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第21話 プランBの悲劇 3
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せめて、と思ってチラッと見たけど寛太も顔色を無くしてる。
「おい。早くしろって! おら、お前はこっちだ」
「キャッ!」
厚みのあるマットに突き倒された。そのまま、両手を頭の上にひっぱられて、グッと腕ごと踏まれた。動けない。
「痛い、ね、やめて、ねぇ、竜久」
「お前がしくじったからだ。ちゃんと言うことを聞いて、石田をたらし込めば、ここまでしなくてすんだのによ。お前はカモになるって言ったんだ。せいぜい、大人しくしろ。授業に遅れるだろ!」
「ヤダって、ヤダ! ね、お願い、もう一回チャンスをちょうだい、ね? 裸でもなんでもなるから、なんとかして石田を騙すから。お願い、やめて」
「なら、最初からヤッておくんだったな。オラ、早くしろ、誰だ? あぁあ、もういい。2号、お前だ、お前がやれ」
「え? オレっすか」
「二度も言わせるなよ。時間がねぇんだぞ、とにかくぶっ込んで出せ。あとは、オレ達が口を合わせて、石田にやられてるところを助けたってな。お前は、『石田を呼び出したら、突然襲いかかられた』って言うんだ。あ? それとも、この目をえぐり出してやろうか?」
ヤバい。マジだ。この人マジでやりかねない、っていうか、もう指が目にくっついてるんですけど。
むりぃ。
コク コク コク
「わかった。でも、ね? 大人しくするから…… でも、ホントにやんなくてもいいでしょ? 私、石田に犯されたって言うから! 泣き真似もうまいし。ね? ほら、シャツを破ってくれても良いから!」
「うるせぇな。警察で血が出てるかどうか見る決まってるだろ。なんもなきゃ、証拠にもなんねぇ」
「でも「ウルサい! 早くヤレ!」」
「ご、ごめん、ココアちゃん。これ、仕方ないヤツだから」
「やめろ! パシリのくせに! さわんな! クズ」
「おい、キャプテンと1号、足を広げて押さえろ。2号、時間がねぇ、ツバ付けて突っ込め」
渋々という顔だけど、三人の顔にはイヤらしい笑みが浮かんでるのがハッキリと分かった。
こんなヤツらに、こんなところで!
「おい。早くしろって! おら、お前はこっちだ」
「キャッ!」
厚みのあるマットに突き倒された。そのまま、両手を頭の上にひっぱられて、グッと腕ごと踏まれた。動けない。
「痛い、ね、やめて、ねぇ、竜久」
「お前がしくじったからだ。ちゃんと言うことを聞いて、石田をたらし込めば、ここまでしなくてすんだのによ。お前はカモになるって言ったんだ。せいぜい、大人しくしろ。授業に遅れるだろ!」
「ヤダって、ヤダ! ね、お願い、もう一回チャンスをちょうだい、ね? 裸でもなんでもなるから、なんとかして石田を騙すから。お願い、やめて」
「なら、最初からヤッておくんだったな。オラ、早くしろ、誰だ? あぁあ、もういい。2号、お前だ、お前がやれ」
「え? オレっすか」
「二度も言わせるなよ。時間がねぇんだぞ、とにかくぶっ込んで出せ。あとは、オレ達が口を合わせて、石田にやられてるところを助けたってな。お前は、『石田を呼び出したら、突然襲いかかられた』って言うんだ。あ? それとも、この目をえぐり出してやろうか?」
ヤバい。マジだ。この人マジでやりかねない、っていうか、もう指が目にくっついてるんですけど。
むりぃ。
コク コク コク
「わかった。でも、ね? 大人しくするから…… でも、ホントにやんなくてもいいでしょ? 私、石田に犯されたって言うから! 泣き真似もうまいし。ね? ほら、シャツを破ってくれても良いから!」
「うるせぇな。警察で血が出てるかどうか見る決まってるだろ。なんもなきゃ、証拠にもなんねぇ」
「でも「ウルサい! 早くヤレ!」」
「ご、ごめん、ココアちゃん。これ、仕方ないヤツだから」
「やめろ! パシリのくせに! さわんな! クズ」
「おい、キャプテンと1号、足を広げて押さえろ。2号、時間がねぇ、ツバ付けて突っ込め」
渋々という顔だけど、三人の顔にはイヤらしい笑みが浮かんでるのがハッキリと分かった。
こんなヤツらに、こんなところで!
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