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番外小話集

その1(本編をある程度読了後推奨。ただ未読の方も作品の雰囲気を掴めます(ネタバレ有というトンデモ仕様) 時たまキャラ崩壊有(主にイデア))

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2 第三章第二十七話より

カイ「馬子にも衣裳って悪い意味だって知ってた?」
イデア「んー、カイに対して言ってるからまぁそうかなとは思ってたけど」
カイ「基準が酷いっ」
エイラ「世の中では間違って使われている人が多いらしいですね。本当は綺麗とか可愛いとか褒めてるわけじゃなく、低い身分とか酷い見た目でも衣装によって立派に見えますねっていう所謂皮肉なんですよね、確か」
カイ「そーなんだよ、それなのに親父俺に向かって使いやがって」
エイラ「カイ様は身分見た目揃って落ちぶれてますからね」
カイ「王族なんですけど!?」
イデア「でも、良く似合ってたと思うよ」
カイ「そ、そっか?(〃▽〃)」
イデア「馬子にも衣裳って感じだったよ!」
エイラ「勉強の成果がでてますね!」
イデア「わ~い」
カイ「学習してなおっ!?」
エイラ「見た目が、ですね……」
カイ「言いづらいそうに言うなよ!」
イデア「心の中で美化していこ?」
カイ「……」


3 第二章第九話より

カイ「これがフィグルって人か。結構見た目イデアに似てるのな。良かったなイデア、フィグルって人分かってさ」
イデア「……」
カイ「イデア?」
イデア「『控えめな胸部ですら』って書き方なに!似てる!確かに私とフィグルさんって人は似てるよ!胸だって似てる!だからこそフィグルさんの代わりに言いたい!『ですら』って何なの!」
カイ「お、落ち着けイデア!」
イデア「ちゃんとちゃんと成長してるもん!大きくなってるんだもん!」
カイ「えぇそうなの!?」
イデア「信じてないの?なら触ってみて!」
カイ「いや、以前の大きさも触ってないんだから比べられないだろ!ってか恥ずかしくないのかよ!」
イデア「カイならいいよ!」
カイ「いや、ちょっ、誰か助けて!」
ゼノ「カイ!」
カイ「親父、助けて!」
ゼノ「男なら、ガシッと掴めよ、夢と胸」
セラ「ゴミの回収に参りました(^▽^)」
ゼノ「いや、セラ、ごめ、ぁあああああああああ!!!!」


3 第三章第二十一話より

~在りし日の思い出~
ケレア「サク、体調はどうだ?」
サク「今日は中々調子がいいですよ、兄さん」
ゼノ「お、ほんとか!じゃあ久しぶりにここら辺散歩するか?ずっと寝たきりじゃ体もバッキバキだろ」
アキ「こらゼノ、無理させないの」
ケレア「そうだな、でも確かに毎日この部屋じゃ気が滅入るだろ」
サク「そんなことないですっ、兄さんはもちろんゼノさんもアキさんも毎日話に来てくれて。私は恵まれています! ……むしろ、ただでさえ食べ物少ないのにいつも私に――」
ケレア「サク、それは言わない約束だ」
ゼノ「病は気からってな」
アキ「なら楽しいお話でもしましょうよ。ほらゼノ、何かないの?」
ゼノ「無茶ぶり甚だしいが、応えてやらんでもないっ」
アキ「よくあるわね……」
ゼノ「あれは俺が魔石を採掘していた時……」
サク「……兄さん」
ケレア「ん?」
サク「本当に私は幸せ者です」
ケレア「……ああ、俺もだ」


とある日常編1

カイ「なぁイデア、ここにあったおれの木刀知らないか?これからダリルと訓練するんだけど」
イデア「この前カイが自分でへし折ってたよ」
カイ「いやいつだよ!? 自分で折るかっ!」
イデア「……忘れたの?」
カイ「……ん?」
イデア「カイ、寝ぼけて木刀に躓いたの覚えてないの?」
カイ「あー、そんなことあったっけ?」
イデア「結構大きな音出して転んだでしょ。その時に折れたの。お陰で起きたんだから」
カイ「そんなことがあったような無かったような……」
イデア「そのままカイ、「誰だよこんなところに物置いた奴!」って言って折れた木刀を窓から外に投げてたよ」
カイ「だ、誰だっけ置いた奴」
イデア「カイ」
カイ「だよなぁ……!」
イデア「よく忘れてたね」
カイ「寝起き悪くてさ」
イデア「寝起き悪くて記憶なくすの?一緒に寝てる時は大人しいのにね」
カイ「イデアに抱きつかれて動けないからな……」


