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酔い
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放課後――部室
「先輩、お疲れ様です」
「おう、体調はどうだ?」
「もう完全に復活しました!」
「良かったな……話が変わるがチョコは食べれるか?」
「はい、大好きです」
「ん、じゃあ……」
俺はカバンの中から取り出した貰い物のチョコの箱をテーブルの上に置いた
「わぁぁ……!!こんなに沢山の高そうなチョコ、初めて見ました!」
「貰いものだけどな、一人で食べるには多いから持ってきた」
「私も食べてもいいんですか?」
「ああ、二人で食べよう……ほら、遠慮はいらねぇぞ」
「ありがとうございます!では、早速いただきます!」
白はホワイトチョコを手に取り食べ始める
口に入れた瞬間に目を大きくして口角を上げた
美味しそうに食べるやつだ……見てるこっちも楽しくなる
「ん……甘くて美味しいです……あ、もう無くなっちゃった……」
「気にいったんなら何個でも食べていいぞ」
「本当ですか!?では、これとこれと……ん、美味しい!……こちらのチョコにはアーモンドが入っているんですね……モグモグ……何だか……ポカポカしてきました……」
「ポカポカ?部屋の温度は変わっていないと思うが」
「あ……れ、先輩が二人いる……えへへ、幸せぇ……」
「ま、まさか……!!」
慌ててチョコの箱を見ると少量だが酒が入っていることが書いてあった
どうやら白はこのチョコに含まれている僅かな酒だけで酔ってしまったらしい
「熱いぃ……脱いじゃお、」
「おい、ここで脱ごうとするな」
「きゃ、……んっ、もう……先輩そんなとこ触っちゃ駄目ですよぅ……」
「す、すまん」
「でも先輩になら学校で触られてもいっかぁ……」
「良くない良くない」
「えー、先輩は私のおっぱいに興味ないんですかぁ?」
無いわけないだろ!……だがTPOを考えて、俺はここで白が半裸になる事を止めないわけにはいかない
「頼むからここで脱ぐのはやめてくれ」
「先輩がそこまでゆーのなら、しょうがないですねぇ」
「そうしてもらえると助かる」
「そのかわりぃ――えい!」
「うぉっ、おい乗るな!」
「一緒にポカポカしましょう?」
は、背面座位みたいになってるけど……
これ、誰かに見られた即終わりだな――って、おい!沈まれ息子ォ!
「あ、あれ?……なんか固いのが当たってる」
「いや……あの、」
「あー!もしかして……しぇんぱぁい、私のお尻におちんちんあったてぇ……興奮しちゃったぁ?」
「……悪いが、その通りだ」
「私は嬉しいんですよ……先輩がぁ、私に欲情してくれてぇ……だからぁ」
「おい、待てやめろ」
「もう、先輩ったら……さっきからそればっかり、言葉でそう言っても……先輩のここ、すっごく大きくなってますよ」
「ここは学校だ、まずいだろ」
「それ以上つまらないこと言ったら……先輩に部室で襲われたーって、警察にいっちゃいますっ、」
「え、それは普通にやめて欲しい」
「じゃあ、おとなしくしていて下さいね……」
「ちょ、まっ――
この日のことは見方によってはいい思い出なのかもしれないがあまり思い出したくない
◆◆
翌朝――俺の部屋
「おはようございます先輩……き、昨日は本当にすみませんでした!」
「そのこと、覚えてたんだ……」
「はい、全部」
「過ぎたことだしもう忘れろ、俺はそこまで気にしていない」
「あんなことを学校でしたのに許してくれるなんて……先輩は天使です!!」
「こんな悪人顔した天使がいてたまるか」
「先輩、お疲れ様です」
「おう、体調はどうだ?」
「もう完全に復活しました!」
「良かったな……話が変わるがチョコは食べれるか?」
「はい、大好きです」
「ん、じゃあ……」
俺はカバンの中から取り出した貰い物のチョコの箱をテーブルの上に置いた
「わぁぁ……!!こんなに沢山の高そうなチョコ、初めて見ました!」
「貰いものだけどな、一人で食べるには多いから持ってきた」
「私も食べてもいいんですか?」
「ああ、二人で食べよう……ほら、遠慮はいらねぇぞ」
「ありがとうございます!では、早速いただきます!」
白はホワイトチョコを手に取り食べ始める
口に入れた瞬間に目を大きくして口角を上げた
美味しそうに食べるやつだ……見てるこっちも楽しくなる
「ん……甘くて美味しいです……あ、もう無くなっちゃった……」
「気にいったんなら何個でも食べていいぞ」
「本当ですか!?では、これとこれと……ん、美味しい!……こちらのチョコにはアーモンドが入っているんですね……モグモグ……何だか……ポカポカしてきました……」
「ポカポカ?部屋の温度は変わっていないと思うが」
「あ……れ、先輩が二人いる……えへへ、幸せぇ……」
「ま、まさか……!!」
慌ててチョコの箱を見ると少量だが酒が入っていることが書いてあった
どうやら白はこのチョコに含まれている僅かな酒だけで酔ってしまったらしい
「熱いぃ……脱いじゃお、」
「おい、ここで脱ごうとするな」
「きゃ、……んっ、もう……先輩そんなとこ触っちゃ駄目ですよぅ……」
「す、すまん」
「でも先輩になら学校で触られてもいっかぁ……」
「良くない良くない」
「えー、先輩は私のおっぱいに興味ないんですかぁ?」
無いわけないだろ!……だがTPOを考えて、俺はここで白が半裸になる事を止めないわけにはいかない
「頼むからここで脱ぐのはやめてくれ」
「先輩がそこまでゆーのなら、しょうがないですねぇ」
「そうしてもらえると助かる」
「そのかわりぃ――えい!」
「うぉっ、おい乗るな!」
「一緒にポカポカしましょう?」
は、背面座位みたいになってるけど……
これ、誰かに見られた即終わりだな――って、おい!沈まれ息子ォ!
「あ、あれ?……なんか固いのが当たってる」
「いや……あの、」
「あー!もしかして……しぇんぱぁい、私のお尻におちんちんあったてぇ……興奮しちゃったぁ?」
「……悪いが、その通りだ」
「私は嬉しいんですよ……先輩がぁ、私に欲情してくれてぇ……だからぁ」
「おい、待てやめろ」
「もう、先輩ったら……さっきからそればっかり、言葉でそう言っても……先輩のここ、すっごく大きくなってますよ」
「ここは学校だ、まずいだろ」
「それ以上つまらないこと言ったら……先輩に部室で襲われたーって、警察にいっちゃいますっ、」
「え、それは普通にやめて欲しい」
「じゃあ、おとなしくしていて下さいね……」
「ちょ、まっ――
この日のことは見方によってはいい思い出なのかもしれないがあまり思い出したくない
◆◆
翌朝――俺の部屋
「おはようございます先輩……き、昨日は本当にすみませんでした!」
「そのこと、覚えてたんだ……」
「はい、全部」
「過ぎたことだしもう忘れろ、俺はそこまで気にしていない」
「あんなことを学校でしたのに許してくれるなんて……先輩は天使です!!」
「こんな悪人顔した天使がいてたまるか」
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