5 / 18
2人で迎える朝
しおりを挟む
そして朝になった。
真田さんが腕枕をしてくれて、私はその中で、小さくなって眠っていた。
私は目が覚めた。
カーテンの隙間から、日射しが漏れていた。
目の前に男の人の裸がある。良かった。今日はいなくなってない。私はホッとした。
私は、すやすやと寝ている真田さんの寝顔を眺めた。少し寝癖がついていた。
そして、そっと真田さんの体を指で撫でた。
初めての男の人の裸をまじまじと見た。女だって男の体には、興味がある。けっこう筋肉あるんだなと思った。そして、下へと体をずらした。
昔、お風呂で見た弟のものと、眼の前のものは全く別のもののようだった。
これが、私の中に入ってたんだ。恐る恐る指を伸ばして触った。ムクッと動いた。
真田さんを見ると、起きそうにない。私はそっと握ってみた。フニャフニャだったが、徐々に固くなってきた。
これが私の中を擦ってたんだから、擦れば真田さんは気持ちくなるのよね?
私は手を上下に動かして、擦ってみた。
ますます固くなった。
すると、先から液体が出てきた。精子なの?私は舌の先で舐めてみた。
ビクンと真田さんの体が震えた。
私もビックリして、真田さんの顔を見た。まだ寝ていた。
次々と液が出てくるので、舐め回した。
「あぁ」と真田さんの口から声が漏れた。
もう少し弄ぶと、どうなるのか確認してみたいが、淫乱だと思われても嫌なので、腕枕に頭を乗せた。
真田さんの整った顔が目の前にある。かっこいいというよりかは、可愛らしい顔である。確か年は私より3つ上だから、29歳くらいか、結婚に焦り初めたアラサーの女子社員に可愛がられる、いや、狙われても仕方がない。
でも、本当に信じていいのだろうか?私の何を見て、綺麗とか言えるのだろうか?
本人がこの顔だ。母親だって、普通以上のレベルだろう。だから、極度のマザコンで、母親に似てるから、という理由は考えにくい。
それに、プログラミングなんて男に囲まれてやっている。母性を感じるような振る舞いをする機会もなかったと思う。どちらかというと父親か?自分で考えておいて、呆れてニヤけてしまった。
消去法でいくと、どうしても体が目的という結論に達してしまう。確かに働き始めて痩せた(やつれた)から、おっぱいは目立つようになった。しかし、私よりも大きい相手を調達するのは、真田さんにとって難しいことではないと思う。
となると、やっぱり体に飽きたら、ポイっとされるのだろう。お前なんかが俺と結婚できるわけないだろ、私のファーストキス(意識がはっきりしている時に限る)を奪ったこの口から、その言葉が出る未来は、占ってもらうまでもないだろう。
でも真田さんが本気だったら?という私の中の天使は、かろうじて追い出されずに頭の隅に居座っている。
まぁ、その時はその時だ。
セックスすること自体は、私も望んでいることである。昨日、真田さんは、体の相性がいいと喜んでいた。すぐに捨てられることはないのかもしれない。
真田さんに弄んでると思わせておいて、私も真田さんの体を満喫する。
そして、半年後なのか?1年後なのか?いつか訪れるであろう日までの彼女としての思い出は、私の未来を支えてくれるだろう。
よろしくね。真司。私は軽く唇にキスをした。
「うっ、う~ん」真田さんは少し目を開けた。
「花音、おはよう」
私はホッとした。何でお前がいるんだ、と怒鳴られるかもしれないという考えが、頭の中から除去できなかったから。
「おはよう。真司、起こしちゃった?」
真田さんは、自分の唇を触った。
「キスした?」
