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はじめての指導 2
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「くそっ、なんてエロい顔しやがる」
苦痛にゆがむ翔太の顔は真っ赤に上気して、はっはっ、と短く荒い息を吐くくちびるは軽く開かれ、中の美しい歯がちらりと見えた。野嶋は考えるより先に、その若くつややかなくちびるに口づけしていた。
「んむぅ!? あっ」
突然の出来事に翔太は瞠目した。先生が、僕にキスしている!? 夢見ていたシチュエーションとはかけ離れているが、紛れもなく、現実に、先生が僕にキスしている! 野嶋は半開きだった翔太のくちびるの間から舌をねじ込み、唾液を流し込んだ。
「あふ、くぅっ、ふぁ……」
逃げる翔太の舌を追いかけ、からませると、一気に翔太の体から力が抜けた。
「んちゅっ、ふっ、あんっ」
翔太は流し込まれた唾液を飲み干し、野嶋にすがりついて、必死に口づけに答えた。口づけひとつで簡単に大人しく、従順になった翔太に、野嶋のいらだちは募った。
「くそっ」
野嶋は無言で翔太のズボンを脱がした。翔太は協力的だった。野嶋が脱がせやすいように椅子から腰を浮かし、自分でズボンから足を引き抜いた。
「はぁっ、なんだこれは。もうパンツぐちょぐちょじゃねえか」
先走りが染み出して色の変わったパンツの上からペニスをぐっと押されて、翔太はあえいだ。
「ああんっ! だって、キス、気持ちよかったから……」
翔太は甘えるように野嶋の体にしなだれかかり、潤んだ目で野嶋を見上げた。
「ほんとに僕、先生のこと大好きなんです。だからキスしてもらえて、うれしくてっ!」
そう言いながら、勃起した自分のペニスを野嶋の手にぐいぐいと押し付けてくる。
「あっはぁ! 先生の手、気持ちいっ! んんぅっ、ふっ」
「チッ」
野嶋は舌打ちすると、翔太の腕を引っ張り上げて立たせ、尻を突き出した形で机に手をつかせた。
「何を勘違いしている。これはお前を反省させるためにやっているんだぞ。それをお前は盛りのついた犬みたいにヨがりやがって! 恥ずかしくないのか!」
野嶋は翔太のパンツを引きずり下ろすと、思いっきり振りかぶって、翔太の尻を打った。
バシィン!
「あ゛ぅっ!」
「反省しろ!」
バシィン! バシィン!
「ひぃん! や、やめてぇ!」
翔太は痛みに泣き叫んだ。
「やめて欲しかったら認めろ。この動画の生徒は自分だとな」
「あ……」
翔太はビクリと震えた。
野嶋は翔太にのしかかるようにして机に片手をつき、もう片方の手で翔太のペニスを扱きながら、耳元で囁いた。
「体つきも、声も、乳首も、そしてこのチンポも、全部この動画の特徴と一致する。こんなに証拠が揃ってるんだ、もう言い訳できないだろ」
「ひゃうっ、あっ」
もう逃げられない。翔太は観念した。
「あ……、ご、ごめんなさい。この動画の生徒は、……僕です」
泣きながら、翔太は必死に「ごめんなさい」とうわ言のように繰り返した。
「やっと認めたな。お前、自分のしたことの重大さがわかっているのか? この動画が出回ることで、うちの学校の制服を着たやつらの痴漢被害が増えたらどうするんだ? お前のせいだぞ」
「ご、ごめんなさい……」
「なんで電車内で自慰なんかしたんだ?」
「うぅっ、え、エッチな漫画読んでたら勃起しちゃって……、気持ちよくなりたくて……」
「それで男に見せつけるように自慰して痴漢待ちしてたんだな」
「ち、違う…違うぅ……」
「まだ嘘を吐くのか!」
バシィン!
「あ゛うぅ!」
「電車内で自慰するなんて、痴漢待ち以外にないだろうが! 認めろ! 『僕は電車の中で自慰して痴漢待ちする淫乱です』と言え!」
バシィン!
「いやぁ!」
「まだ抵抗するのか、嘘つきめ! お前が素直になるまで尻を叩き続けるからな!」
バシィン! バシィン!
「やらぁ! あ゛ぁあ! ゆるひてぇ! んあああ!」
「許してほしかったらさっさと言え!!」
バシィン! バシィン! バシィン!
「はぁう! あ゛っ! いた゛い! あう! 僕はっ、電車の中でっ! じ、自慰してぇっ! あう! 痴漢待ちする、い、淫乱、でしゅ! もう許してぇ!」
「そうだ! お前は淫乱だ! お前が誘ったせいで、たまたま電車に乗っていただけの善良な市民が痴漢をしてしまったんだ! 謝れ!」
バシィン! バシィン!
