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痴漢 4
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「もう許して……」
「はぁっ、泣き顔エッロ……」
「こっちはどうなってるかな」
翔太の後ろに回った男が、突然翔太のズボンをずらし、尻をまる出しにした。
「えっえ!? や、やめて! やめてえ!」
暴れる翔太を抑え込み、男は後ろの窄まりに手を当てた。
「あっ、だめ、だめ!」
「んー、狭いな。もしかして処女か?」
綺麗に閉じている翔太のアナルを無理やりこじ開けて、男は指をぐっと押し入れた。
「あっ、あっ」
男は中を広げるようにぐるぐると指を回しながら、少しずつ奥を暴いていく。翔太は涙を流しながらその圧迫感に耐えた。
「かわいそうに。処女なら後ろイジられるの、つらいよな。こっちでケアしてあげようね」
大学生風の男が、そう言いながら翔太のペニスを扱きはじめた。
「んあっ、っふぅぅぅ」
前に立っている男も、相変わらず翔太の乳首をぐにぐにと押しつぶしたり、爪先で引っかいたりして、翔太の体をもてあそんでいた。
「あふっ、い、いやぁ! あん」
「うんうん、乳首もおチンポも気持ちいいね。お尻もすぐ気持ちよくなるから、頑張ってね」
「やだやだぁ、抜いてっ!」
「抜いてもいいが、そしたら次は俺のチンポをぶちこむぞ。まだ解れてないから痛いと思うが、その方がいいのか?」
「ひっ」
翔太は顔を真っ青にして後ろを振り返った。このままでは本当に犯されてしまう。翔太は恐怖した。
「ごめんなさい……お願い、許して……」
ガタガタと震えながら懇願する翔太に男たちはにっこりと笑って口々に言った。
「大丈夫、心配しなくてもお前は淫乱だから、すぐ気持ちよくなれるよ」
「お前が読んでた漫画みたいに、ぐっちょぐちょに犯してやるからな」
「こうされたかったから電車で自慰してたんだろ」
「ひっ、ひくっ、やだぁ、助けて……!」
翔太はしゃくり上げながら必死で助けを求める。
「ああ、おちんちん、イけなくてつらいよな。今助けてやるからな」
そう言って、男は翔太のペニスを激しく扱きはじめた。
「んあああっんうあ!」
同時に後ろに入れられた指が、ゴリィっとふくらみを押しつぶした。
「あ!? んあ゛っ!」
お腹の奥が熱くなって、翔太は身もだえた。
「やっ、やぁ! んあああ! やめてえ!」
男はしつこくふくらみをこね回し、そのたびに翔太は甘い泣き声を上げた。
「いやっていう割には腰振りたくって、きゅうきゅう締め付けて、どう考えても喜んでる反応だろ」
「あひぃ! んっ、やあ! も、もうやめてぇ! イっくぅぅ、イっちゃうう! いやぁあ!!」
翔太はイヤイヤと言いながら、男の指にしこりを擦りつけるように尻を振りたくってイった。
「はぁっ、はぁっ」
後ろの穴から男の指が抜けていくのが分かった。その瞬間、さっき男が言っていた「次は俺のチンポをぶちこむぞ」という言葉が頭をよぎった。逃げなきゃ。このままじゃ、ほんとうに犯されてしまう。ちょうど電車は駅に近づき減速していた。電車のドアが開いたら、外へ逃げるんだ。男たちは、急に大人しくなった翔太を見て、諦めたと思ったのか、少し気を抜いている様子が見えた。翔太は電車が完全に止まるのをじっと待った。
やがて、電車は駅に入った。完全に電車が止まり、ドアが開くまで、翔太は待った。後ろの男が翔太の腰に手をかけようとしたので、翔太は慌てて体をひねった。その時、電車のドアが開いた。ずり下ろされたズボンがまとわりついて邪魔なのを必死に手で押さえて、翔太はホームへと降り立った。シャツがはだけ、ズボンもぐずぐずで、いかにも何かありました、という格好だったが、翔太はかまわず走って逃げた。ホームから階段を上がって、トイレの個室に逃げ込む。しばらくじっと息をひそめていたが、誰も追いかけてきてはいないようだった。翔太はやっと少し安心し、衣服を整えはじめた。なんとか犯されずに済んだ、そう思うとほっとすると同時に、涙がこぼれてきた。
「うっ、ううっ!」
怖かった。しかも電車中の人に見られて……。もし知り合いとかが乗っていたらどうしよう。
「あ! 動画……」
動画を消してもらうために我慢していたのに、結局動画も消してもらわずに逃げてきてしまったことに気づいて、翔太は絶望した。