咄嗟に、「嫌だった?」と言ってしまった。
「嫌なわけ無いだろ」真田さんは笑いながら、私の髪を撫でた。
「ちゃんと花音の唇を感じたい。していい?」と優しく言った。
私は真田さんの唇に自分の唇を押し付けた。
ダメなのに。本気になったら、後で辛くなるのに。でも、好きになってしまうのが止められない。
私は舌を入れ、真田さんも出してきた舌に絡めた。
ずっと、ずっとキスしていたい。いつかできなくなるなんて考えたくない。
真田さんは舌を絡めながら、私の頭や背中を撫でた。そして、胸と股間を愛撫した。
「はぁぁん」
私は我慢できずに、声を上げた。
真田さんは私の股間に顔を埋めた。
「あぁぁ」私は体を捩らせて、シーツを掴んだ。
そして、大きな声を出し、いってしまった。
「花音、挿れていい?」
私は弱々しく、いいよと答えた。
真田さんは枕の下から、ゴムを取り出して、付けた。
ぼうっとした頭に、中に入ってきた真田さんが、攻撃を加える。
「はぉぁぁん、中が真司でいっぱいになってる」
「やっぱり、花音の中、凄い気持ちいい」
「あぁ、ダメ、またいっちゃう」
「何回でもいって。花音のこと気持ちよくさせてるって、僕に分かるから』
「私ばっかり恥ずかしいよぉ』
「少しずつ僕も出てるよ。気持ちいいから」
「私、ちゃんと気持ちよくできてる?」
「うん、中がギュッと僕を締め付けてきてる。気持ちいいよ」
「あぁぁん、真司ぃ、大好きだよ」
「花音、僕も大好きだ」真田さんは体を倒し、舌を絡めた。
そして、私はいって、真田さんも射精した。
しばらくして、私の頭がはっきりしてくると、いつの間にか、天使が頭の中を支配していた。逆に悪魔が隅に追いやられている。
好きという援軍が、天使に加勢したようだ。朝の考察は何だったのか?自分でも呆れた。
「あっ!」と真田さんが声を出した。
「どうしたの?」私は何かやらかしたかと思い、心配になった。
「花音、突然、泊まっちゃったけど、実家だよね?」
「あぁ、そう言えば忘れてた。でも、また仕事だと思うから大丈夫よ」
「そうなの?」
「週末は追い込みのチャンスだから」
「そうだね。でも、帰らないとならないね」
「まぁ、そうね。着替えたいは、着替えたいな」
「今日は帰ろうか?明日は会える?」
特に予定はない。每週末は掃除と洗濯だ。
「うん、そうしよっ」
「初デートは何処がいいかな?」
「でっ、デートぉ!」私は大きな声を出した。
真田さんは、私の声に驚いていたが、
「そっ、そうだよね?恋人なんだから』
「確かに、そうですね。どうしよう、私、デートする服なんて持ってない」
「とっ、とりあえず、ホテル出ようか。朝ご飯食べながら、考えよっ」
「あぁ、うん」私は枕元に置いていたバスタオルを取って、体に巻いた。
「えっ、また付けるの?」
「明るいところだと恥ずかしい」
「僕は明るいところで見たいな。せっかく綺麗なのに」
「ダメ、もう少ししたら」
「えぇ、一緒に入ろうよ。お風呂」
「えぇっ!」
「お願い」真田さんは両手を顔の前で合わせた。
「分かったわよ。何か勿体ぶってるみたいだから」
「ホントに?早く行こ」
「もしかして、真司って、お姉ちゃんいる?」
「うん、いるよ。話したことあったっけ?2人の姉がいる」
「末っ子!」
「そうだけど」真田さんは、何か?みたいな顔になった。
「真田さんが年上からモテる理由が、分かりました」
「年上?何で敬語?」
「いつも言い寄られてる女性は、年上ですよ」
「えっ!気にしたことなかった。女性に年聞くわけいかないし。それが何?」
「私には弟がいます」