「あ゛ああん! ご、ごめんなさいぃ! あう! 男の人を誘ってぇ! 痴漢にしてしまいましたっ! ごめんなさいぃ!」
翔太が必死に謝ると、やっと野嶋は尻を叩くのをやめた。翔太の尻は真っ赤に腫れあがってジンジンした痛みで翔太を苛んだ。
苦痛にゆがむ翔太の顔は真っ赤に上気して、はっはっ、と短く荒い息を吐くくちびるは軽く開かれ、中の美しい歯がちらりと見えた。野嶋は考えるより先に、その若くつややかなくちびるに口づけしていた。
「んむぅ!? あっ」
突然の出来事に翔太は瞠目した。先生が、僕にキスしている!? 夢見ていたシチュエーションとはかけ離れているが、紛れもなく、現実に、先生が僕にキスしている! 野嶋は半開きだった翔太のくちびるの間から舌をねじ込み、唾液を流し込んだ。
「あふ、くぅっ、ふぁ……」
逃げる翔太の舌を追いかけ、からませると、一気に翔太の体から力が抜けた。
「んちゅっ、ふっ、あんっ」
翔太は流し込まれた唾液を飲み干し、野嶋にすがりついて、必死に口づけに答えた。口づけひとつで簡単に大人しく、従順になった翔太に、野嶋のいらだちは募った。
「くそっ」
野嶋は無言で翔太のズボンを脱がした。翔太は協力的だった。野嶋が脱がせやすいように椅子から腰を浮かし、自分でズボンから足を引き抜いた。
「はぁっ、なんだこれは。もうパンツぐちょぐちょじゃねえか」
先走りが染み出して色の変わったパンツの上からペニスをぐっと押されて、翔太はあえいだ。
「ああんっ! だって、キス、気持ちよかったから……」
翔太は甘えるように野嶋の体にしなだれかかり、潤んだ目で野嶋を見上げた。
「ほんとに僕、先生のこと大好きなんです。だからキスしてもらえて、うれしくてっ!」
そう言いながら、勃起した自分のペニスを野嶋の手にぐいぐいと押し付けてくる。
「あっはぁ! 先生の手、気持ちいっ! んんぅっ、ふっ」
「チッ」
野嶋は舌打ちすると、翔太の腕を引っ張り上げて立たせ、尻を突き出した形で机に手をつかせた。
「何を勘違いしている。これはお前を反省させるためにやっているんだぞ。それをお前は盛りのついた犬みたいにヨがりやがって! 恥ずかしくないのか!」
野嶋は翔太のパンツを引きずり下ろすと、思いっきり振りかぶって、翔太の尻を打った。
バシィン!
「あ゛ぅっ!」
「反省しろ!」
バシィン! バシィン!
「ひぃん! や、やめてぇ!」
翔太は痛みに泣き叫んだ。
「やめて欲しかったら認めろ。この動画の生徒は自分だとな」
「あ……」
翔太はビクリと震えた。
野嶋は翔太にのしかかるようにして机に片手をつき、もう片方の手で翔太のペニスを扱きながら、耳元で囁いた。
「体つきも、声も、乳首も、そしてこのチンポも、全部この動画の特徴と一致する。こんなに証拠が揃ってるんだ、もう言い訳できないだろ」
「ひゃうっ、あっ」
もう逃げられない。翔太は観念した。
「あ……、ご、ごめんなさい。この動画の生徒は、……僕です」
泣きながら、翔太は必死に「ごめんなさい」とうわ言のように繰り返した。
「やっと認めたな。お前、自分のしたことの重大さがわかっているのか? この動画が出回ることで、うちの学校の制服を着たやつらの痴漢被害が増えたらどうするんだ? お前のせいだぞ」
「ご、ごめんなさい……」
「なんで電車内で自慰なんかしたんだ?」
「うぅっ、え、エッチな漫画読んでたら勃起しちゃって……、気持ちよくなりたくて……」
「それで男に見せつけるように自慰して痴漢待ちしてたんだな」
「ち、違う…違うぅ……」
「まだ嘘を吐くのか!」
バシィン!
「あ゛うぅ!」
「電車内で自慰するなんて、痴漢待ち以外にないだろうが! 認めろ! 『僕は電車の中で自慰して痴漢待ちする淫乱です』と言え!」
バシィン!
「いやぁ!」
「まだ抵抗するのか、嘘つきめ! お前が素直になるまで尻を叩き続けるからな!」
バシィン! バシィン!
「やらぁ! あ゛ぁあ! ゆるひてぇ! んあああ!」
「許してほしかったらさっさと言え!!」
バシィン! バシィン! バシィン!
「はぁう! あ゛っ! いた゛い! あう! 僕はっ、電車の中でっ! じ、自慰してぇっ! あう! 痴漢待ちする、い、淫乱、でしゅ! もう許してぇ!」
「そうだ! お前は淫乱だ! お前が誘ったせいで、たまたま電車に乗っていただけの善良な市民が痴漢をしてしまったんだ! 謝れ!」
バシィン! バシィン!
「あ゛ああん! ご、ごめんなさいぃ! あう! 男の人を誘ってぇ! 痴漢にしてしまいましたっ! ごめんなさいぃ!」
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