不思議な日記。

ゆう:-D

文字の大きさ
上 下
1 / 1

日記との出会い

しおりを挟む
 彼女の名前は渡辺遥香。高校2年生で図書部の部長だ。といっても図書部は1人しかいないけど…。
 ある日のお昼休みのことだった。いつものように本の整理をしているとふとボロボロの日記が目に入った。
その日記を持ち帰って中を見てみると
「今日もあの子はいつもの河原で1人、
ギターの練習をしいた。思いを伝えたいけど勇気がでず、今回もダメだった。」
と書いてあった。
遥香は人の日記を黙って持って帰ってしまったと思い、日記に、
「ごめんなさい。勝手に持って帰ってしまって…。あと、余計なお世話かもしれませんが、頑張ってくださいね!」
と書いて、次の日の朝元あった場所に返した。
 その日の放課後いつものように本の整理をしていた時だった。あの日記のことが無性に気になり見に行きました。日記はまだそこに置いてあって、開いて見ると、
「あなたは誰ですか?人の日記を勝手に見るなんて最低ですよ!!加藤 悟史 2007/08/28」
と、書いてあった。
遥香は日記を持ち帰り、返事を書くことにした。
「加藤 悟史様へ 
私の名前は渡辺 遥香。高校2年生で図書部の部長をしています。
日記のことは本当に反省しています。
本当にごめんなさい。
あと、2007年じゃなくて2015年ですよ(笑)
渡辺 遥香 2015/08/28」

 また翌朝に日記を元あったとこに戻して、放課後、また日記を持ち帰った。
「渡辺 遥香様へ
日記のことはもういいです。それよりふざけないでください。今は正真正銘2007年です!。そっちが本当に未来の世界なら
明日起きることを当ててみてください。
加藤 悟史 2007/08/29」
遥香は仕方なく返事を書くことにした。
「加藤 悟史様へ 
許してくださってよかったです。
ふざけてなんていません、今は2015年ですよ。
2007年の8月30日には電車と車の大きな事故が起きます。どのチャンネルも見てもそのニュースばかりながれていると思います。渡辺 遥香 2015/08/29」

翌日の放課後、遥香は日記を持ち帰って
返事を見てみた。どんな返事が返ってくるか遥香は少し楽しみでいた。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...