とある日常編2

カイ「ヴァリウス、ちょっと連れて行ってもらいたいところあるんだけど」
ヴァリウス「え、女湯?ちょうど俺も行こうとしてたんだよね、よし行こう!」
カイ「いや違えよ!?てか行こうとすんなよ!」
ヴァリウス「素直になりなよカイ。僕は君の魔力のお陰で君の性格に近くなったんだよ?つまり、僕が女湯に行きたいということはカイも行きたがっているということなのさ!」
カイ「アホなの!?」
イデア「カイ、女性用のお風呂入りたいの?」
カイ「ちょ、イデア!?いつの間に――」
イデア「男性用とあまり変わらないと思うけど、じゃあ今度一緒に入ろうね」
カイ「え、いや……え!?」
ヴァリウス「あ、じゃあ僕も――」
イデア「カイ以外の人に裸見られたくないから駄目です。それじゃ、今度ねカイ」
カイ「……一緒に風呂はマズいだろ、な、ヴァリウス」
ヴァリウス「僕もカイなのに……」
カイ「その認識を改めろ!」


とある日常編3

カイ(10歳)「そ~ろそろダリルにも勝てるだろ!」
ダリル(17歳)「無理だって。そもそも筋力が違うだろ」
カイ「ふん、筋力は頭脳で補うんだ!」
ダリル「余計無理じゃないか」
カイ「何だと!?ふんぞり返っていられるのも今の内だぞ!」
~一分後~
カイ「負けたー!」
ダリル「清々しい程あっけないな……」
カイ「何が原因なんだー!」
ダリル「だから、俺に勝つにはまだ――」
カイ「くっそー、今度こそ勝つぞ!」
ダリル「……」
カイ「構えろ、ダリル!」
ダリル「……分かったよ」
~三十秒後~
カイ「負けたー!」
ダリル「さっきより早いぞ、完全にバテてるだろ」
カイ「……俺は諦めないぞ、ダリル。絶対いつか勝つ!」
ダリル「……ああ、待ってるよ」
~そして現代~
カイ(17歳)「ダリル、今日こそやってやる!」
ダリル(24歳)「聞き飽きたよ、まったく……ほらやるぞっ!」
カイ「おう!」


とある日常編4

ゼノ「なぁエイラ、カイ(七歳)はどこだ?」
エイラ「カイ様ならいつもの湖ですよ」
ゼノ「あれ、今日は行かないのか?」
エイラ「今日はセラ様が一緒なので。たまにカイ様から離れないと死にたくなるんですよ、厄介過ぎて」
ゼノ「親の前でよく言うよな」
エイラ「まったく、どこのゼノに似たんだか」
ゼノ「選択肢あるようでないよね」
ミーア(五歳)「お父さん、エイラ、遊ぼうよ!」
エイラ「あらあら、カイ様の次はミーア様ですか」
ゼノ「何をして遊ぶつもりなんだ?」
ミーア「えっとね、ドロッドロの三角関係ごっこ!」
ゼノ「ちょっと誰こんな遊び教えたの!」
エイラ「私です」
ゼノ「何してんの!?」
ミーア「お父さんとエイラが私を取り合うの!ね、始め!」
エイラ「ミーア様は渡しませんよ!」
ゼノ「あっ、ミ、ミーアは俺のものだ!」
ミーア「私は二人共大好き!ギュッ!」
ゼノ・エイラ「(⌒∇⌒)」


