セイラ フィーメイル アレキィル女王～聖羅(せいら)はいじめられっ子、それが異世界で最強女王と対自する～

04；断罪の間

03

「＜ノヴァ（異世界人）＞ですと？」
「なので、女王陛下の元に連れてきたのですよ」

従者が言う

「女王の手を煩わせるなど、私が鉄槌を下しましょう」

そう言うと大男ガロンは剣を抜いた

「ガロン殿！しかし、女王以外が＜ノヴァ（異世界人）＞に手を出すと＜ルース（神の軍隊）＞に抹殺されますよ」
「良い、・・・私が手を下したことにすればよい、ただし殺せたらな」

意味真なことを言う女王、

「？・・・・では、覚悟しろ小娘！」

大男ガロンが佳織に剣を振り落した。

「きゃー！！」

カキーン！！

一瞬の出来事だった、横にいた兵士の剣を一瞬で奪って、
聖羅は佳織の前に立ちはだかり大男の剣を受けた。
鋭い眼差しで大男を睨むと、うんっ、とうなって剣を振り切った。
片で息をする聖羅！
ドシン！と
聖羅の前に大男が転がって、その勢いで大男の剣が空を舞い、離れた場所に突き刺さった。

キーン！

聖羅の持っていた剣の方はは二つに割れ破片が女王に向かって飛んで行く

女王はすっとそれをよける、
折れた刃先は後ろの壁に突き刺さった。

沈黙が続いた。