空色の天使

瑠璃

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崩壊

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 私の名前は天ノ川とわです。優しい父と母、兄と双子の弟の5人家族です。私は今高校1年生入学式が終わったばかりです。
新クラスは、小学からの幼馴染のハルトと実加ちゃんです。実は…ハルトは私の恋人で実加ちゃんは親友なんです。
本当に楽しくて幸せです。でも、ある事件が起きてしまったのです。
これは、入学式から1週間たった頃のこと。

 私が家に帰る途中誰かが後をつけてくるのです。こわくてこわくて、たまらない…私は走って帰りました 

『ただいまです!』

「あら、お帰りなさい。どうしたの?そんなに息切れしちゃって。」

『…お腹がすいたので、早く食べたいな~って』

「あらあら、なら早く準備しましょうね。リビングにみんないるわよ。ふふっ、ハルト君もね」

『ハル君もいるの?もう、お母さんたら!』

誰かに後をつけられたなんて言うことはできません。だって、心配させちゃいますもん。こんな暗い顔してるわけにはいきませんね。しっかりしなくちゃ!


『ただいま帰りました~』

「とわ姉お帰り。」

「お帰り、とわ。今日の学校はどうだった?」

『とっても楽しかったです!』

「あーあ、あたしもとわと同じ学校いけば良かった~」

『実加ちゃんも来てたんですね!私も今日実加ちゃんに会えて良かったです!』

「あー、もうかわいいーわーー」

『ふふっ、』

そう、怖いことがあっても今このときはまだ幸せでした。


********************


それからしばらくたって三ヶ月後…





『お父さん、お母さん、お兄ちゃん、そあら、実加ちゃん、ハル君もごめんね。私は今まで頑張ってきたつもりです。まさか、**達に裏切られるなんて思っても見なかった。それからはもう辛くて、…でも、こんな姿をあなた達に見せるわけにはいかなかったの。黙っていてごめんね、さようなら』



マンションの屋上から飛び降りました








もうなにも、思い出したくない


自分勝手でごめんなさい



あなた達は、どうか、幸せに生きてください
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