「あぁ、花音はお姉ちゃんなんだね。知らなかったよ」」
「まさか本当のお姉ちゃんには、何もできないから!私に代わりになれと?」
「ちっ、違うよ!別に姉さん達とは仲いいけど、これ以上、姉は欲しくないよ」
「ホントに?」
「ホントだよ。花音は顔もスタイルも、性格も気に入ったから、好きになったんだよ、お姉ちゃんだって、今知ったんだし」
「それならいいよ。真司」
「もう~、びっくりしたよ」
「ごめんね。お風呂入ろ」
私達は風呂場に来た。
「やっぱり綺麗だよ」
「恥ずかしいから、言わないで」
「全部、僕のものだ。ずっと離さないよ」
真田さんは、ボディーシャンプーを手に取り、私の体洗った。
「よし、僕の宝物が更に綺麗になった」
「私も洗ってあげる」私もボディーシャンプーを手に取り、真田さんの全身を、ある部分を除いて洗った。
そして、改めて手にいっぱいボディーシャンプーを取り。いきり勃つ部分を洗った。
洗い終わったら、手で握って前後に動かした。
「気持ちいいよ。花音」真田さんは顔を近づけてきて、舌を絡めた。
「ねぇ、一つお願いしていい?」
「何?」
「まず、泡を流して」
「うん」私はシャワーを手に取り、真田さんの体の泡を流した。
「終わったわよ」
「口でしてくれる?」
「口で?どうするの?」
「口の中に入れて、舐めて。それから、口で、今握ってるみたいに、しごくんだ」
「よく分かんないけど、真司が気持ちよくなるなら、やってあげる」
私は膝立ちになり、咥えた。
「あぁ、嬉しいよ!花音にしてもらえるなんて」
私は、舌で舐め回した。
「あぁ、気持ちいいよ」
先から何か出てきた。
真田さんが私で気持ちよくなってる。私は興奮した。
口でしごくって言ってたど、よく分からないな。口で握るってことよね?
私は唇に力を入れた。そして、前後に動いた。
「そうだよ。花音、ちゃんとできてる。気持ちいい」
少しずつ、私の口の中に何かが当たった。
多分精子だと思った。おしっこはこんな風には出ない。小さい頃の弟のを見ている。
そして、「出る。口を離して」
私は口を離した。すると、先から白いものが勢いよく私の胸に出た。
「あっ、ごめん。勢いよく出ちゃった。かけるつもりはなかったんだ」真田さんは慌ててシャワーを手に取った。
私は胸に付いた白いものを手で触った。
「これが精子」
「流すから、立って」
私は立ち上がった。真田さんが手で精子を流した。
私は人差し指と親指をくっつけたり、離したりした。
「少しネバネバしてる」
「そうだね。手を出して」
私が手を出すと、真田さんが洗ってくれた。
浴槽に入った。私は真田さんの腕の中にいる。
「ごめんよ、急に口でしてなんて言って」
「ちゃんとできてた?」
「うん、だから出た」
「良かった」
「明日のデートどこ行こうか?」
「そっ、そうね」
「服は気にしなくていいよ。中身が来てくれればいいから」
「そんなわけには行かない。真司に恥ずかしい思いはされられない」
「そんなこと起こらないし、起こったとしても、僕が花音を好きなことは変わらないよ」
「真司は、スカートとズボンどっちが好き?」
「う~ん、特にないけど、花音、スカート似合ってるよ」
「じゃあ、スカートにする」
「今日の服みたいに短いのは止めてよ。気になっちゃう」
「えっ、今日のだって膝はギリギリ見えないわよ」
「もうちょっと長い方が安心する」
「分かったわ」
「スカートなら、映画とか美術館とかかな?」
「映画なら見たいのがある」
「そう?じゃあ、朝ご飯食べながら決めよう」
真田さんは体を拭き終わった時に、抱きついてきた。
