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十三不塔

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第二章 首輪と接吻

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 聖ラウレンシオ記念病院。辿り着いたのはそこだった。
 眼を丸くする銅音に構わず奥村は「降りろ」と急かす。ここは星南の入院している病院だった。奥村は自分と星南の関係を知っているのだろうか。
 銅音は大股の奥村に追いすがるようにして走った。
 前回は忍び込むように来院したため、その雰囲気がつかみきれなかったが、聖ラウレンシオ記念病院は豪奢でいながら上品で落ち着きがある。
〝御復活のラウレンシオ〟またはブラザー・ローレンスと呼ばれる聖者の名を冠した病院のホ―ルだけあって、敬虔なる神の僕ラウレンシオを描いた美しい油彩画が飾られていた。病院というより礼拝堂といったほうがいい、吹き抜けの荘厳なエントランス。小ぶりなパイプオルガンまで置いてあった。
 奥村は受付のテーブルにドンと拳を置くと、礼儀の欠片もない荒っぽい口ぶりでまくし立てた。
「なぁ、ここに安心院って男が入院してたはずだ。執刀医は誰だ? 心不全で死んだってことだが、手術は失敗したのか?」
 修道服をイメージさせる白衣をまとった受付の女性は、そんな奥村の勢いに気圧されることなく、おっとりと答えた。
「患者さまの情報についてはお答えしかねます。ご親類の方ですか?」
「まあな」と奥村が言い放つが、信用されているとは言い難い。
 銅音は横から割って入るとこう言った。
「安心院様とは日曜礼拝でご一緒させて頂いておりました。お体の具合が思わしくないとの噂は耳にしておりましたが、日々の雑事が思うように任せず、見舞いに参じようと気が急くばかりで、とうとうこちらへは来そびれてしまいました。せめて臨終のご様子だけでもうかがっておこうと思いまして。苦しみなく天の国へ旅立ったのであれば幸いなのですが」
 受付の女性は潤んだ瞳でゆっくりと銅音を見つめると、申し訳ありません、と言った。
「やはり教えの姉妹であろうとも規則は規則ですので」
「七面倒だな。聞け、俺は警察だ。実はデリケートな事案で動いている」と奥村はとうとう警察を名乗った。チラリと黒っぽい手帳を取り出すが、信心深い女を騙すには十分だった。そわそわ落ち着かない銅音に嘘も方便だろ、とでもいうように目配せをしてみせる。
 受付の女性は気まずそうに言った。
「申し訳ありませんが、安心院氏について言えることは多くありません。安心院氏はこの病院に検査入院しておりましたが――そして不幸にも入院中に息を引き取られたのですが――そちらの方が仰るような手術はされておりません。従って執刀医も存在しません」
「脊椎の金属片を摘出する手術だぞ」
「ええ、いかなる手術も予定されておりませんでした。容体が急変しお亡くなりになられましたが、最期のお顔は安らかだったと担当ナースはそう言っておりました」
 奥村と銅音は顔を見合わせた。
「どういうことだ?」
 あの夜の安心院の振舞いを銅音は記憶から呼び出してみる。緊張と余裕のなさが見て取れた。命を賭けたゲームをしていたのだ、無理もない。しかし、それはむしろ何かに強いられたもののように感じられた。安心院の脊椎に命取りの異物が埋まっていたのか、そうでないのか、それはもうわからない。たとえ、それが妄想の類であっても抜き差しならない選択を迫られていたことは確かだった。
「行こう。やつの葬式に乗り込む。今日はもう学校には戻れないぞ」
「わかったよ」観念したように銅音は肩をすくめた。卒業までクラス中にシカトされるというゾッとしない青春の一ページを、今後、折りに触れて思い起こすことになるのだろう。
「なぁに森下君がいるだろ」
「あいつは――」と銅音がそう言いかけた時、
「――鹿野さん」
 背後から声がかかった。
 振り向くまでもない、この病院で出くわす可能性があるのは、もうひとりだけ。
「何をしているの?」
 臥織星南がそこに居た。入院患者のどことなく垢じみた影のようなものとは無縁の美しく静謐な佇まいである。あれから星南を尋ねなかったことに銅音は気まずさを感じた。
「星南ちゃん」
「そっちの方は?」
 星南はジャージ姿で購買の袋をぶら下げて立っていた。
「ええと」銅音はしどろもどろになった。奥村との関係を説明するのは難しい。「うちの学校のOB」
