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第五章 星火燎原
燃えあがる灰
しおりを挟むクラリックはようやく目覚めると、霞がかった意識をはっきりさせるため幾度となく頭を振る。
水上の怪物はまるで出来の悪い壁画のように平面的でのっぺりして見えた。視点を遠景から近傍に戻すと、倒れた人と水に浮かぶ魚が、これまた技巧を欠いた絵として展開された。
ゆっくりと膝を立てて腰を持ち上げた。サルキアとガラッドの姿がある。あのジヴという若者もいる。面白いほどに味方はいない。顔を見知った人間も少ない。ルゴーは死んだ。
(ベイリー様もメリサも……?)
クラリックは見た。
ベイリーの上に覆いかぶさる金髪の薄汚れた身形の男を。
「ルードウィン・ザナック。どうして?!」
クラリックがよろめき走り出すのと、ルードウィンが弯曲したナイフを手中に閃かせるのはまったく同時だった。
「殺しては駄目!」
毅然とした口ぶりでサルキアが叫んだ。
「そいつはまだ殺したらいけない」
ガラッドはサルキアの豹変ぶりと迫る危機とのどちらに対応すべきなのかわからなかった。
「くそったれ、あのガキ、よりによってこっちに! それになんだ? そのみすぼらしい漁師が――俺たちが仕留め損ねた奴だってのかよ。ちっ、どうしろってんだ?!」
九つの首を引き連れて逃走するウェスにガラッドは呪いを吐いた。いや、呪わしいのは混迷の状況そのものだった。
ウェスとしては、ハイドラに追われ、行く先にある一番近い岸辺に漕ぎ付けようとしたに過ぎなかった。おぞましい首どもは、それぞれがまるで別の生き物のごとく互いを押しのけ合いながら、水上を、水面下を、猛追してくる。
「逃げるぞ! サルキア!」
ジヴが公女の細いを腕を取った。が、サルキアは体重を数倍したかのようにビクともしない。
「サルキア!」
ガラッドもまた喉を震わせた。
サルキアが河面を睨み据えたまま動かないのは恐怖からではない。足がすくむのは無理からぬことではあったが、彼女の硬直《カタレプシー》の理由を探っている暇はない。
「総督代理。王都を留守にしてまでベイリー様を……」
そう漏らすクラリックにルードウィンは泥だらけの顔を向けた。
「君たちがおびき出したんじゃないのか? ねえ、クラリック。僕はしくじらない。君がそこのお嬢さんを仕留め損ねたようにはね」
クラリックは泥を泳ぐようにルードウィンに掴みかかると、両手をその首にかけた。しかし、柔弱な文官に過ぎないクラリックでは、華奢な風貌とはいえ数々の戦地をくぐりぬけたルードウィンには敵わない。すぐに腕を捻り上げられて、押さえ込まれた。
「えげつねえ化け物が迫ってるってのに、取っ組み合ってる場合じゃねえだろ」
と、ルードウィンとクラリックの騒動を横目にガラッドが言う。「ジヴ、こうなったら俺たちだけでもずらかるぞ」
「サルキア、放っておいてもベイリーはアレに喰われるさ。行こう」
ジヴが呼びかけても、サルキアはゆっくりと首を振る。
「一番、早い首はどれ?」
「何を言ってる?」とガラッド。
「だから――とびっきり早く、呑み込んだものを胃に送り込んでくれる首は? やっぱ太くて短いあの首?」
――首は道、道は首。
ブツブツと呟くサルキア。
ガラッドは髪を掻きむしる。こうなれば力づくで連れ去るべきか。玉座がハイドラに飲み込まれたいま、サルキアはこの旅のおける最後の収穫だった。しかし、そのサルキアの様子がおかしい。
「姫さんよぉ、ぶっ飛んだことを言ってねえで、ここはいったん……」
「なるべく誤差のないタイミングに玉座に。でないと三者が分かたれたまま――変成の眠りについてしまう」
「何言ってんだ?! しっかりしてくれよ!」ガラッドは軽くサルキアの頬を張る。
(ここらで俺の運も打ち止めかよ)
ガラッドの諦念を夕映えが照ら出した時、ようやくウェスとメリサ、そしてラトナーカルを乗せた光走船が着岸した。その背後では禍々しい九つの暗黒が口を開ける。
「クラリック! あんたらっ何モタモタしてんの?! とっとと河から離れなよ、アレは水棲生物、陸にゃ上がってこないっしょ」
岸に降り立つなりメリサが叫んだ。ガラッドとジヴは顔を見合わせた。
「ジヴ、ずらかるぞ」
