194 / 311
その194.キラキラネームは昔からある
しおりを挟む
前回「名字」について触れましたが、今回は下の「名前」について。
近年では、珍しい読み方をするような奇抜な名前を「キラキラネーム」と呼んだりします。
700年以上も昔、兼好法師が『徒然草』の中で、「最近の親の名付け方」について触れているそうです。
「人の名前においても、見慣れない珍しい漢字を付けるのがはやっているが、まったくつまらないことだ。どんなことも、珍しさを求め、一般的ではないものを好むのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやることだ」
いやはや、現代にも通じる箴言。鎌倉時代に、既に苦言を呈していたとは……。
新しい時代になると、変わった名前をつける人が増え、その数が増えてスタンダードとなり、名前に関する価値観や認知度も次第にアップデートされていく……こうして、どの時代にもある「キラキラネーム」というのは変遷を辿っていくのでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんの名前のパターンが、今の世の中から考えると「古い名前だな」と感じてしまうかもしれません。
でも、いつか自分がおじいちゃん・おばあちゃんと呼ばれる年齢になった頃、その時の流行からすると「古いタイプの名前ですね」と思われるかもしれない、ということです。
NHKのドキュメンタリーで、キラキラネームで苦労した人が成人になって自ら改名手続きを行い、名前を変えた事例を取り上げていました。
その人が「名前がキラキラネームというのは、悪い言い方になるけど、親が馬鹿だと自己紹介しているようなものなんですよ」と語っていたのが印象に残っています。
少なくとも、漢字の持つ意味などを調べたり、周りの知人に意見を聞いたりしてから、慎重に名前を決めて役所に届けてほしい、と思います。
自分の知識で「良い字の並びだ」と思っていた組み合わせが、知らなかっただけで、実は別の意味があって、悪い意味だったり、エッチな意味が含まれていることもあります。あるいは、単純に誤字だったり。
親の無知からヘンな名前を付けられた子供は、名乗るたびに笑われたり、赤面したり、人生で苦労することに……。
私が小学校の頃、学校の宿題で「自分の親に、名前の由来を聞いてきてください」というのがありました。
そこで、「あなたには、大きくなったら○○みたいに立派になってほしいから、○○という名前にしたのよ」と、ルーツを知るのは、感動的だったのを記憶しています。
「たまたま読んでたマンガの主人公の名前から拝借しただけで、特に深い意味はないんだわー、あははは」とか、聞かされたら、子供としてはショックかも知れません……。
犬や猫などのペットであれば、どんなに突飛なネーミングであろうと、自分で書類に名前を書くことも、自己紹介で自分の名前を発音することも無いわけですが、人間となると話は別です。
自分では選べない「看板」を、一生背負っていくことになる。
「名前は、親が子供にあげる、最初のプレゼント」なんて綺麗なキャッチコピーもありますが、プレゼントにはもらって嬉しいものもあれば、そうでないものもあります。
もちろん、名付けられた本人が納得して、気に入っているなら、他人がとやかく言うことではないんですけどね。
最近の学校の先生たち、生徒の名簿の読み方で苦労していることを鑑みると、大変だなあ、と思ってしまいます。
近年では、珍しい読み方をするような奇抜な名前を「キラキラネーム」と呼んだりします。
700年以上も昔、兼好法師が『徒然草』の中で、「最近の親の名付け方」について触れているそうです。
「人の名前においても、見慣れない珍しい漢字を付けるのがはやっているが、まったくつまらないことだ。どんなことも、珍しさを求め、一般的ではないものを好むのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやることだ」
いやはや、現代にも通じる箴言。鎌倉時代に、既に苦言を呈していたとは……。
新しい時代になると、変わった名前をつける人が増え、その数が増えてスタンダードとなり、名前に関する価値観や認知度も次第にアップデートされていく……こうして、どの時代にもある「キラキラネーム」というのは変遷を辿っていくのでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんの名前のパターンが、今の世の中から考えると「古い名前だな」と感じてしまうかもしれません。
でも、いつか自分がおじいちゃん・おばあちゃんと呼ばれる年齢になった頃、その時の流行からすると「古いタイプの名前ですね」と思われるかもしれない、ということです。
NHKのドキュメンタリーで、キラキラネームで苦労した人が成人になって自ら改名手続きを行い、名前を変えた事例を取り上げていました。
その人が「名前がキラキラネームというのは、悪い言い方になるけど、親が馬鹿だと自己紹介しているようなものなんですよ」と語っていたのが印象に残っています。
少なくとも、漢字の持つ意味などを調べたり、周りの知人に意見を聞いたりしてから、慎重に名前を決めて役所に届けてほしい、と思います。
自分の知識で「良い字の並びだ」と思っていた組み合わせが、知らなかっただけで、実は別の意味があって、悪い意味だったり、エッチな意味が含まれていることもあります。あるいは、単純に誤字だったり。
親の無知からヘンな名前を付けられた子供は、名乗るたびに笑われたり、赤面したり、人生で苦労することに……。
私が小学校の頃、学校の宿題で「自分の親に、名前の由来を聞いてきてください」というのがありました。
そこで、「あなたには、大きくなったら○○みたいに立派になってほしいから、○○という名前にしたのよ」と、ルーツを知るのは、感動的だったのを記憶しています。
「たまたま読んでたマンガの主人公の名前から拝借しただけで、特に深い意味はないんだわー、あははは」とか、聞かされたら、子供としてはショックかも知れません……。
犬や猫などのペットであれば、どんなに突飛なネーミングであろうと、自分で書類に名前を書くことも、自己紹介で自分の名前を発音することも無いわけですが、人間となると話は別です。
自分では選べない「看板」を、一生背負っていくことになる。
「名前は、親が子供にあげる、最初のプレゼント」なんて綺麗なキャッチコピーもありますが、プレゼントにはもらって嬉しいものもあれば、そうでないものもあります。
もちろん、名付けられた本人が納得して、気に入っているなら、他人がとやかく言うことではないんですけどね。
最近の学校の先生たち、生徒の名簿の読み方で苦労していることを鑑みると、大変だなあ、と思ってしまいます。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
24hポイントが0だった作品を削除し再投稿したらHOTランキング3位以内に入った話
アミ100
エッセイ・ノンフィクション
私の作品「乙女ゲームのヒロインに転生、科学を駆使して剣と魔法の世界を生きる」がHOTランキング入り(最高で2位)しました、ありがとうございますm(_ _)m
この作品は2年ほど前に投稿したものを1度削除し、色々投稿の仕方を見直して再投稿したものです。
そこで、前回と投稿の仕方をどう変えたらどの程度変わったのかを記録しておこうと思います。
「投稿時、作品内容以外でどこに気を配るべきなのか」の参考になればと思いますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる