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第2章
もどかしい
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「あっ、ああ! アンソニー様ぁ!」
「アイル、痛かったら言うんだぞ」
アンソニーはそう言うと、アイルの中にゆっくりと入っていった。
「あ、あああ!」
アイルは押し開かれる感触に声を上げた。
「っはぁ。あんまり激しくして、治りが遅くなったらダメだから、今日はゆっくり、な?」
アンソニーは優しくそう言うと、ゆっくりと腰を回すようにして、アイルの奥を刺激した。
「あうっ! んっ……」
奥を刺激されて、アイルは体をビクビクさせた。
「はぁっ、お前の中、ぎゅーって締まって、気持ちいいよ」
アンソニーに耳元でささやかれて、アイルはさらにアンソニーをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。アンソニーはアイルを抱きしめたまま、うごめくアイルの中を堪能して、動かない。
「あう、あん、アンソニー様ぁ……」
アイルは後ろのアンソニーを振り返りながら、なにか言いたげに口を開けたり閉めたりした。
「どうした?」
「あっ、ふ、き、気持ちい、ですか?」
「ああ。お前の中が俺を離すまいとぎゅうぎゅう締め付けてきて、とても気持ちいい」
「ううっ、そ、そですか……」
行為はいつだって、主人であるアンソニーを気持ちよくさせるためのものだから、アンソニーが気持ち良ければそれでいい。アイルが気持ちいいかどうかは関係ないのだ。だから、アンソニーに動いて欲しいなんて、アイルには言えなかった。
「はっ、はううぅ」
アイルはもぞもぞと動いて、このもどかしさをなんとかしようとした。
「どうした? アイル」
「あ、あう……」
「ふふっ」
困っているアイルの様子を楽しげに見つめ、アンソニーはぐっと腰を引いた。
「ふあっ!!」
アンソニーがずるずると抜けていって、アイルは嬌声を上げる。アンソニーは入り口付近をゆっくりとこねまわしながら、アイルの乳首を指でぴんっ! とはじいた。
「あっ、あう、んっ」
もっと奥まで欲しい!
アイルは辛抱できずに腰を落として、自分からアンソニーのペニスを迎えに行こうとした。しかし、アンソニーにがしっと腰をつかまれてしまう。
「アイル、だめだ。今日はお尻が傷ついているから、あまりお尻に当たらないように、ゆっくり浅いところで気持ちよくなろう」
「へう? で、でも……」
「ほら、後ろの感覚に集中してごらん。気持ちいいだろう?」
相変わらずアンソニーは入り口近くのアイルの内壁をこねくり回している。
「あっ、あっ、」
アイルは短く嬌声を上げながら、腰をヘコッヘコッと振ってしまう。普段あまりいじめられない入り口を念入りに耕されて、気持ちよくてよだれが出てくる。しかし、決定的な快感が与えられないもどかしさに気が狂いそうだ。重たい一突きで奥まで貫いて、めちゃくちゃにしてほしいのに。
「アイル、痛かったら言うんだぞ」
アンソニーはそう言うと、アイルの中にゆっくりと入っていった。
「あ、あああ!」
アイルは押し開かれる感触に声を上げた。
「っはぁ。あんまり激しくして、治りが遅くなったらダメだから、今日はゆっくり、な?」
アンソニーは優しくそう言うと、ゆっくりと腰を回すようにして、アイルの奥を刺激した。
「あうっ! んっ……」
奥を刺激されて、アイルは体をビクビクさせた。
「はぁっ、お前の中、ぎゅーって締まって、気持ちいいよ」
アンソニーに耳元でささやかれて、アイルはさらにアンソニーをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。アンソニーはアイルを抱きしめたまま、うごめくアイルの中を堪能して、動かない。
「あう、あん、アンソニー様ぁ……」
アイルは後ろのアンソニーを振り返りながら、なにか言いたげに口を開けたり閉めたりした。
「どうした?」
「あっ、ふ、き、気持ちい、ですか?」
「ああ。お前の中が俺を離すまいとぎゅうぎゅう締め付けてきて、とても気持ちいい」
「ううっ、そ、そですか……」
行為はいつだって、主人であるアンソニーを気持ちよくさせるためのものだから、アンソニーが気持ち良ければそれでいい。アイルが気持ちいいかどうかは関係ないのだ。だから、アンソニーに動いて欲しいなんて、アイルには言えなかった。
「はっ、はううぅ」
アイルはもぞもぞと動いて、このもどかしさをなんとかしようとした。
「どうした? アイル」
「あ、あう……」
「ふふっ」
困っているアイルの様子を楽しげに見つめ、アンソニーはぐっと腰を引いた。
「ふあっ!!」
アンソニーがずるずると抜けていって、アイルは嬌声を上げる。アンソニーは入り口付近をゆっくりとこねまわしながら、アイルの乳首を指でぴんっ! とはじいた。
「あっ、あう、んっ」
もっと奥まで欲しい!
アイルは辛抱できずに腰を落として、自分からアンソニーのペニスを迎えに行こうとした。しかし、アンソニーにがしっと腰をつかまれてしまう。
「アイル、だめだ。今日はお尻が傷ついているから、あまりお尻に当たらないように、ゆっくり浅いところで気持ちよくなろう」
「へう? で、でも……」
「ほら、後ろの感覚に集中してごらん。気持ちいいだろう?」
相変わらずアンソニーは入り口近くのアイルの内壁をこねくり回している。
「あっ、あっ、」
アイルは短く嬌声を上げながら、腰をヘコッヘコッと振ってしまう。普段あまりいじめられない入り口を念入りに耕されて、気持ちよくてよだれが出てくる。しかし、決定的な快感が与えられないもどかしさに気が狂いそうだ。重たい一突きで奥まで貫いて、めちゃくちゃにしてほしいのに。
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