とある日常編5

カイ(七歳)「母さんとこの湖に来るのも久しぶりだよな!」
セラ「どう、お魚釣れてる?」
カイ「全然!」
セラ「い、いつも釣りに来てるのよね?」
カイ「うん、でもいつも釣れない!でも、釣れるまで頑張るんだ!」
セラ「……そう。カイ、強くなったのね」
カイ「わ、何だよ母さん!俺だってもう大人だぞ!頭撫でないでくれよ!」
セラ「可愛い大人さんもいたものね」
カイ「む、この前だって嫌いなピーマン食べたんだぞ!父さんですら残してるのに!」
セラ「……カイはもうお父さんより大人よ」
カイ「でしょ!」
セラ「はぁ、ゼノには後できつく言っておかないといけませんね」
カイ「……母さんは何で父さんにだけ敬語なの?」
セラ「え、特に意識してないけど」
カイ「俺も敬語がいい!」
セラ「んー、じゃあ――」
カイ「あ、やっぱいいや」
セラ「どうして?」
カイ「エイラを思い出すから((((;゚Д゚))))」


とある日常編6

シオルン「エリス、カイさん達がいないと寂しそうですよね」
エリス「そりゃなー、アイツらといると退屈しないし」
シオルン「確かにそうですね、いつも漫才やってますものね」
エリス「シオルン、あれ漫才だと思ってたんだ。カイ含め全員素でやってるんだぜ」
シオルン「えー、そうだったんですか!?」
エリス「シオルンが一番鋭利な刃物持ってるね」
シオルン「ええっ!?」
カイ「遊びに来たぞー」
エリス「お、噂をすれば」
シオルン「あ、あのカイさんっ!」
カイ「なに?凄い熱量を感じるんだけど……」
シオルン「あの、そのっ、今までカイさんのこと凄い漫才師だと思っててすみませんっ!」
カイ「……え?」
エリス「ブフッ!」
シオルン「まさか素でアレだと思ってなくて……でもいつも面白くて!だから――」
エリス「シオルンそこまで」
シオルン「え?」
エリス「もう死んでる」
カイ「前提として俺王子……Ω\ζ°)チーン」


とある日常編7

シーナ「おいご主人、戦おうぜ!」
カイ「いや今忙しいわけじゃないけど普通に嫌だわ!」
シーナ「何でだよ!」
カイ「お前と戦うと死闘になるんだよ!」
シーナ「死闘、いいじゃねえか!」
カイ「考え方を改めてこい!」
ミーア「あ、見つけた、おーいシーナぁ、一緒に買い物行かない?」
シーナ「げ、ミーアだ!嫌だ行かない!」
ミーア「ちょ、何でよ!?」
シーナ「だってすぐに荷物持ちさせられるんだもん!つまんない!カイと死闘したいの私は!」
ミーア「ちょっとお兄ちゃん!シーナ取らないでよ!」
カイ「むしろ命取られそうなんですけど!?」
エイラ「あ、シーナ、見つけましたよ」
シーナ「げっ、エイラだ!死闘はまた今度なバイバイ!」
ミーア「……シーナってエイラには弱いよね」
カイ「おまえ何したんだ?」
エイラ「別に、シーナはカイ様の従者なので従者の心得を十時間ばかり語っただけですけど」
カイ・ミーア「納得」


とある日常編8

ゼノ「あー、公務ばっかはつまらん」
セラ「王様なんですから仕方ないでしょう」
ゼノ「いやー、セラの相手してる方が万倍いい」
セラ「もうっ、そんなこと言っても相手はしませんよっ(n*´ω`*n)」
ゼノ「とか言って急に寄り添ってくるのズルくない?」
セラ「いつまでお仕事してるんですか。折角天界から帰ってきたのにっ。もっと構ってくれても……」
ゼノ「さっきと言ってること逆なんだけどな……」
セラ「ゼノぅ……」
ゼノ「はいはい、やめましたよー」
セラ「何しますか!久しぶりに街に出ますか!?」
ゼノ「お、いいね!お忍びデート!」
セラ「ワクワクしますね!」
ゼノ「んじゃ、そこの窓から――」
エイラ「ゼノ、って何やってるんですか」
ゼノ「げ、エイラ」
エイラ「仕事はどうしたんですか。まだこんなに書類残ってる――」
セラ「エイラぁ……」
エイラ「……いってらっしゃいませ」
みんなセラ信者です(⌒∇⌒)


