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第六話
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「先輩、起きてください」
「ん……すぅ、」
「いつまで寝てるんですか、起きてください」
「うぅ……」
「起きないなら……しちゃいますよっ、」
◆◆
白と付き合った日の翌朝、やけに下半身が涼しくて目が覚める
「……んぅ、」
「じゃあ、いきますよ……」
――はぁ!?、涼しい何てもんじゃねえ!俺の下半身産まれたままの姿じゃん!
「おい!やめろ!咥えようとするな!」
「こんなに大きくしておいてやめろだなんておかしな先輩ですね」
「生理現象だ、自分じゃどうにも出来ない!」
白の肩を掴んで離そうとするが白は止まらない
止めるにはもっと力を入れて抵抗するしかないが
白を傷つけることは極力したくない、どうすれば白を止めれる……!!
「ん、もうっ、手が邪魔ですよ!そもそも私と先輩は恋人同士なんですから、拒む必要なんてありませんよね?」
「確かに……ならいいか」
「わかったら大人しくしていてください……沢山しーしー出しましょうねー」
白が俺の息子を咥え始める――
――五分後
「……ふぅ、、」
朝から出して脱力した俺を白は満足そうに見つめている
「いっぱい出ましたねっ、先輩」
「ああ、白のおかげだ」
「何か……私に聞きたいことでも?」
「なぜそう思う」
「顔に出てますよ」
白がやけに手馴れていたことが少し気になっているが……
それをわざわざ言うのもなんかなぁ……だが気になる、こういうことを他のやつにもしてたと思うと……正直嫌だ
「何か手慣れてたな、と思っただけだ」
「先輩が私のことで嫉妬してくれてる!?」
「嬉しそうにするな、負けたようでムカつく」
「安心してください先輩!私は先輩以外とこういうことをしたことないですし、するつもりもないですから!」
「……そうか」
白が他の誰かといることですら考えただけでも嫌になる俺は、既に自分が思っている以上に白のことを好きになっているのかもな
「それでは、私が用意させていただいた朝ご飯を一緒に食べましょうか」
「作ってくれたのか、一人暮らしなのに自炊が苦手だから助かる」
「私がしたくてしたことなんですから、先輩は気にしなくていいんですよ」
ん?――ふと、白の指先が目に付く
「指に絆創膏貼ってるが、切ったのか?」
「はっ、はい……ちょっと、料理で……」
「そうか」
まあ、いくら料理上手な白でもケガをすることぐらいあるか……
俺と白はリビングに向かった
◆◆
リビングのテーブルの上には既に色鮮やかな料理が並んでいた
俺たちは向かい合う形で席に座り手を合わせる
「「いただきます」」
「まずは肉から……ん、美味しい」
「よかったです、先輩のことだけを想って一生懸命作りましたからっ、」
「特にこのソースがいい味を出している」
「喜んでくれてすごく嬉しいです、先輩の好みの味を把握した甲斐がありました!」
ちなみに、何故か既に好みの味が把握されているがその理由は全くもって謎だ
「旅館のような最上級の料理を朝から食べられるなんて、俺は幸せ者だな」
「そうですか?それは流石にほめすぎだと思いますけど……」
「そんなことはない、もっと自分の腕に自信を持て」
「はいっ、先輩が言ってくれると、そうだって自信がつきます……!!」
「お、この味噌汁もレベルが高いな」
「隠し味を二つも入れてますからっ、自信作です!」
「隠し味?何を入れたんだ?」
「一つは先輩への愛でっ、も、もう一つは……ひ、秘密の隠し味です……」
「秘密って、まさか……髪とか、爪とかは入れてないよな?」
「それは入れてないですけど……」
ま、流石にそうだよな……
そもそも、髪や爪が入っていたら固形だから視認出来ているはずだし、
というか……それ以前に白も、自分の体の一部を食べ物の中に入れたりなんかしないか
「先輩が望むなら明日から入れますか?」
「入れなくていい、そういう意味で言ったんじゃない」
「そうですか……」
「何でちょっと残念そうなんだよ」
こうして俺たちは共に朝を過ごして学校に向かった
「ん……すぅ、」
「いつまで寝てるんですか、起きてください」
「うぅ……」
「起きないなら……しちゃいますよっ、」
◆◆
白と付き合った日の翌朝、やけに下半身が涼しくて目が覚める
「……んぅ、」
「じゃあ、いきますよ……」
――はぁ!?、涼しい何てもんじゃねえ!俺の下半身産まれたままの姿じゃん!
