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第1章
最終試験 3
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「……なんだ? 尻を叩かれただけでイったのか?」
「ひゃ、ひゃい……」
ハァハァと息を荒げながらアイルは答えた。
「許可も得ずにイくなんて、奴隷として全くなってないな。アンソニーはどういう教育をしているんだ」
国王に言われて、アイルはハッとした。
「も、申し訳ありません! ち、違うんです。アンソニー殿下は僕には我慢が足りないって、イくのを我慢する訓練もしてくださってます! ただ単純に僕の我慢が足りないだけで……!」
「ふむ。つまり、自分は未熟だと言いたいんだな」
「は、はい……」
「確かに調教期間半年というのは長くはないが、そろそろお披露目されてもおかしくはない時期だ。いつまでも未熟なままでは許されないぞ。主人の命令なしにイってはならないという単純なルールすら守れないようじゃ、お前は落ちこぼれだ」
「うっ……」
アイルはうつむいて、下唇を噛みしめた。
「アンソニー殿下もお可哀そうに。こんな不出来な奴隷だとは」
リュセにも言われて、アイルはぐっとこぶしを握り締める。確かに僕はまだまだ未熟者だ。でも、僕は特別な奴隷なんだ。アンソニー様がそう言ってくれた。僕は、アンソニー様の言葉を信じる。
「へ、陛下。我慢が足らなかったことは反省しています。で、ですが、他の点では、きっと陛下にご満足いただける部分もあると思います。どうか試験を続けていただけないでしょうか」
「ほう……」
国王は少し眉を上げた。
「いいだろう。では、一番大事な閨事の審査に移るか」
国王がそう言うと、リュセが無言で国王の前に跪き、ズボンのボタンをゆっくりと外した。
「わっ……!」
アイルは思わず声を上げてしまった。国王のペニスの表面がごつごつしていたのだ。こんなペニスを見るのははじめてだった。
「なんだ。パール入りをことがないのか?」
「パール入り……?」
アイルは知らなかったが、サミルトン王国の貴族の間では、自身の財力を誇るために、ペニスに本物の真珠を埋め込むことが流行っていた。
「まあ、若いやつらはあまりやらないからな。これから目にする機会もあるだろう。よく見ておきなさい」
そう言って、国王はアイルにペニスを突き付けてきた。
「ふえっ」
近くで見ると、国王のペニスはグロテスクなほどパールが埋め込まれていた。ただでさえ太く、長い国王のペニスは、パールによってさらにごつごつとして、凶暴さを増している。これを入れられることを思って、アイルは思わず顔をゆがめた。
「おい!」
パシン! とリュセに尻を叩かれて、アイルは「あう!」と声を漏らした。
「なんだその顔は!」
「ご、ごめんなさい……」
「こんなに立派で美しいペニスを見せていただいて、ありがたいだろう?」
ほう、とため息をついて、リュセはうっとりと国王のペニスを眺めた。
「ふふっ、まあ、このペニスを受け入れるのは大変だからな。これを見てうっとりできるのはお前くらいだ、リュセ」
「んあっ、陛下……」
ご褒美とばかりに、リュセの頬に国王はペニスをぐりぐりとなすりつけた。リュセは無意識に腰をくねらせながら、国王の顔をうるんだ瞳で見上げた。
「しかし、アイル。怯えを顔に出してはいけない。奴隷は、主のどんな要求にも喜んでこたえなければ。主のやることを内心怖ろしく感じていても、表面上は喜んで見せろ。こんなふうに……な!」
国王はリュセの頭をおもむろに掴むと、その口の中にペニスを思いきり突っ込んだ。
「ぐごぉ!」
リュセは一瞬苦しそうな顔をしたが、すぐに一生懸命ペニスを吸い上げはじめた。
「こいつは調教が行き届いているから、私に何をされても喜びを感じたフリができる」
「ンンッ! う゛うっ!」
ゆるゆると首を振りながら、リュセが必死に何かを訴えていた。多分、フリではなく本当に喜んでいると伝えたいのだろう。国王はそんなリュセの頭を愛おしそうに撫でた後、ぐいと掴んで、その喉奥にペニスを打ち付けはじめた。
「んごぉ! あ゛あ!」
