113 / 141
第35話 綻び 9 【R-18】
しおりを挟む
最後の一滴まで出し切ると、そそくさと抜いてしまう。パパッとゴムを外してゴミ箱に放り込む。
万が一にも中で外れて妊娠させないようにする。
男は、そうやって娘を大切にしているつもりだ。
『ふぅ~ ずいぶんと感じるようになったな。だいぶ完成に近づいたか』
もっともっと淫乱にする。自分専用の女体を、理想に近づけるのは、男としての夢だ。
まだ胸が膨らむ前から抱いてきた理想が、また一歩、実現に向かう気がして、男のニヤニヤは止まらない。
手帳に、またしても「正」の字を完成させて「いち、にー、さん、うーんと、ぜんぶで四個か。以前よりも全然ペースが速いな。上々、上々」と声に出す。
いかに、身体が自分にピタリとしてきたかを、あらゆる機会を通じて分からせる。
それが男の考えだった。こうして、イッた回数も、イク時のタイミングの早さも、キッチリと自覚させるつもりだった。
『次あたりからは、自分でおねだりしてここに来るのは無理としても、素直について来る程度にはなってもらわないとな』
今回も、包丁を自分の腕に突きつけて「来てくれないと、パパは死ぬしかないんだ」と脅さなければならなかった。
けっして、それはお芝居ではないだけに、できればやりたくない。
『毎回、毎回、死ぬ覚悟でラブホに連れ込むってのは、健全とは言えないからな』
娘をラブホに連れ込もうという、究極の不健全を狙っている男は、そんな風に思いつつ、スマホを取り出した。
ベッドの上に見事な裸身が横たわっている。
スマホを向けられているのは半ば気付いているはず。しかし身体を隠す仕草はない。ひょっとしたら、目は開けていても、手脚を投げだしたままの身体に意識が戻ってないのかもしれない。
光を失った瞳は、ただ天井を見上げていた。
シャカ、シャカ、シャカ
何度もシャッターを切りながらも、男は少々不満だ。毎回、大量にたまっていく、娘の裸だが、恥ずかしがらないところをとっても今ひとつ、ピンとこない。
『理想を言えば、恥ずかしくて、真っ赤になりながら、言うことを聞くのが良いんだがなぁ』
勝手なことを考えながら、娘の意識を確かめたくなった。
「なんだ。ずいぶんとだらしなくなったな。そんなに良かったのか?」
挑発してみた。
ぐったりと力なく寝そべったままの女を見下ろし、まるで戦利品だと言わんばかりの我が物顔は、確かに、たっぷりとオーガズムを搾り取った自信に満ちあふれていた。
撮影を続けながら男は嬉しそうに言った。
「やっぱり馴染んだ身体は良いに決まってるって言っただろ。パパの言ったとおりだったじゃないか」
撮影に飽きたのか、ベッドに腰掛けて娘の両頬を右手でグッと掴んだ。
「ほら、返事くらいしなさい。そんな失礼な娘に育てた覚えはないぞ。悪い子には悪いことが起きるって教えてきただろ?」
「わ、るぃ、こ?」
初めて少女が反応した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
作者よりご案内
今話は、あまりにもディープすぎるため
夏休みの終わりに削除の予定です。
ご了承ください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
万が一にも中で外れて妊娠させないようにする。
男は、そうやって娘を大切にしているつもりだ。
『ふぅ~ ずいぶんと感じるようになったな。だいぶ完成に近づいたか』
もっともっと淫乱にする。自分専用の女体を、理想に近づけるのは、男としての夢だ。
まだ胸が膨らむ前から抱いてきた理想が、また一歩、実現に向かう気がして、男のニヤニヤは止まらない。
手帳に、またしても「正」の字を完成させて「いち、にー、さん、うーんと、ぜんぶで四個か。以前よりも全然ペースが速いな。上々、上々」と声に出す。
いかに、身体が自分にピタリとしてきたかを、あらゆる機会を通じて分からせる。
それが男の考えだった。こうして、イッた回数も、イク時のタイミングの早さも、キッチリと自覚させるつもりだった。
『次あたりからは、自分でおねだりしてここに来るのは無理としても、素直について来る程度にはなってもらわないとな』
今回も、包丁を自分の腕に突きつけて「来てくれないと、パパは死ぬしかないんだ」と脅さなければならなかった。
けっして、それはお芝居ではないだけに、できればやりたくない。
『毎回、毎回、死ぬ覚悟でラブホに連れ込むってのは、健全とは言えないからな』
娘をラブホに連れ込もうという、究極の不健全を狙っている男は、そんな風に思いつつ、スマホを取り出した。
ベッドの上に見事な裸身が横たわっている。
スマホを向けられているのは半ば気付いているはず。しかし身体を隠す仕草はない。ひょっとしたら、目は開けていても、手脚を投げだしたままの身体に意識が戻ってないのかもしれない。
光を失った瞳は、ただ天井を見上げていた。
シャカ、シャカ、シャカ
何度もシャッターを切りながらも、男は少々不満だ。毎回、大量にたまっていく、娘の裸だが、恥ずかしがらないところをとっても今ひとつ、ピンとこない。
『理想を言えば、恥ずかしくて、真っ赤になりながら、言うことを聞くのが良いんだがなぁ』
勝手なことを考えながら、娘の意識を確かめたくなった。
「なんだ。ずいぶんとだらしなくなったな。そんなに良かったのか?」
挑発してみた。
ぐったりと力なく寝そべったままの女を見下ろし、まるで戦利品だと言わんばかりの我が物顔は、確かに、たっぷりとオーガズムを搾り取った自信に満ちあふれていた。
撮影を続けながら男は嬉しそうに言った。
「やっぱり馴染んだ身体は良いに決まってるって言っただろ。パパの言ったとおりだったじゃないか」
撮影に飽きたのか、ベッドに腰掛けて娘の両頬を右手でグッと掴んだ。
「ほら、返事くらいしなさい。そんな失礼な娘に育てた覚えはないぞ。悪い子には悪いことが起きるって教えてきただろ?」
「わ、るぃ、こ?」
初めて少女が反応した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
作者よりご案内
今話は、あまりにもディープすぎるため
夏休みの終わりに削除の予定です。
ご了承ください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説


今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。



マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる