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伝説のスナイパー
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裏社会で伝説と呼ばれ恐れられるスナイパーがいた。依頼の成功率は100パーセント。狙われれば命はない。裏社会で「ボノボ13」と呼ばれるそんな彼は
今日もまた一つ依頼を終わらせてあるマフィアのボスの元へ報告に来ていた。
屈強な身体に射抜くような鋭い眼光を持つボノボに、ボスは内心震えながらもその報告に応じた。
「……よく来てくれた。ボノボ13。」
「(*゚▽゚)ノ」
「私の依頼についてだが…首尾はどうだったかね?」
「(`・ω・´)b」
「……そうか。上手くいったか。結構。報酬は約束通りスイス銀行に振り込んでおこう。」
「(*´∀`)♪」
「今後とも宜しく頼むぞ。では、さらばだ。」
「ヽ(・∀・)」
ボノボが去った後、ボスの身を案じて部下たちが駆け込んで来た。
「ご無事でしたか⁉︎ボス!」
「……ああ。……ボノボ13……。噂に違わぬ威圧感を持つ男だった。」
「一体奴は何を話したんですか?」
「いや、何も話さなかった。一言も。だがその言わんとすることは不思議と伝わってきた。それもその……不思議な感覚なんだが……妙に親しい間柄のようにだ。」
「親しい間柄のように?しかし、奴は一言も発さなかったんですよね?」
「ああ。間違いない。全く不思議な男だよ。奴は…。」
ボノボの去っていったドアを見つめ、「なんかあったらまたボノボに頼んじゃおかな~」と思うボスであった。
今日もまた一つ依頼を終わらせてあるマフィアのボスの元へ報告に来ていた。
屈強な身体に射抜くような鋭い眼光を持つボノボに、ボスは内心震えながらもその報告に応じた。
「……よく来てくれた。ボノボ13。」
「(*゚▽゚)ノ」
「私の依頼についてだが…首尾はどうだったかね?」
「(`・ω・´)b」
「……そうか。上手くいったか。結構。報酬は約束通りスイス銀行に振り込んでおこう。」
「(*´∀`)♪」
「今後とも宜しく頼むぞ。では、さらばだ。」
「ヽ(・∀・)」
ボノボが去った後、ボスの身を案じて部下たちが駆け込んで来た。
「ご無事でしたか⁉︎ボス!」
「……ああ。……ボノボ13……。噂に違わぬ威圧感を持つ男だった。」
「一体奴は何を話したんですか?」
「いや、何も話さなかった。一言も。だがその言わんとすることは不思議と伝わってきた。それもその……不思議な感覚なんだが……妙に親しい間柄のようにだ。」
「親しい間柄のように?しかし、奴は一言も発さなかったんですよね?」
「ああ。間違いない。全く不思議な男だよ。奴は…。」
ボノボの去っていったドアを見つめ、「なんかあったらまたボノボに頼んじゃおかな~」と思うボスであった。
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