「フフッ、まあこういう風に、主人の機嫌を取ることを覚えるんだな」
国王は満足そうに吐息を漏らしながら言った。
「ひゃ、ひゃい……」
ハァハァと息を荒げながらアイルは答えた。
「許可も得ずにイくなんて、奴隷として全くなってないな。アンソニーはどういう教育をしているんだ」
国王に言われて、アイルはハッとした。
「も、申し訳ありません! ち、違うんです。アンソニー殿下は僕には我慢が足りないって、イくのを我慢する訓練もしてくださってます! ただ単純に僕の我慢が足りないだけで……!」
「ふむ。つまり、自分は未熟だと言いたいんだな」
「は、はい……」
「確かに調教期間半年というのは長くはないが、そろそろお披露目されてもおかしくはない時期だ。いつまでも未熟なままでは許されないぞ。主人の命令なしにイってはならないという単純なルールすら守れないようじゃ、お前は落ちこぼれだ」
「うっ……」
アイルはうつむいて、下唇を噛みしめた。
「アンソニー殿下もお可哀そうに。こんな不出来な奴隷だとは」
リュセにも言われて、アイルはぐっとこぶしを握り締める。確かに僕はまだまだ未熟者だ。でも、僕は特別な奴隷なんだ。アンソニー様がそう言ってくれた。僕は、アンソニー様の言葉を信じる。
「へ、陛下。我慢が足らなかったことは反省しています。で、ですが、他の点では、きっと陛下にご満足いただける部分もあると思います。どうか試験を続けていただけないでしょうか」
「ほう……」
国王は少し眉を上げた。
「いいだろう。では、一番大事な閨事の審査に移るか」
国王がそう言うと、リュセが無言で国王の前に跪き、ズボンのボタンをゆっくりと外した。
「わっ……!」
アイルは思わず声を上げてしまった。国王のペニスの表面がごつごつしていたのだ。こんなペニスを見るのははじめてだった。
「なんだ。パール入りをことがないのか?」
「パール入り……?」
アイルは知らなかったが、サミルトン王国の貴族の間では、自身の財力を誇るために、ペニスに本物の真珠を埋め込むことが流行っていた。
「まあ、若いやつらはあまりやらないからな。これから目にする機会もあるだろう。よく見ておきなさい」
そう言って、国王はアイルにペニスを突き付けてきた。
「ふえっ」
近くで見ると、国王のペニスはグロテスクなほどパールが埋め込まれていた。ただでさえ太く、長い国王のペニスは、パールによってさらにごつごつとして、凶暴さを増している。これを入れられることを思って、アイルは思わず顔をゆがめた。
「おい!」
パシン! とリュセに尻を叩かれて、アイルは「あう!」と声を漏らした。
「なんだその顔は!」
「ご、ごめんなさい……」
「こんなに立派で美しいペニスを見せていただいて、ありがたいだろう?」
ほう、とため息をついて、リュセはうっとりと国王のペニスを眺めた。
「ふふっ、まあ、このペニスを受け入れるのは大変だからな。これを見てうっとりできるのはお前くらいだ、リュセ」
「んあっ、陛下……」
ご褒美とばかりに、リュセの頬に国王はペニスをぐりぐりとなすりつけた。リュセは無意識に腰をくねらせながら、国王の顔をうるんだ瞳で見上げた。
「しかし、アイル。怯えを顔に出してはいけない。奴隷は、主のどんな要求にも喜んでこたえなければ。主のやることを内心怖ろしく感じていても、表面上は喜んで見せろ。こんなふうに……な!」
国王はリュセの頭をおもむろに掴むと、その口の中にペニスを思いきり突っ込んだ。
「ぐごぉ!」
リュセは一瞬苦しそうな顔をしたが、すぐに一生懸命ペニスを吸い上げはじめた。
「こいつは調教が行き届いているから、私に何をされても喜びを感じたフリができる」
「ンンッ! う゛うっ!」
ゆるゆると首を振りながら、リュセが必死に何かを訴えていた。多分、フリではなく本当に喜んでいると伝えたいのだろう。国王はそんなリュセの頭を愛おしそうに撫でた後、ぐいと掴んで、その喉奥にペニスを打ち付けはじめた。
「んごぉ! あ゛あ!」
「フフッ、まあこういう風に、主人の機嫌を取ることを覚えるんだな」
国王は満足そうに吐息を漏らしながら言った。
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