「へぇ」と訝し気に星南は眼を細めた。「怪しいな。いたいけな中年を掌で転がしてお金をむしり取ってるんだよね」
「いや、逆でしょ。ここはさ、純真な女子高生がロリコン中年に騙されてるって構図でしょ」
「ふふ、そうだね」星南は快活だったが、銅音は安心すると同時に暗澹とした。彼女を救うための手立てはいまだ何もないのだ。
「銅音、君の友達か」
「まあね」
 銅音が肯うと、奥村は珍しそうに星南を眺めた。
 その星南もまた思わぬ来客を見つめていたが、やがて思いを決したように口を開いた。
「せっかく来たのなら、上の談話室でお茶でも飲まない? 今日、誕生日なの」
 ぶるぶると奥村は首を振り、お誕生日会してる時間はない、大人は忙しい、と言った。
「学園祭じゃ大人気なく張り切ってたくせに」と銅音が皮肉ると、
「少しなら猶予はある。さっき貰ったケーキが車にあるから取って来る。バースデーソングは俺が戻ってくるまでに済ませとけ」と渋々奥村は言い置いて出て行った。
「大丈夫なの?」
「もちろん。あの人って心配性だから」
 談話室には、礼拝堂とは呼べぬような小さな祭壇が備え付けられていた。磔刑にされた男は、痛々しいリアリティを曖昧に和らげて翼のない天使といった佇まいだ。パジャマ姿の患者たちの他に銅音たちのような見舞客がちらほらと見える。
 銅音は売店で買ったスナック菓子を拡げて、それに手を伸ばした。景品で勝ち取ったレアチーズケーキも到着した。蝋燭はないが、誕生日を祝うのには悪くなかった。
「また来ると言ってたから、心のどこかで期待しちゃってたかも」
「その、それが……」銅音は歯切れ悪く言い訳をした。「ごめん、あれだけ息巻いておきながら、あなたを助ける方法を何一つ思い浮かばなかった」
 ううん、いいの、と諦めの穏やかさを星南は笑みに含んだ。
「この人にはわたしのことを?」
「言ってない」きっぱりと銅音は言った。「席外してもらおうか?」
「ううん、誕生日はにぎやかなほうがいい。わたしの一八歳はたっぷり半年もあるのだし」
 奥村は怪訝な表情になった。が、珍しく口を挟もうとしなかった。
「明後日、わたしは貸し出される。あなたたちは何をしに来たの?」
「それがさ、えっと」またもや銅音は口ごもった。〈パラドクサ〉のことも安心院のことも森下のことも星南には言えるはずがなかった。
「鹿野さんには秘密が集まってくるみたい。ふふ」
「面白くなんかないよ」銅音は肩をすくめた。
 不機嫌そうにミネラルウォーターのキャップを弄んでいた奥村がぼそりと言った。
「俺たちはある写真家の死に様を確かめに来た。当てが外れた。これから葬儀に出る。すまないが時間がないんだ」
「そのコスプレで? 嘘でしょ。わたしの服を貸してあげるよ。サイズは合うと思う」
「ありがと。あの戦場カメラマン。死んだからって逃げられると思うなよ」
「戦場カメラマン? それって安心院剰一?」星南の顔色が急変した。
「知ってるの? 有名人らしいけど」
 銅音の問いかけに星南はジッと考え込む。そして決意をしたように切り出した。
「わたしの記録写真を撮ったのが安心院。漆間嶺に依頼されてわたしと漆間の記録を残した」 
「どういうこと? 安心院と漆間につながりが?」
 ――どうも、と奥村は二人に割り込んだ。
「この病院は嫌な臭いがぷんぷんするな。星南ちゃんと言ったな、ずっと黙っていたが、聞き捨てならないことがいくつかあった。もちろん言いたくなければ言わなければいいが――安心院、漆間、それに貸し出されるというのは?」
 二人の少女は顔を見合わせた。「悪いけど、あなたに言うことはないの」と星南。
「ああ、しかし君たちがそのつもりならこっちから提供できる情報もある」
「この人マスゴミだよ。さっきは親族や警察を騙って情報を聞き出してた」
 偽クリスチャンを演じた自分をすっかり棚に上げて銅音は糾弾した。
「役に立つかも、だろ?」
「わかったよ。でも、その前に二人のことを先に教えて」星南が慎重に要求する。
銅音は星南に安心院との一件をかいつまんで話した。奥村には星南の陥った苦境について触れたが、奥村なら正しくあらましを掴んだはずだ。接点のないと思われていた人物がこの病院において繋がっている。おそらく聖ラウレンシオ記念病院は漆間かそれに連なる人間の息がかかっているのだろう。あるいは安心院はここで殺されたのかもしれない。
「安心院は権力者のスキャンダルを抱え込んだ。かつては理想を掲げた戦場カメラマンだったこともある男だ。少女を弄ぶ片棒を担いだのは何故だ?」奥村は声に出して自問する。
