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分からせられる 1
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翌日、翔太は機嫌よく学校へ向かっていた。昨日のプレイ中、翔太が泣いてからの野嶋はとても優しかった。もしかしたら、今日も優しくしてもらえるかもしれない……! 翔太はそんなほのかな希望を抱いていたのだ。
しかし、その前に、通学の電車に乗らなければならない。
昨日は朝の登校中に痴漢に遭ってしまったので、翔太は車両を変えることにした。
翔太はしばしば痴漢に遭う。その度に乗る車両を変えたり、乗る電車の時間を変えたりして対策を取っているのだが、一人だけ粘着質な痴漢がいて、対策を取っても何日か経つと翔太が乗っている電車を見つけて乗り込んできて、翔太に痴漢をするのだった。
その男とは四日前に痴漢されてから会ってない。今日も電車に乗る前から辺りに気を配って、電車に乗ってからもしばらく、翔太はきょろきょろと辺りを見渡していた。よし、今日もあの男はいないみたいだ。よかった。そう胸をなでおろした瞬間、発車間際に飛び込んできた男を見て、翔太は思わず「あっ!」と小さくつぶやいた。
「やっと見つけた」
男はにたぁっと笑って翔太の隣に滑り込み、耳元で囁いた。
「ふふっ、四日ぶりだね。すごく探しちゃったよ」
そう言いながら、尻をすりすりと撫ではじめる。
「や、やめてください……」
震える声で言って、翔太は身をよじった。
「そんなこと言ってさ。いつも君も楽しんでるだろう? エロい声で喘いでるじゃないか」
「やっ!」
男はぎゅうぎゅうと尻を揉みながら、翔太の耳穴に舌を差し込んで、レロレロと舐めまわした。
「はぁう! んん」
「かわいいね。ビクビク身体を震わせて。お尻触って、ちょっと耳舐めただけでそんなに感じちゃうんだ。前はどうなってるかな?」
ふふっと笑いながら、男がズボンの上から翔太のペニスをさすった。
「やっ、やだ! ……あっ」
執拗に擦られ、ぐいぐいと揉みこまれるうちに、翔太のペニスが兆しはじめる。
「はぁっ、すごく感じてるね。僕も同じ気持ちだよ。ほら、分かる?」
そう言って、男は翔太の下半身に勃ち上がった自分のズボンの前をぴったりと押し当ててきた。
「あっ、だめ、だめぇ!」
「ふふっ、何を想像したの? ここに入れられちゃうと思った?」
そう言いながら男は翔太のアナルをズボンの上からぐりぐりと指で押した。
「はぁあうんっ、あっ」
野嶋に躾けられた穴は簡単にほころび、指をしゃぶろうとくぱくぱと開閉する。
「っはぁ、なんてエッチな声を出すんだ。ねえ、本当に入れてあげようか? 君もそれを望んでるよね?」
そう言って男は翔太のズボンのベルトに手をかけて、荒々しい手つきで外そうとした。
「だめ! それはダメなのっ、やめて! いやぁ!」
翔太は激しく抵抗し、ベルトに掛かる手をはたきおとした。
「チッ」
男は舌打ちすると、翔太の腰を掴んで、後ろから抱きつき、ぴったりと下半身を密着させた。
「君は本当に素直じゃないね。そんなかわいくない態度を取ってると、男に酷いことされても文句は言えないよ? でも僕は優しいからね、たっぷりとかわいがって、分からせてあげる」
男はそう言うと、翔太の乳首をシャツの上からカリカリと引っかきはじめた。
「あっあんっ」
「こんなに乳首をコリコリにして。なんていやらしい身体なんだろう」
「や、やだっ!」
翔太はなんとか男の手から逃れようともがいた。
「どうしたんだい? 僕にお尻を押し付けてきて。乳首ばっかり弄られて、お尻がせつなくなっちゃったのかな?」
男は後ろでしばらくごそごそとやった後、翔太の尻に熱いペニスをぴったりと当てた。
「ひぃ!」
さっきよりその熱さが生々しい。男が自分のズボンの前立てを開けて、ペニスを取り出したのだ。男は翔太のズボンの上から尻たぶの間をごりごりと押し、その間に器用に自分のペニスを挟んで動かしはじめた。
「はっ、はうぅ……」
熱いペニスが尻の割れ目をぐりぐりと押し開き、尾てい骨を押し上げる。
「はぁっ、君、身体はほっそりしてるのに、お尻はむっちりして大きいよね。体付きがエッチすぎるよ。男を喜ばせるための身体だ。ああっ気持ちいいよっ! 君の身体は最高だ!」
「あっあっ、やっ、やだっ!」
「くっ」
小さくうめいて、男は動きを止めた。
「ふぅっ」妙に満足げに息を吐いて、男は言った。「今日はマーキングしておいたからね。じゃあ、また明日。もう車両変えるのはやめてよ? まあ、どうせすぐ見つけるけど」
そう言って、男は降りて行った。
マーキング?
不思議に思ってしばらく考えていた翔太はハッとして自分のズボンの後ろに手を当てた。手に液体がべっとりと付く。
「ひっ」
あの男、僕のズボンに精液をかけていったんだ!
