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第35話 綻び 2 【R-18】
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全てを脱がせた少女をベッドに横たえる。
冬まで残った健康的な日焼けの跡に沿って唇を這わせるのも、少女の反応を見ながらだ。
長い、長い間の関係があるせいだろう。拒否しているはずの少女なのに、いかにも高校生らしいシンプルなショーツを抜き取る動きに軽く腰を浮かせて協力してしまうのも、二人の特別な関係性を物語っていた。
「ふむ。濡れてるねぇ」
脱がした下着をチェックするのは男の支配欲の現れた。自分とのセックスを意識して、普段は真面目なはずの娘が濡らしていたのだから、これ以上ないほどに嬉しい。
それは、どんな女にとっても屈辱なこと。しかし、言葉にして、態度にして拒否した男に、それをされるのは心にハンマーを振り下ろされるほどに悔しかった。
自分が、男の身体に馴染んでしまっているという現実を突きつけられた気がして、涙がこぼれ落ちそうになる。つまるところ、こんな身体が犯されても良いとすら思える。しかし、自分の中の「何か」が男とのセックスを受け入れてしまうという現実は、とてもではないが受け入れがたい真実であるのだ。
それは同時に、男にとっては最高の快楽である。
「ほら、天音は、こっちを頼むよ」
男は既に勃起しているものに、娘の手を導く。軽く握ってしまう自分を受け入れたくない。そのくせ、これを握りつぶして、という暴力的な衝動も起きないし、かといって、手を引っ込めるのもわざとらしい気がしてどうにもならないのだ。
あえて言うなら、心のない人形が「言われるがままに動く」方が、まだマシだったのだ。
しかし、天音の心の動きなど全てを読んでいるかのように笑顔だ。
「さぁて、ここからだからね」
チュッと耳に唇をつけると、ヒクンと反応してしまう少女が、慌ててギュッと膝に力を入れ直している。
そんな姿を見下ろす男は余裕の笑みを浮かべていた。
横たわる少女を見下ろして股間の茂みを見つめてから「ふむ」と耳に囁き声を注ぎ込む。
ビクンと再び反応してしまった少女は、それを恥じるように、わずかに首を振った。
「どうだ? そろそろ、前みたいにツルツルにしないか?」
「いやっ!」
明確な拒否。
「なあ? この間も言ったけど、中学生の頃みたいにしてくれたら、パパは嬉しいんだけどなぁ、昔はちゃんと言うことを聞いて、いっつもツルツルにしてくれていたじゃないか」
「もう、言うことなんて聞かないから」
まるで、守るかのように両手が股間を押さえる。だが、裸自体を見られることを拒めない娘にとって、抵抗はここまでだった。
「ははは。大丈夫だよ。今日もたっぷりとイカせて、パパの言うことを聞きたくさせてやるからね」
そう言うと、男は、胸をやさしく揉み上げるようにしながら、先端を吸い上げる。
「あんっ!」
短く強い反応は、生まれた快感を告白していた。
「ほら、天音、今日も何回イクか、ちゃんと数えてあげるからね」
少女は男の言葉が気越えないフリをした。
しかし、逃げることを諦めている少女にできるのは、自由な左手で頭の下の枕をグッと掴むことだけだったのである。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
作者よりご案内
今話は、あまりにもディープすぎるため
夏休みの終わりに削除の予定です。
ご了承ください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
冬まで残った健康的な日焼けの跡に沿って唇を這わせるのも、少女の反応を見ながらだ。
長い、長い間の関係があるせいだろう。拒否しているはずの少女なのに、いかにも高校生らしいシンプルなショーツを抜き取る動きに軽く腰を浮かせて協力してしまうのも、二人の特別な関係性を物語っていた。
「ふむ。濡れてるねぇ」
脱がした下着をチェックするのは男の支配欲の現れた。自分とのセックスを意識して、普段は真面目なはずの娘が濡らしていたのだから、これ以上ないほどに嬉しい。
それは、どんな女にとっても屈辱なこと。しかし、言葉にして、態度にして拒否した男に、それをされるのは心にハンマーを振り下ろされるほどに悔しかった。
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それは同時に、男にとっては最高の快楽である。
「ほら、天音は、こっちを頼むよ」
男は既に勃起しているものに、娘の手を導く。軽く握ってしまう自分を受け入れたくない。そのくせ、これを握りつぶして、という暴力的な衝動も起きないし、かといって、手を引っ込めるのもわざとらしい気がしてどうにもならないのだ。
あえて言うなら、心のない人形が「言われるがままに動く」方が、まだマシだったのだ。
しかし、天音の心の動きなど全てを読んでいるかのように笑顔だ。
「さぁて、ここからだからね」
チュッと耳に唇をつけると、ヒクンと反応してしまう少女が、慌ててギュッと膝に力を入れ直している。
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横たわる少女を見下ろして股間の茂みを見つめてから「ふむ」と耳に囁き声を注ぎ込む。
ビクンと再び反応してしまった少女は、それを恥じるように、わずかに首を振った。
「どうだ? そろそろ、前みたいにツルツルにしないか?」
「いやっ!」
明確な拒否。
「なあ? この間も言ったけど、中学生の頃みたいにしてくれたら、パパは嬉しいんだけどなぁ、昔はちゃんと言うことを聞いて、いっつもツルツルにしてくれていたじゃないか」
「もう、言うことなんて聞かないから」
まるで、守るかのように両手が股間を押さえる。だが、裸自体を見られることを拒めない娘にとって、抵抗はここまでだった。
「ははは。大丈夫だよ。今日もたっぷりとイカせて、パパの言うことを聞きたくさせてやるからね」
そう言うと、男は、胸をやさしく揉み上げるようにしながら、先端を吸い上げる。
「あんっ!」
短く強い反応は、生まれた快感を告白していた。
「ほら、天音、今日も何回イクか、ちゃんと数えてあげるからね」
少女は男の言葉が気越えないフリをした。
しかし、逃げることを諦めている少女にできるのは、自由な左手で頭の下の枕をグッと掴むことだけだったのである。
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今話は、あまりにもディープすぎるため
夏休みの終わりに削除の予定です。
ご了承ください。
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