「おい!やめろ!咥えようとするな!」
「こんなに大きくしておいてやめろだなんておかしな先輩ですね」
「生理現象だ、自分じゃどうにも出来ない!」
白の肩を掴んで離そうとするが白は止まらない
止めるにはもっと力を入れて抵抗するしかないが
白を傷つけることは極力したくない、どうすれば白を止めれる……!!
「ん、もうっ、手が邪魔ですよ!そもそも私と先輩は恋人同士なんですから、拒む必要なんてありませんよね?」
「確かに……ならいいか」
「わかったら大人しくしていてください……沢山しーしー出しましょうねー」
白が俺の息子を咥え始める――
――五分後
「……ふぅ、、」
朝から出して脱力した俺を白は満足そうに見つめている
「いっぱい出ましたねっ、先輩」
「ああ、白のおかげだ」
「何か……私に聞きたいことでも?」
「なぜそう思う」
「顔に出てますよ」
白がやけに手馴れていたことが少し気になっているが……
それをわざわざ言うのもなんかなぁ……だが気になる、こういうことを他のやつにもしてたと思うと……正直嫌だ
「何か手慣れてたな、と思っただけだ」
「先輩が私のことで嫉妬してくれてる!?」
「嬉しそうにするな、負けたようでムカつく」
「安心してください先輩!私は先輩以外とこういうことをしたことないですし、するつもりもないですから!」
「……そうか」
白が他の誰かといることですら考えただけでも嫌になる俺は、既に自分が思っている以上に白のことを好きになっているのかもな
「それでは、私が用意させていただいた朝ご飯を一緒に食べましょうか」
「作ってくれたのか、一人暮らしなのに自炊が苦手だから助かる」
「私がしたくてしたことなんですから、先輩は気にしなくていいんですよ」
ん?――ふと、白の指先が目に付く
「指に絆創膏貼ってるが、切ったのか?」
「はっ、はい……ちょっと、料理で……」
「そうか」
まあ、いくら料理上手な白でもケガをすることぐらいあるか……
俺と白はリビングに向かった
◆◆
リビングのテーブルの上には既に色鮮やかな料理が並んでいた
俺たちは向かい合う形で席に座り手を合わせる
「「いただきます」」
「まずは肉から……ん、美味しい」
「よかったです、先輩のことだけを想って一生懸命作りましたからっ、」
「特にこのソースがいい味を出している」
「喜んでくれてすごく嬉しいです、先輩の好みの味を把握した甲斐がありました!」
ちなみに、何故か既に好みの味が把握されているがその理由は全くもって謎だ
「旅館のような最上級の料理を朝から食べられるなんて、俺は幸せ者だな」
「そうですか?それは流石にほめすぎだと思いますけど……」
「そんなことはない、もっと自分の腕に自信を持て」
「はいっ、先輩が言ってくれると、そうだって自信がつきます……!!」
「お、この味噌汁もレベルが高いな」
「隠し味を二つも入れてますからっ、自信作です!」
「隠し味?何を入れたんだ?」
「一つは先輩への愛でっ、も、もう一つは……ひ、秘密の隠し味です……」
「秘密って、まさか……髪とか、爪とかは入れてないよな?」
「それは入れてないですけど……」
ま、流石にそうだよな……
そもそも、髪や爪が入っていたら固形だから視認出来ているはずだし、
というか……それ以前に白も、自分の体の一部を食べ物の中に入れたりなんかしないか
「先輩が望むなら明日から入れますか?」
「入れなくていい、そういう意味で言ったんじゃない」
「そうですか……」
「何でちょっと残念そうなんだよ」
こうして俺たちは共に朝を過ごして学校に向かった
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