「ど、どうしよう……」
翔太は途方に暮れて、しばらくトイレの中で泣いていた。
「はぁっ、泣き顔エッロ……」
「こっちはどうなってるかな」
翔太の後ろに回った男が、突然翔太のズボンをずらし、尻をまる出しにした。
「えっえ!? や、やめて! やめてえ!」
暴れる翔太を抑え込み、男は後ろの窄まりに手を当てた。
「あっ、だめ、だめ!」
「んー、狭いな。もしかして処女か?」
綺麗に閉じている翔太のアナルを無理やりこじ開けて、男は指をぐっと押し入れた。
「あっ、あっ」
男は中を広げるようにぐるぐると指を回しながら、少しずつ奥を暴いていく。翔太は涙を流しながらその圧迫感に耐えた。
「かわいそうに。処女なら後ろイジられるの、つらいよな。こっちでケアしてあげようね」
大学生風の男が、そう言いながら翔太のペニスを扱きはじめた。
「んあっ、っふぅぅぅ」
前に立っている男も、相変わらず翔太の乳首をぐにぐにと押しつぶしたり、爪先で引っかいたりして、翔太の体をもてあそんでいた。
「あふっ、い、いやぁ! あん」
「うんうん、乳首もおチンポも気持ちいいね。お尻もすぐ気持ちよくなるから、頑張ってね」
「やだやだぁ、抜いてっ!」
「抜いてもいいが、そしたら次は俺のチンポをぶちこむぞ。まだ解れてないから痛いと思うが、その方がいいのか?」
「ひっ」
翔太は顔を真っ青にして後ろを振り返った。このままでは本当に犯されてしまう。翔太は恐怖した。
「ごめんなさい……お願い、許して……」
ガタガタと震えながら懇願する翔太に男たちはにっこりと笑って口々に言った。
「大丈夫、心配しなくてもお前は淫乱だから、すぐ気持ちよくなれるよ」
「お前が読んでた漫画みたいに、ぐっちょぐちょに犯してやるからな」
「こうされたかったから電車で自慰してたんだろ」
「ひっ、ひくっ、やだぁ、助けて……!」
翔太はしゃくり上げながら必死で助けを求める。
「ああ、おちんちん、イけなくてつらいよな。今助けてやるからな」
そう言って、男は翔太のペニスを激しく扱きはじめた。
「んあああっんうあ!」
同時に後ろに入れられた指が、ゴリィっとふくらみを押しつぶした。
「あ!? んあ゛っ!」
お腹の奥が熱くなって、翔太は身もだえた。
「やっ、やぁ! んあああ! やめてえ!」
男はしつこくふくらみをこね回し、そのたびに翔太は甘い泣き声を上げた。
「いやっていう割には腰振りたくって、きゅうきゅう締め付けて、どう考えても喜んでる反応だろ」
「あひぃ! んっ、やあ! も、もうやめてぇ! イっくぅぅ、イっちゃうう! いやぁあ!!」
翔太はイヤイヤと言いながら、男の指にしこりを擦りつけるように尻を振りたくってイった。
「はぁっ、はぁっ」
後ろの穴から男の指が抜けていくのが分かった。その瞬間、さっき男が言っていた「次は俺のチンポをぶちこむぞ」という言葉が頭をよぎった。逃げなきゃ。このままじゃ、ほんとうに犯されてしまう。ちょうど電車は駅に近づき減速していた。電車のドアが開いたら、外へ逃げるんだ。男たちは、急に大人しくなった翔太を見て、諦めたと思ったのか、少し気を抜いている様子が見えた。翔太は電車が完全に止まるのをじっと待った。
やがて、電車は駅に入った。完全に電車が止まり、ドアが開くまで、翔太は待った。後ろの男が翔太の腰に手をかけようとしたので、翔太は慌てて体をひねった。その時、電車のドアが開いた。ずり下ろされたズボンがまとわりついて邪魔なのを必死に手で押さえて、翔太はホームへと降り立った。シャツがはだけ、ズボンもぐずぐずで、いかにも何かありました、という格好だったが、翔太はかまわず走って逃げた。ホームから階段を上がって、トイレの個室に逃げ込む。しばらくじっと息をひそめていたが、誰も追いかけてきてはいないようだった。翔太はやっと少し安心し、衣服を整えはじめた。なんとか犯されずに済んだ、そう思うとほっとすると同時に、涙がこぼれてきた。
「うっ、ううっ!」
怖かった。しかも電車中の人に見られて……。もし知り合いとかが乗っていたらどうしよう。
「あ! 動画……」
動画を消してもらうために我慢していたのに、結局動画も消してもらわずに逃げてきてしまったことに気づいて、翔太は絶望した。
「ど、どうしよう……」
翔太は途方に暮れて、しばらくトイレの中で泣いていた。
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