「ええ、でも」ジヴは行動を決めかねた。サルキア、そして死したヴェローナへの哀訴の情が彼を引き留める。玉座からも公女からも、つまり権力から手を引こうと決めたガラッドの行動は迅速だ。
「ここにゃ俺たちが切り取れるものはねえ、まごまごしてると何もかもが暗くなる」
そこへルードウィンが声を上げた。
「王位継承者と救国の英雄は二人ともここで終焉を迎える。僕に従うなら、栄達を約束しよう!! あの化け物から僕を守れ、追い払う方法はないの!?」
クラリックの指が折れた。鈍い音と高い悲鳴。メリサはようやく漁民に扮したルードウィンの存在に気付いた。
「逆らうな。頼むから、こんなふうにさせないでくれ、アレを近づけさせるな!」
言いながら、ルードウィンはさらに一本クラリックの指を折る。端正だったルードウィンの顔は歪に引き歪んで、汚辱に塗れていた。
「もう来てたの」メリサが歯噛みした。「クラリックとベイリー様に手を出さないで。もし助かりたいのだったら、悪魔の中指に避難しな」
「罠じゃないだろうね」
「好きに思えばいい」
「じゃ、クラリックと僕だけが入る。もし怪しい動きがあれば――例えば装甲車に閉じ込めるようなことがあれば――クラリックは殺す」
「ウェス・ターナー、この子も入れてやって」
「ダメだ」ルードウィンは、きっぱりと却下した。「残りは外だ。ベイリーも」
装甲車に飛び込む前に、ルードウィンはベイリーに一瞥をくれた。ベイリーの唇がまた震えたのを、見逃さなかった。
――ルディ、ブーツが乾いたらまた出発しよう。暗い森はやがて尽きる。
かぼそいベイリーの声。
二人が部隊を率いて戦地を転々としていた頃の記憶を反芻しているのだろう。
ルードウィンの表情は変わらなかった。というより、身て取れる、あらゆる感情が凪ぐ。
「そうだね、きっと明日にはシャツもブーツも乾いてる。明後日には焼きたてのパンと冷えたマーヴァ酒にありつけるかもしれない。日々よくなっていく。来年の今頃は太陽と月だって僕らの行軍に追いつけなくなる」
それだけを口にするとクラリックを引っ張り込んで、ルードウィンは悪魔の中指に潜り込もうとしたが、
「待って、曳光弾をちょうだい。あいつらに効くか試してみる」
メリサは装甲車に備え付けの装備を要求した。ルードウィンは素直にそれを差し出すとヴェローナがこじ開けたキューポラのハッチを閉じた。
「さぁて、よーく御覧じろ、あのキモ生物を退散させられるか否か」
「光の受容器官はなさそうだ。だとしたら何を手がかりに追ってきてる? 熱か臭いか」この後に及んでウェスはじっくりと敵を分析した。
地平線に闇がせり上がる。メリサが曳光弾をハイドラに向けて放った。
怪物の九本の首は、尾を曳いて飛翔するマグネシウムの光にたじろいだ。
「やつら、口腔の中に眼がある!」
ウェスは、ハイドラの口の内部にまぶたのない無数の眼が並んでいるのを発見した。
「最悪」メリサの声に嫌悪が迸った。
曳光弾の明るい輝きは敵に影響した。しかし、それは足止めにしかならない。光が収まるとまた蠢くような進軍を始めるのだった。
「いまだ、あんたらは逃げろ!」
とウェスは遥かに年上のガラッドたちに指示を飛ばす。
「おまえらはどうすんだよ?!」
「ギリギリまで観察する。眼に焼き付ける。次は勝つ」
「馬鹿か。そん時にゃ相棒は骨も残ってねえよ」
「――スタン」ウェスは唇を噛んだ。
「だからよぉ、一緒に逃げるんだ。ルードウィンてのは、このまま放置しとけばいい。運がよけりゃ装甲車ごとゴックンされて終わり、だ」
「ダメ、クラリックがいる!」メリサがガラッドを親の仇のごとく睨みつけた。
完全な手詰まりだった。
誰もがそれぞれの理由からここを動けないでいる。ガラッドたちでさえ、まだサルキアに未練がある。とはいえ、立ち止まったままでいるのなら、十数秒後にはハイドラの淫猥なキスを浴びることになる。感情は合理性を妨げ、矜持が保身を蝕んだ。
「逃げてはいけない。立ち向かうの。そして竜紋《サーペイン》の三人目の保持者を捧げなさい」
サルキアが傲然と顔を上げた。それはかつての公女の顔ではない。まるで別の誰かが乗り移ったかのように声色が変じた。
「――俺は、わたしは、まぁ、どっちでもいい」人称に混乱があった。まとまりのないパーソナリティはやがてノイズを排し、自己を収斂させながら語り掛ける。
憑依、降霊。この時代、その現象を形容する言葉は多くない。
「王家の血。そして、このかたわれ時の不分明な摂化力《ゾーナム》に乗じてチャンネルを握ることができた。この娘の中にいる者、つまり俺が誰なのか、それは重要ではない」
「――?」
「時間がない。我が子らよ。俺は野次馬に過ぎないが、賭ける価値のある馬だ。候補者を捧げろ。おまえたちが足を絡めとられたジレンマを突破する方法はそれしかない。あの怪物に三つの永遠を孕ませろ。それとも――」
光輝に充ちたサルキアは波のように押し寄せてくるハイドラの無数の首のひとつを指差した。そしてフィラメントが切れるように意識を失って倒れる。と、同時に太陽は完全に地平線に没した。
「なんなのよ?!」とメリサ。
「サルキアはさっきからずっとこうだ。ベイリーを化け物に喰わせること、それしか言わねえ」ガラッドは引きつった顔を横に振った。「狂っちまったのかも」
サルキアの行き過ぎた復讐心。メリサはそう考えることもできた。だとしたらそれを受け入れる理由はない。しかし、メリサの内にある血統の囁きが、そうではないと伝えていた。ベイリーを補佐すべき〈寄合〉の使命感がサルキアの愚行を止めようと働かないのだ。
「そ、そんなことできるわけないじゃない」
それでも辛うじてメリサは言った。
「いや、やろう」ウェスが重々しく言った。「愛する者を取り戻すためには先に手放す必要がある」
砂漠の民の聖句のひとつを噛み砕いて訳した。
「どちらにしろこのまま手をこまねいてれば、ベイリーもボクたちも飲み込まれる」
サルキアのまとっていたオーラには信じがたいことを信じさせる神聖な説得力があったとはいえ、それにしても突拍子もない命令《オーダー》だった。
信仰を持たぬ人間にも非合理に命を賭す瞬間は訪れる。希望と絶望がぴったり釣り合った時に、あるいはどちらかがもう一方を圧した時に。
「ベイリーを光走船に乗せろ。メリサ、あんたは岸から曳光弾でハイドラを牽制するんだ。そっちのボロボロの人はええと」
「ジヴだ。ナドアの里で会ったろ」
「この姫さんを守ってやって。服を脱いで装飾品を外して、泥にうずくまって、息を潜めてれば襲われないかもしれない。あの化け物は生態系における異物を攻撃してる」
「裸で抱き合ってろっていうのか?」
ウェスは顔を赤らめるジヴを無視して、
「で、ラトナはとうとう船を漕ぐんだ。スタンが見てたら喜ぶぜ。ただ、俺の船は光のない夜じゃ性能をほとんど発揮できない」
「ウェス。これを使えないのか?」
ガラッドはサルキアの懐から長陽石を取り出した。
ウグイスを象った美しい細工。まるで太陽の光を押し固めたかのように輝いている。レイゼルが所持しているものとまったく同じ物をどうしてサルキアが持っているのか、ウェスは首を傾げたが、いまはそれを詮索している時ではない。
「こいつに閉じ込められた光を解放するには特別な音が必要らしい。今は役に……」
――立たない、と言いかけた時、盟友の意図を察したかのようにラトナが吠えた。
河岸の夜を穿って光が充ちた。
「すげえ!」
ラトナーカルの奇声は石に呼びかける力があるらしい。
「おまえってやつは! 最高に頼りになる仲間だぜ」
ウェスとラトナが拳を触れ合わせた。
「ウェス、だったら俺は?」とガラッドが心細そうに訊ねた。
「ガラッドのおっさん、あんたは一緒に乗ってもらう。俺が操縦してラトナが漕ぐ。あんたは機を見てベイリーを放り込んでよ。いけすかない相手。でしょ?」
「ああ、悪夢にだって出てこねえような不細工な化け物に一飲みにされちまえばいいとさえ思ってたね」
ガラッドは鼻腔をひくつかせた。
「期待してる」
「くそったれ、お前を使ってやるつもりだったのに使われるハメになるなんて」
だから言ったでしょう、という顔付きでジヴが笑った。ガラッドさん、あのガキどもを飼い慣らせるなんて思わないほうがいいって。
「夜と潮の香りがする。準備はいい?」
大きく息を吸い込んだウェス・ターナーは船の機関部に光輝く鳥を置いた。ウグイスは春の訪れを告げる鳥だ、とかつてレイゼルが言ったことがある。
光走船は羽ばたくように走り出した。
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