「ど、どうしよう……」
翔太はショックを受けて立ち尽くしていた。
しかし、その前に、通学の電車に乗らなければならない。
昨日は朝の登校中に痴漢に遭ってしまったので、翔太は車両を変えることにした。
翔太はしばしば痴漢に遭う。その度に乗る車両を変えたり、乗る電車の時間を変えたりして対策を取っているのだが、一人だけ粘着質な痴漢がいて、対策を取っても何日か経つと翔太が乗っている電車を見つけて乗り込んできて、翔太に痴漢をするのだった。
その男とは四日前に痴漢されてから会ってない。今日も電車に乗る前から辺りに気を配って、電車に乗ってからもしばらく、翔太はきょろきょろと辺りを見渡していた。よし、今日もあの男はいないみたいだ。よかった。そう胸をなでおろした瞬間、発車間際に飛び込んできた男を見て、翔太は思わず「あっ!」と小さくつぶやいた。
「やっと見つけた」
男はにたぁっと笑って翔太の隣に滑り込み、耳元で囁いた。
「ふふっ、四日ぶりだね。すごく探しちゃったよ」
そう言いながら、尻をすりすりと撫ではじめる。
「や、やめてください……」
震える声で言って、翔太は身をよじった。
「そんなこと言ってさ。いつも君も楽しんでるだろう? エロい声で喘いでるじゃないか」
「やっ!」
男はぎゅうぎゅうと尻を揉みながら、翔太の耳穴に舌を差し込んで、レロレロと舐めまわした。
「はぁう! んん」
「かわいいね。ビクビク身体を震わせて。お尻触って、ちょっと耳舐めただけでそんなに感じちゃうんだ。前はどうなってるかな?」
ふふっと笑いながら、男がズボンの上から翔太のペニスをさすった。
「やっ、やだ! ……あっ」
執拗に擦られ、ぐいぐいと揉みこまれるうちに、翔太のペニスが兆しはじめる。
「はぁっ、すごく感じてるね。僕も同じ気持ちだよ。ほら、分かる?」
そう言って、男は翔太の下半身に勃ち上がった自分のズボンの前をぴったりと押し当ててきた。
「あっ、だめ、だめぇ!」
「ふふっ、何を想像したの? ここに入れられちゃうと思った?」
そう言いながら男は翔太のアナルをズボンの上からぐりぐりと指で押した。
「はぁあうんっ、あっ」
野嶋に躾けられた穴は簡単にほころび、指をしゃぶろうとくぱくぱと開閉する。
「っはぁ、なんてエッチな声を出すんだ。ねえ、本当に入れてあげようか? 君もそれを望んでるよね?」
そう言って男は翔太のズボンのベルトに手をかけて、荒々しい手つきで外そうとした。
「だめ! それはダメなのっ、やめて! いやぁ!」
翔太は激しく抵抗し、ベルトに掛かる手をはたきおとした。
「チッ」
男は舌打ちすると、翔太の腰を掴んで、後ろから抱きつき、ぴったりと下半身を密着させた。
「君は本当に素直じゃないね。そんなかわいくない態度を取ってると、男に酷いことされても文句は言えないよ? でも僕は優しいからね、たっぷりとかわいがって、分からせてあげる」
男はそう言うと、翔太の乳首をシャツの上からカリカリと引っかきはじめた。
「あっあんっ」
「こんなに乳首をコリコリにして。なんていやらしい身体なんだろう」
「や、やだっ!」
翔太はなんとか男の手から逃れようともがいた。
「どうしたんだい? 僕にお尻を押し付けてきて。乳首ばっかり弄られて、お尻がせつなくなっちゃったのかな?」
男は後ろでしばらくごそごそとやった後、翔太の尻に熱いペニスをぴったりと当てた。
「ひぃ!」
さっきよりその熱さが生々しい。男が自分のズボンの前立てを開けて、ペニスを取り出したのだ。男は翔太のズボンの上から尻たぶの間をごりごりと押し、その間に器用に自分のペニスを挟んで動かしはじめた。
「はっ、はうぅ……」
熱いペニスが尻の割れ目をぐりぐりと押し開き、尾てい骨を押し上げる。
「はぁっ、君、身体はほっそりしてるのに、お尻はむっちりして大きいよね。体付きがエッチすぎるよ。男を喜ばせるための身体だ。ああっ気持ちいいよっ! 君の身体は最高だ!」
「あっあっ、やっ、やだっ!」
「くっ」
小さくうめいて、男は動きを止めた。
「ふぅっ」妙に満足げに息を吐いて、男は言った。「今日はマーキングしておいたからね。じゃあ、また明日。もう車両変えるのはやめてよ? まあ、どうせすぐ見つけるけど」
そう言って、男は降りて行った。
マーキング?
不思議に思ってしばらく考えていた翔太はハッとして自分のズボンの後ろに手を当てた。手に液体がべっとりと付く。
「ひっ」
あの男、僕のズボンに精液をかけていったんだ!
「ど、どうしよう……」
翔太はショックを受けて立ち尽くしていた。
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