「その高邁な理想ってのとは別に安心院には重度のロリコン趣味があったのよ。宗教的な倫理ではいつも自分を苛んでいたけれど嗜好を止めることはできなかった。もちろん平和を謳いながら戦地の少女たちに手をつけてた」と星南。
「救われねえ野郎だ」奥村は舌打ちをした。漆間と安心院と星南の関係を訊ねるまでもなく見抜いているのだろう。それにしてもどうして漆間はそんなにも絶大な権力を握るようになったのか。たかが政治家秘書にしては増長が過ぎるのではないか。
「漆間は沼田の秘書だが、それは表向きのことで舵を取ってるのはむしろ漆間の方だ。漆間は元官僚だ。霞が関では世の中を変えられないと政治家に転向したことになっちゃいる。ま、そんなのは嘘だな。今も奴はばっちり経済環境省に紐づけられてる。政治の世界に来たのは大きな目的があるのさ」
「カジノを作るため?」
「ああ、しかしそれは小さな発火点に過ぎない」
「もっと大きなことって何よ」カジノ法案を通すために生贄になった星南には憤慨する権利があるだろう。想像してみろ、と奥村が言う。麻雀で戦った時のように欺瞞の絡繰りを暴けと銅音を鼓舞する。記者なら自明の理なのか。銅音は頭を捻り、やがて――
「――そっか、もしかしたら、お酒?」
「ああ、漆間の派閥はアルコール飲料の全面解禁を水面下で推進してる。カジノによって海外からの客の外貨を狙うならアルコールの提供は必須。一歩目はカジノだけの限定解禁、それからなし崩し的にこの国の飲酒文化を復活させるつもりなのさ」
 禁酒法を日本に押し付けたアメリカでさえ、いまや州によっては酒を解禁している。じわじわと日本にもアルコール解禁の潮流が押し寄せてきているのは知っていたが。
「噂以上に解禁までのシナリオは進行してる。でもな、誰も本当には理解しちゃいなかったんだよ。こいつはカジノなんて話にならないくらいの利権を生み出すってことを。それほど長い間日本人は酒のことを忘れてたのさ。しかし眼を覚ました。森下のような連中が寝ぼけ眼のバカどもを叩き起こした。そして魑魅魍魎たちの暗闘が始まる」
「スケールが大きすぎる」星南はこめかみを抑えた。
「一番見やすいのはアルコールの製造・管理・流通を巡る経済環境省と厚生労働省の確執だが漆間の相手はそれだけじゃない。酒を敵視する諸勢力を牽制するのも一筋縄じゃいかない」
 甘い汁を吸うために汚い大人たちが殺到しているのはわかる。好きにしたらいい。しかし、その中で踏みつけにされる少女のことは誰も省みないのだ。
「森下は信用するな。酒を復興させたいあいつは推進派の漆間につくほかない」
「そうなの?」と銅音は歯噛みした。「あいつは敵なの?」
「心を許すな。知られちゃならねえ。安心院の写真データ。漆間を失脚させられるカードがあるってことをな。誰よりも先に俺たちはそれを手に入れる」
「漆間は秘密を絶対に外に漏らしたりしない」と星南が断言する。
 悲哀と諦念に満ちた囁き。星南は明後日から半年間の死を味わう。目覚める保証がどこにあるというのだろう。薄汚い大人たちのさじ加減ひとつで半年が永遠に延長されることだってありえる。
「もしかしたら安心院のやつはそれで消されたのかも。何かの方法で漆間の視線をかいくぐって奴を告発しようとしていたのかも。とびきりのネタをどこかに隠し持ってたか」
「でも、だって証拠もないんでしょ?」と銅音。
「わからねえ」奥村は苛立たしそうに星南の肩を揺さぶった。「お嬢ちゃん、こんな病院出てしかるべき施設に身を寄せろ。これは虐待以外の何ものでもない」
 が、星南の諦念に満ちた瞳に見据えられて前言を撤回する。
「いや、違う。もしかしたら――」
 ゆっくりと星南は頷いた。
「どっちみち、わたしには〈首輪〉がついてる」
 それだけで奥村は察したようだ。自己保存本能を外部からコントロールされる、それが〈首輪〉だった。これを外すには、それを仕掛けた人間だけが知る秘密鍵が要る。
「なんてこった」奥村は本気で怒っていた。
「大丈夫。あと一度我慢すれば解放してくれってパパが言ってた。これが最後なの」
「やめろ、自分でも信じていないことを言うのは」
 奥村は吐き捨てるようにして言うと、ケーキを手づかみで貪り食った。
「漆間のジジイ。そして星南だったか、おまえの父親も、みんな腐ってる」
「あなたは違うの?」銅音は言った。他人のゴシップを飯のタネにする、それが奥村の生業なのだ。巨悪ではないにしろ立派な小悪党だろう。