「一週間分、貯めておかないと」
「貯まるの?」
「僕も会社でしたいけど、バレたら嫌がらせされるよ」
「あぁ、確かに」普通、社内恋愛はご法度だ。隠れてするもんだとは思うが、少し寂しい気持ちになった。
「そんな顔しないで、結婚するって言えるようになるまでだから』
「うん、そうだね」私は無理に笑顔を作った。
私達はホテルを出て、駅前のファミレスに来た。真田さんはホテルで食べると言ったが、私がファミレスの定食が食べたいと言った。
向かい合わせに座ると。真田さんはニコニコしていた。
「どうしたの?」
「朝起きて、花音が目の前にいて、昨日のことが夢じゃなかったんだって思った。そして、今、朝食を2人で食べようとしてる」
「私と違って真司は初めてじゃないんでしょ?」
「えっ」真田さんの顔が少し曇った。
「うん、そうだけど。僕は花音と食べられて嬉しいんだ」無理に作ったと分かるような笑顔だった。
「ごめん、私も昔のことは気にしないから」
「うん。さっ、何食べようかな?」
それから、明日見る映画を選びながら朝食を食べ、食べ終わりった私達は店の外に出た。
「手、繋いでくれる?」真田さんは手を伸ばした。
「駅、すぐだよ」
「ダメ?」
「ううん。ダメじゃないよ」私も手を伸ばし、手を繋いだ。
電車に乗っている間も繋いだままだった。
「私、次の駅だから」
真田さんは、手を離し、私の腰に手を回して、引き寄せた。
「恥ずかしよぉ。明日会えるんだよ」
「次の駅まで」私は真田さんの胸に頭を付けた。
そして、駅に着き、ドアが開いた。
「また、明日ね」
真田さんは離そうとしない。
「もう!」私は真田さんの体を押して 離れた。
電車を降り、振り返った。
寂しそうな顔をしていた。
ドアが閉まり、私は小さく手を振った。
真田さんは扉に手をついていたのを見て、電車は動き出した。
真田さんが腕枕をしてくれて、私はその中で、小さくなって眠っていた。
私は目が覚めた。
カーテンの隙間から、日射しが漏れていた。
目の前に男の人の裸がある。良かった。今日はいなくなってない。私はホッとした。
私は、すやすやと寝ている真田さんの寝顔を眺めた。少し寝癖がついていた。
そして、そっと真田さんの体を指で撫でた。
初めての男の人の裸をまじまじと見た。女だって男の体には、興味がある。けっこう筋肉あるんだなと思った。そして、下へと体をずらした。
昔、お風呂で見た弟のものと、眼の前のものは全く別のもののようだった。
これが、私の中に入ってたんだ。恐る恐る指を伸ばして触った。ムクッと動いた。
真田さんを見ると、起きそうにない。私はそっと握ってみた。フニャフニャだったが、徐々に固くなってきた。
これが私の中を擦ってたんだから、擦れば真田さんは気持ちくなるのよね?
私は手を上下に動かして、擦ってみた。
ますます固くなった。
すると、先から液体が出てきた。精子なの?私は舌の先で舐めてみた。
ビクンと真田さんの体が震えた。
私もビックリして、真田さんの顔を見た。まだ寝ていた。
次々と液が出てくるので、舐め回した。
「あぁ」と真田さんの口から声が漏れた。
もう少し弄ぶと、どうなるのか確認してみたいが、淫乱だと思われても嫌なので、腕枕に頭を乗せた。
真田さんの整った顔が目の前にある。かっこいいというよりかは、可愛らしい顔である。確か年は私より3つ上だから、29歳くらいか、結婚に焦り初めたアラサーの女子社員に可愛がられる、いや、狙われても仕方がない。
でも、本当に信じていいのだろうか?私の何を見て、綺麗とか言えるのだろうか?
