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僕の意志

僕の意志

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━━風がとても気持ちが良かった

帰ってきた リトゥランヂェに──


━━心がとても澄んでいた

あんなに居ていいのだろうか?と悩んだ場所は 今はもう そんな迷いは消え去っていた──


━━あまねく全てが穏やかに聴こえた

ソコで待っていてくれた人 ソコに導いてくれた人 ソコに居ることを望んでくれた人が 確かに居たから──


──僕は とても安心したのかもしれない
「 家族 」 という存在に──



[ - 第十一体 僕の意志 - ]



ソノ夜は忘れられない夜になるだろう
丸い月が柔らかな光を注ぐ
そして歌うように 風が奏でるのだ
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