていた
(異常状態:媚薬投与)
(毒ではなかったが、何を入れてんだこの王は!女を与えて取り込もうと言うわけか・・・やはり滅ぼそうかこの国・・・・)
『物騒なこと考えないでくださいよ』
ロイが念話もしてないのにそんなことを古代語で言った
(知力セバスほど上げてないのにこの知力恐ろしいわ、毒の知識も半端ないし)
油断していた、媚薬に酔った女の子たちがロッドに絡みついて来たのだ
女の子はお酒を口に含むと、両手でロッドの顔を抑えて口づけてきた
「うっ!ごっくんっ」
女の子はニッコリ笑って
「ロッドさまぁ~」
と甘い声を出してくる
(やばい!飲んだ)
絡みつく柔らかい体に、それまで何とも思っていなかった女の子たちにドキッとした
くらっと目眩のような酔った感じがしてくる
「どうされたロッド殿、酔われたか?部屋を用意してある、休まれるがよかろう」
そううながされだまってそれに従った、両脇に女の子が絡みつくようについてくる
「ロッド様!」
ロイが心配そうに叫んだが、そっと大丈夫だという合図をした
「従者殿には別の部屋を用意してあります、そちらへどうぞ」
案内された部屋には大きな天蓋付きのキングサイズのベットが置かれた客室
ベットの傍に来ると、女の子たちがロッドのベルトをはずそうとしてきた
すっと二人の頭に触ると二人はそのままベットに倒れた
「すーすー」
寝息が聞こえる
「ほんと、ロリじゃ無くてよかっよ、しかしこの股間どうそうしようか・・・なんてもの盛ってくれるんだ」
二人をベットに綺麗に寝かし直して部屋を出た
「やぁ、ジュード」
王宮の警備兵の詰所に来ていた
「ロッドの兄貴!」
「何度も言うように私の方が年下だ!15も上の弟はいらん!」
「いえ、年齢は関係ぇねぇ、力が上だから兄貴だ」
「・・・は~・・・」
「で、兄貴こんな所になんで・」
「招待されて泊まってんだが眠れなくてな、少し相手をしてくれないか?」
「本当っすか?是非に」
盗賊討伐の際にたまたま通りかかったロッドが、苦戦していた警備兵を助けたのが原因で、警備兵には慕われている
「皆、こんな機会ないぞ!胸を借りれる!腕を上げるチャンスだ!」
「え?おまえだけで良いんだが・・・まっいっか」
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