本人がこの顔だ。母親だって、普通以上のレベルだろう。だから、極度のマザコンで、母親に似てるから、という理由は考えにくい。
それに、プログラミングなんて男に囲まれてやっている。母性を感じるような振る舞いをする機会もなかったと思う。どちらかというと父親か?自分で考えておいて、呆れてニヤけてしまった。
消去法でいくと、どうしても体が目的という結論に達してしまう。確かに働き始めて痩せた(やつれた)から、おっぱいは目立つようになった。しかし、私よりも大きい相手を調達するのは、真田さんにとって難しいことではないと思う。
となると、やっぱり体に飽きたら、ポイっとされるのだろう。お前なんかが俺と結婚できるわけないだろ、私のファーストキス(意識がはっきりしている時に限る)を奪ったこの口から、その言葉が出る未来は、占ってもらうまでもないだろう。
でも真田さんが本気だったら?という私の中の天使は、かろうじて追い出されずに頭の隅に居座っている。
まぁ、その時はその時だ。
セックスすること自体は、私も望んでいることである。昨日、真田さんは、体の相性がいいと喜んでいた。すぐに捨てられることはないのかもしれない。
真田さんに弄んでると思わせておいて、私も真田さんの体を満喫する。
そして、半年後なのか?1年後なのか?いつか訪れるであろう日までの彼女としての思い出は、私の未来を支えてくれるだろう。
よろしくね。真司。私は軽く唇にキスをした。
「うっ、う~ん」真田さんは少し目を開けた。
「花音、おはよう」
私はホッとした。何でお前がいるんだ、と怒鳴られるかもしれないという考えが、頭の中から除去できなかったから。
「おはよう。真司、起こしちゃった?」
真田さんは、自分の唇を触った。
「キスした?」
咄嗟に、「嫌だった?」と言ってしまった。
「嫌なわけ無いだろ」真田さんは笑いながら、私の髪を撫でた。
「ちゃんと花音の唇を感じたい。していい?」と優しく言った。
私は真田さんの唇に自分の唇を押し付けた。
ダメなのに。本気になったら、後で辛くなるのに。でも、好きになってしまうのが止められない。
私は舌を入れ、真田さんも出してきた舌に絡めた。
ずっと、ずっとキスしていたい。いつかできなくなるなんて考えたくない。
真田さんは舌を絡めながら、私の頭や背中を撫でた。そして、胸と股間を愛撫した。
「はぁぁん」
私は我慢できずに、声を上げた。
真田さんは私の股間に顔を埋めた。
「あぁぁ」私は体を捩らせて、シーツを掴んだ。
そして、大きな声を出し、いってしまった。
「花音、挿れていい?」
私は弱々しく、いいよと答えた。
真田さんは枕の下から、ゴムを取り出して、付けた。
ぼうっとした頭に、中に入ってきた真田さんが、攻撃を加える。
「はぉぁぁん、中が真司でいっぱいになってる」
「やっぱり、花音の中、凄い気持ちいい」
「あぁ、ダメ、またいっちゃう」
「何回でもいって。花音のこと気持ちよくさせてるって、僕に分かるから』
「私ばっかり恥ずかしいよぉ』
「少しずつ僕も出てるよ。気持ちいいから」
「私、ちゃんと気持ちよくできてる?」
「うん、中がギュッと僕を締め付けてきてる。気持ちいいよ」
「あぁぁん、真司ぃ、大好きだよ」
「花音、僕も大好きだ」真田さんは体を倒し、舌を絡めた。
そして、私はいって、真田さんも射精した。
しばらくして、私の頭がはっきりしてくると、いつの間にか、天使が頭の中を支配していた。逆に悪魔が隅に追いやられている。
好きという援軍が、天使に加勢したようだ。朝の考察は何だったのか?自分でも呆れた。
「あっ!」と真田さんが声を出した。
「どうしたの?」私は何かやらかしたかと思い、心配になった。
「花音、突然、泊まっちゃったけど、実家だよね?」
「あぁ、そう言えば忘れてた。でも、また仕事だと思うから大丈夫よ」
「そうなの?」
「週末は追い込みのチャンスだから」
「そうだね。でも、帰らないとならないね」
「まぁ、そうね。着替えたいは、着替えたいな」
「今日は帰ろうか?明日は会える?」
特に予定はない。每週末は掃除と洗濯だ。
「うん、そうしよっ」
「初デートは何処がいいかな?」
「でっ、デートぉ!」私は大きな声を出した。
