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「お待ちください、今は会議中です関係者以外は立ち入り禁止です」
ドアの向こうの警備の兵が叫んでいる

「生意気ねあなた」
「言ううこと聞かないとどうなるかわからないわよ」
「どきなさいよ、私達は王女よ関係ないわけが無いでしょ」
バシッと何かを叩く音がした

「はぁ・・・なんで来るかなぁ厄介な奴ら・・・とりあえず母を運んでくれるか」
下の席にいるメンバーに指示を出したロバート

「次期王の話に私達を加えないとはどういううことよロバート」
部屋に無理やり入っていた王女達、扉の向こうの兵士の頬が赤くなっているのが見えた

一子の長女のグリエラ 32歳 隣国王家からの出戻り 子無
ニ子の次女のマリエッタ 30歳 国内侯爵家からの出戻り 子供一人女の子
三子の三女のフロリア 29歳 国内伯爵家からの出戻り 子供一人女の子

四子の長男ロバートは19歳 既婚 王太子 子供はまだいない

ロバートの前に出る人影
「ひっ」
「なによあんた私をだれだと」
「きゃー」
槍を3人に向けるエリザベート

『主に仇なすのなら容赦はしない』
エリザベートが3人に立ちふさがる

「エリザベート武器は禁止って言っただろう」
『はっ・・・申し訳ありません』
槍を仕舞うエリザベートだった

「なによ・・・相変わらず怖いわねあなた・・・」
「姉上、下手に刺激しない方がいいよ、1年前の戦場で私につばをかけて来た捕虜が木っ端みじんになり、その後、敵の本陣に最大級の爆裂魔法を放って全滅させちゃったんだから彼女」
「いやぁあれはすごかった、恐怖もあったけどこれで部下の兵士を失わずに済んだことに安堵したよ」
そう言ったのは将軍だった
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