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第二十四話

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 白と二人で歩いていた帰り道、突然白が立ち止まった

 こちらを向いて微笑む白は、夕焼けのせいか頬が少し赤く見える


「先輩、私は今とても幸せです!」

「ああ、俺も同じ気持ちだ」

「これから先、どんな困難があっても、先輩と一緒なら乗り越えていけます!私たちには、強い愛の絆があるんですから!」

「そうだな、俺たち二人の想いがあれば何も恐れるものはない」

「えへへっ、はい!!私、先輩のこと、大好きです♡」

「俺もお前が好きだよ、白」


 そう言ってから優しくキスをすると、白はとても幸せそうな笑顔を浮かべた
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