「同じに見えるだろうな。それでいい」奥村は自嘲すると大きく息を吐いた。「――明日の夜、漆間は〈パラドクサ〉にやってくる。そこで勝負をするんだ。やつからすべてを奪い取って自由になれ」
「そんなことが……」
「できる。君も戦うんだ。自分の手で勝ち取れ。俺たちがサポートする」
 決然と奥村は言った。
「無理だよ、わたしはこの病院から出られない。いまだってほら、見張られてる」
 星南はチラリと視線を流した。
 クラスメートとその保護者が見舞いに来ているとでも話したのだろう、星南を包囲する人員は多くはないが、抜け目はなさそうだ。油断のない佇まいで星南を見守っている人間にいまさらながら銅音は気付いた。病人にも見舞客にもあんなタイプはいない。
「君はここを動く必要はない。〈相乗り〉オムニバスだよ。銅音、彼女の中に入って一緒に戦うんだ」
〈相乗り〉オムニバスのための手術には一度脳波計測用の電極を埋め込む必要があるのでしょ。〈首輪〉がそれを許さないでしょう」
「いや耳孔から測定器を入れるだけでいい。技術は進歩してる。どっちみち勝負は夜になるはず。君は病室のベッドで寝てるフリをしていられる」
「……それって」
 冗談でしょ、という言葉を星南は飲み込んだ。奥村の眼が本気だったからだ。銅音もまた奥村の様子に少なからず驚いていた。芸能記者を名乗る奥村がなぜ最先端の技術を使えるのかも説明がつかないし、さきほどの格闘技術にも謎が残る。答えはそのうち突き止めてやる。
「でも〈パラドクサ〉は〈相乗り〉オムニバスが許されていない」
「どっこい、こいつがある」奥村は赤い封筒をヒラヒラと振った。「あのガキに貰ったこいつがな。あまりにも都合が良すぎる気もするが、いまは渡りに舟と乗るしかないな」
おむつダイパー
 銅音は奥村から赤い封筒を取り上げ中身を引き出した。
「どうして」と星南は信じられないといったふうに眼を丸くさせた。「ダークウェブにだって出回っていない。よしんば手に入ったとしても女子高生に手の出る金額じゃないはず」
「ご想像にお任せするわ」
 銅音は興奮と背徳の入り混じった快感を感じた。実のところ、これは森下に譲られたものであり、出所を漏らすわけにはいかない。そもそも森下は、こんな事態を想定してこれを銅音に譲ったのだろうか。そんなわけはない、とは言い切れぬ底知れなさがあの少年にはあった。奥村も同じ思いらしく「食えねえガキだ」と言った。しかし銅音にとってはどちらも得体の知れない世界の人間たちなのである。
「よし、あとは安心院の撮った画像データを手に入れる。それを賭け金にして漆間を引っ張り出し破滅させてやる」
 悪漢そのものといった邪悪な笑いを奥村が浮かべる。
「この人なんなの?」とたまりかねて星南が訊いた。
「さぁ、わたしだって知りたいよ」銅音は首を傾げる。
 奥村は立ち上がって祭壇のキリストに目配せをした。
「サイドビジネスで救世主もやってる。心配するな、そっちもお手の物さ」
「ふん」と二人の女子高生は鼻息を漏らした。「今日出会ったあなたを信用しろと?」
 当然の問いを星南が投げかける。奥村は二人より大きく鼻息を吐く。
「信用は必要ない。状況把握だけが必要だ。君はこれ以上ないほど追い詰められている。この上失うものは何だ? それに最低な大人ばかりを見てきたようだが、いまさら最低な大人がひとり増えたところでどうだというんだ?」
「気休めもくれないなんて本当最低」と星南が低く罵るが、奥村は「結構」と話を打ち切ってしまう。「さてネタを掴みにいこうぜ。明日の予行練習だ。星南ちゃんだっけ、君は〈相乗り〉オムニバスするんだ。覚悟はあるようだな?」
 星南は迷いなく頷いた。
「問題は銅音ちゃん、君だ。いいかい? 騙されるのは好きじゃないだろうから先に言っておく。おむつダイパーは現行の法律では限りなくグレーだ。厳密に言うと電波法百二条の五及び不正アクセス行為の禁止等に関する法律のいくつかに抵触するおそれがある。それでもやるかい?」
「わたしは――」
「法が正義であり、それが何よりも優先すると考えるなら、君は友達を救えない」 
「やるよ」銅音は言った。
 悔恨も疚しさも引き受ける覚悟が少女には見えた。ただし銅音を貫いた感情はそれだけではない。奥村は見逃さなかった。紅潮した頬ははにかむように震えたのだった。
「決まりだな。すぐに受信機の取り付け措置をする。体性感覚誘発電位SEPの一種さ。これも鼻腔から装置を挿入する簡単なものだ。麻酔がないと少し痛いが」

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