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ナース服のベス1

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「……」
 あれれ?俺は、確か試合をしていたはずだ。ベスと。いつもの氷のようなベスではなく炎のようなベスと闘っていて、圧倒されてしまい……。
 ここは、ベッドの上。っていうことは俺は試合中に意識を失ってしまい、病院送りにされてしまったということなのだろうか?いや、きっとそういうことなのだろう。
 鏡はないけど、身体の大きさに違和感はない。命は失っておらず、どこかの新しい世界には転生していないということだ。また赤ちゃんに戻らなくて良かったと思う。

 ガチャリ。木製の扉が開いて、女の人が入ってきた。長身で頭の大きさ、手脚の長さ、身体全体の曲線と胸の大きさが見事なまでにバランスの取れた、顔の造形から身体全体のシルエットまで全てにおいてパーフェクトな女性、俺の母親エリカ・アイアンバトラーその人である。
「良かったわ。目覚めたのね!」
 そう言って、満面の笑みと瞳には涙を少しだけ潤わせて、白バラと讃えられるほどの美貌を35歳をすぎてなおも誇る絶世の美女、別嬪が上半身を起こした俺に抱きついてこようとしてくる。こんな時もプラズマの迅雷はなぜか健在で、結構迫力があった。
 アクセルとしては母親で、この身体も半分は彼女からできているのでるが、山田翔太としての記憶がバッチリ残る俺としては、血筋的には実の母親でありながらかなりドキリとしてしまう。かつての俺の享年より数年ほど年を取ったとはいえ、その美貌や色香は衰えることはなく、熟味が増しているのだ。

「って、この役目はわたしじゃなくて、あなたの役目だったわね。ベス」
「ええ。エリカ……」
 ドキっ。声を聞いただけで俺は胸キュンになってしまう。cv瀬戸内麻沙希の少しだけ年上の色っぽくて、それでいて可愛い声。まあ、固有名詞を出せてしまうのが転生ものの良きであろう。ちなみに母親であるエリカのcvは、中平芽依である。
 しかし声は聞こえども、なかなか姿を現してはくれなかった。母親の後ろに隠れているのは分かるけど。
「ほら、ベス。恥ずかしがらないで。かわいいし似合っているんだから良いじゃない。それにその姿、若い男の子だったらすごく喜ぶはずよ。あと、うちの旦那もね」
 一体、母さんは何を言っているのか?
「ええ。分かったわ」
「え?ええええ!」
 姿を現したベスの姿を見て、俺は驚いた。
「もう!そんなに派手に驚くことはないでしょ!」
「ゴゴゴ、ごめん……」
 ベスは薄いピンク色のナース服を着ていたのだ。

 ごっくん。驚いた後にやって来たのは、悩殺ノックアウト負けであった。ベスのナース服姿、すごく似合っている。似合いすぎている!母さんは可愛いと言っていたけど、男の俺は可愛い以上にやはり色っぽさでありセクシーさを感じてしまう。その姿に視線も心も吸い寄せられてしまう。
「そんなにジロジロ見ないでよ」
「ごめん。その、母さんの言っていた通りすごく似合っているからさ……」
 ベスの背丈は母親のエリカに比べたら低い。それでも平均的な女性に比べたら十分高い方であるのだ。頭の大きさはほぼ同じぐらいかベスの方が心なしか大きいほど。これは、まあ、母さんが小顔すぎるせいであろう。
 手脚の長さも数字的に少し母親より短いということになるのであろうが、身体全体でのバランス的にも少し短いように感じられる。母親がパーフェクトな身体のラインを描いているのに対して、ベスのほうが少し全体的に厚みがあって盛り上がっている。
 おっぱいもヒップも。そのことがナース服を着ることによりくっきりはっきりと現れているのだ。少し違うしゲームの時代より今現在は未来なんだけど、スクエアジャングルはゲームのスクエアジャングルと似通っている異世界であるのだ。
 なので、まんま21世紀のナース服が存在してしまってもいる。ちなみに、ポリコレガン無視のやる気を見せている作品であり、それが若い男の俺からしてみたらすごくすごく嬉しくあるのだ!
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