真田さんは、私の声に驚いていたが、
「そっ、そうだよね?恋人なんだから』
「確かに、そうですね。どうしよう、私、デートする服なんて持ってない」
「とっ、とりあえず、ホテル出ようか。朝ご飯食べながら、考えよっ」
「あぁ、うん」私は枕元に置いていたバスタオルを取って、体に巻いた。
「えっ、また付けるの?」
「明るいところだと恥ずかしい」
「僕は明るいところで見たいな。せっかく綺麗なのに」
「ダメ、もう少ししたら」
「えぇ、一緒に入ろうよ。お風呂」
「えぇっ!」
「お願い」真田さんは両手を顔の前で合わせた。
「分かったわよ。何か勿体ぶってるみたいだから」
「ホントに?早く行こ」
「もしかして、真司って、お姉ちゃんいる?」
「うん、いるよ。話したことあったっけ?2人の姉がいる」
「末っ子!」
「そうだけど」真田さんは、何か?みたいな顔になった。
「真田さんが年上からモテる理由が、分かりました」
「年上?何で敬語?」
「いつも言い寄られてる女性は、年上ですよ」
「えっ!気にしたことなかった。女性に年聞くわけいかないし。それが何?」
「私には弟がいます」
「あぁ、花音はお姉ちゃんなんだね。知らなかったよ」」
「まさか本当のお姉ちゃんには、何もできないから!私に代わりになれと?」
「ちっ、違うよ!別に姉さん達とは仲いいけど、これ以上、姉は欲しくないよ」
「ホントに?」
「ホントだよ。花音は顔もスタイルも、性格も気に入ったから、好きになったんだよ、お姉ちゃんだって、今知ったんだし」
「それならいいよ。真司」
「もう~、びっくりしたよ」
「ごめんね。お風呂入ろ」
私達は風呂場に来た。
「やっぱり綺麗だよ」
「恥ずかしいから、言わないで」
「全部、僕のものだ。ずっと離さないよ」
真田さんは、ボディーシャンプーを手に取り、私の体洗った。
「よし、僕の宝物が更に綺麗になった」
「私も洗ってあげる」私もボディーシャンプーを手に取り、真田さんの全身を、ある部分を除いて洗った。
そして、改めて手にいっぱいボディーシャンプーを取り。いきり勃つ部分を洗った。
洗い終わったら、手で握って前後に動かした。
「気持ちいいよ。花音」真田さんは顔を近づけてきて、舌を絡めた。
「ねぇ、一つお願いしていい?」
「何?」
「まず、泡を流して」
「うん」私はシャワーを手に取り、真田さんの体の泡を流した。
「終わったわよ」
「口でしてくれる?」
「口で?どうするの?」
「口の中に入れて、舐めて。それから、口で、今握ってるみたいに、しごくんだ」
「よく分かんないけど、真司が気持ちよくなるなら、やってあげる」
私は膝立ちになり、咥えた。
「あぁ、嬉しいよ!花音にしてもらえるなんて」
私は、舌で舐め回した。
「あぁ、気持ちいいよ」
先から何か出てきた。
真田さんが私で気持ちよくなってる。私は興奮した。
口でしごくって言ってたど、よく分からないな。口で握るってことよね?
私は唇に力を入れた。そして、前後に動いた。
「そうだよ。花音、ちゃんとできてる。気持ちいい」
少しずつ、私の口の中に何かが当たった。
多分精子だと思った。おしっこはこんな風には出ない。小さい頃の弟のを見ている。
そして、「出る。口を離して」
私は口を離した。すると、先から白いものが勢いよく私の胸に出た。
「あっ、ごめん。勢いよく出ちゃった。かけるつもりはなかったんだ」真田さんは慌ててシャワーを手に取った。
私は胸に付いた白いものを手で触った。
「これが精子」
「流すから、立って」
私は立ち上がった。真田さんが手で精子を流した。
私は人差し指と親指をくっつけたり、離したりした。
「少しネバネバしてる」
「そうだね。手を出して」
私が手を出すと、真田さんが洗ってくれた。
浴槽に入った。私は真田さんの腕の中にいる。
「ごめんよ、急に口でしてなんて言って」
「ちゃんとできてた?」
「うん、だから出た」
「良かった」
「明日のデートどこ行こうか?」
「そっ、そうね」
「服は気にしなくていいよ。中身が来てくれればいいから」
「そんなわけには行かない。真司に恥ずかしい思いはされられない」
「そんなこと起こらないし、起こったとしても、僕が花音を好きなことは変わらないよ」