とある日常編9

ゼノ「エイラ~」
エイラ「……」
ゼノ「何で無視するんだよっ」
エイラ「何か厄介事だろうなと思って」
ゼノ「そんなんじゃないさ。ちょっと料理教えてくれよ」
エイラ「……何故?」
ゼノ「いや、セラと料理対決をすることになってさ。勝負だからな、負けられないだろ」
エイラ「……」
ゼノ「……エイラ?」
エイラ「……いいですよ、明日、美味しいアクアパッツァの作り方を教えてあげますよ」
ゼノ「マジでか!何だよ案外良い所あるじゃん!それじゃ明日頼むな!」
エイラ「……(⌒∇⌒)」
セラ「エイラ!」
エイラ「あ、セラ様」
セラ「今日はよろしくお願いしますね!」
エイラ「セラ様の頼み事ですから」
セラ「それで今日は何の料理を教えてくれるんですか?」
エイラ「……アクアパッツァです(⌒∇⌒)」
後日、ゼノとセラは全く同じ味付けの料理を全力で出し合い、凄まじい形相でエイラを探しましたとさ。完


とある日常編10

セラ「シェーンはいませんか!」
シェーン「どうなさいました!?」
セラ「髪が、髪が絡まって取れないのです……!」
シェーン「……どうしてまた一人で結ぼうだなんて」
セラ「んー、どんなこともシェーンばかり頼って迷惑かなって」
シェーン「なっ、そんなこと――」
アグレシア「そうですね!では今後はシェーンに代わって私が――」
セラ「やはりシェーンがいなきゃ私駄目ですっ」
シェーン「セラ様っ」
アグレシア「え、あれ、何で……?」
シェーン「セラ様の本能が貴様じゃ無理だと悟ったのだ」
セラ「いえ、でも着替えとか湯浴みもありますし……私、あまりシェーン以外の人に身体は見せたくありません」
シェーン「セラ様……!感激ですっ」
アグレシア「……セラ様、奴もかなり危険人物だと思うんです」
セラ「そうですか?」
シェーン「セラ様……ふへ、えへへっ」
アグレシア「だって犯罪者の笑い方じゃないですか」


補足しているつもり回

カイ「エイラ、悪魔の翼のことで聞きたいことがあるんだけど」
エイラ「何ですか?」
カイ「いやな、翼を出した時に服破けるのかなって。ほら、翼って背中から生えるものだろ?」
エイラ「ああ、それなら全然問題ありません。天使族含め私達の翼はどちらかというと魔法に性質が近いです」
カイ「魔法に?」
エイラ「はい、この翼は身体の一部でありながら魔力の塊なんです。なので、簡単に消したり出したり出来るんですよ」
カイ「なるほどな、魔力の塊だから服の上から形成することも可能だと」
エイラ「そういうことです」
カイ「じゃあ腕から翼生やしたりも出来んの?」
エイラ「身体の一部だって言ってるじゃないですか、翼の形成できる箇所は決まっています。カイ様だって額から腕は生やせないでしょう」
カイ「何だよその喩え……」
エイラ「はぁ、カイ様は脳を作り忘れてますよ」
カイ「おまえは優しさな(^▽^)」



~本編で少ししか語られてない設定補足編~

カイ「そういえばさ、イデアのところって一夫多妻制許してないよな。別に他のところじゃ禁止されてないし王様なんて特に複数妻を持ってるイメージなんだけど」
イデア「え、それってカイも一夫多妻がいいってこと……?」
カイ「違うよ!?俺はイデア一筋だけどさ、結構そこについては厳しいなって。メリルの件の時とかレンの奴「あのゴミ親父が!」とか言ってたろ?」
イデア「私達の一族は愛の証としてセインのやりとりをするでしょ?あれは知ってると思うけど生涯をその人にのみ捧げるっていう意味なの。セインは私の一族固有のものだし、その意味合いが強まって一夫多妻は駄目なの。もちろん逆も浮気もね」
カイ「なるほどな」
イデア「ちなみにセインを生み出すのが女性のせいか、男性よりも女性の発言力が強いの」
カイ「それは、うん、イデアとかメリルとかシャルさんとか見てたら分かるよね……苦笑」





あとがき

 どうも愛野進です。いつも読んでいただきありがとうございます!
 こういうふざけた内容の方が書きやすいし、書いている側も楽しかったりします。
 まだまだ小話たくさんあるので、また次の機会に(^▽^)

 今後もどうぞよろしくお願いいたします!!
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