「真司は、スカートとズボンどっちが好き?」
「う~ん、特にないけど、花音、スカート似合ってるよ」
「じゃあ、スカートにする」
「今日の服みたいに短いのは止めてよ。気になっちゃう」
「えっ、今日のだって膝はギリギリ見えないわよ」
「もうちょっと長い方が安心する」
「分かったわ」
「スカートなら、映画とか美術館とかかな?」
「映画なら見たいのがある」
「そう?じゃあ、朝ご飯食べながら決めよう」
真田さんは体を拭き終わった時に、抱きついてきた。
「一週間分、貯めておかないと」
「貯まるの?」
「僕も会社でしたいけど、バレたら嫌がらせされるよ」
「あぁ、確かに」普通、社内恋愛はご法度だ。隠れてするもんだとは思うが、少し寂しい気持ちになった。
「そんな顔しないで、結婚するって言えるようになるまでだから』
「うん、そうだね」私は無理に笑顔を作った。
私達はホテルを出て、駅前のファミレスに来た。真田さんはホテルで食べると言ったが、私がファミレスの定食が食べたいと言った。
向かい合わせに座ると。真田さんはニコニコしていた。
「どうしたの?」
「朝起きて、花音が目の前にいて、昨日のことが夢じゃなかったんだって思った。そして、今、朝食を2人で食べようとしてる」
「私と違って真司は初めてじゃないんでしょ?」
「えっ」真田さんの顔が少し曇った。
「うん、そうだけど。僕は花音と食べられて嬉しいんだ」無理に作ったと分かるような笑顔だった。
「ごめん、私も昔のことは気にしないから」
「うん。さっ、何食べようかな?」
それから、明日見る映画を選びながら朝食を食べ、食べ終わりった私達は店の外に出た。
「手、繋いでくれる?」真田さんは手を伸ばした。
「駅、すぐだよ」
「ダメ?」
「ううん。ダメじゃないよ」私も手を伸ばし、手を繋いだ。
電車に乗っている間も繋いだままだった。
「私、次の駅だから」
真田さんは、手を離し、私の腰に手を回して、引き寄せた。
「恥ずかしよぉ。明日会えるんだよ」
「次の駅まで」私は真田さんの胸に頭を付けた。
そして、駅に着き、ドアが開いた。
「また、明日ね」
真田さんは離そうとしない。
「もう!」私は真田さんの体を押して 離れた。
電車を降り、振り返った。
寂しそうな顔をしていた。
ドアが閉まり、私は小さく手を振った。
真田さんは扉に手をついていたのを見て、電車は動き出した。
10
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
夫の心がわからない
キムラましゅろう
恋愛
マリー・ルゥにはわからない。
夫の心がわからない。
初夜で意識を失い、当日の記憶も失っている自分を、体調がまだ万全ではないからと別邸に押しとどめる夫の心がわからない。
本邸には昔から側に置く女性と住んでいるらしいのに、マリー・ルゥに愛を告げる夫の心がサッパリわからない。
というかまず、昼夜逆転してしまっている自分の自堕落な(翻訳業のせいだけど)生活リズムを改善したいマリー・ルゥ18歳の春。
※性描写はありませんが、ヒロインが職業柄とポンコツさ故にエチィワードを口にします。
下品が苦手な方はそっ閉じを推奨いたします。
いつもながらのご都合主義、誤字脱字パラダイスでございます。
(許してチョンマゲ←)
小説家になろうさんにも時差投稿します。
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
宮廷の九訳士と後宮の生華
狭間夕
キャラ文芸
宮廷の通訳士である英明(インミン)は、文字を扱う仕事をしていることから「暗号の解読」を頼まれることもある。ある日、後宮入りした若い妃に充てられてた手紙が謎の文字で書かれていたことから、これは恋文ではないかと噂になった。真相は単純で、兄が妹に充てただけの悪意のない内容だったが、これをきっかけに静月(ジンユェ)という若い妃のことを知る。通訳士と、後宮の妃。立場は違えど、後宮に生きる華として、二人は陰謀の渦に巻き込まれることになって――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる