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ヤンデレだって風邪はひく
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朝――自室
「ん……今、何時だ?……って、もうこんな時間かよ!?」
スマホを見るとそこには白からの不在着信が届いていた為、俺はすぐに電話をかけた
『おはよう白、通知があったからかけた』
『おはようございます……こほっ、……すみません、先輩……』
『どうした?』
『熱が出てしまって……、けほっ、今日は……登校出来ないです』
『大丈夫か?何度位の熱なんだ?』
『三十八度五分です』
『高熱じゃねえか!……今、近くに誰かいるか?』
『彰は祖父母の家に泊まっているので、一人でいます』
『祖父母は頼れそうか?』
『いえ、頼らなくても……けほっ、大丈夫――こほっ、』
『全然大丈夫じゃないだろ』
『私一人で……これくらい治せますよ……けほっ、前に熱が出た時だって一人で、けほけほっ、……だから、先輩は……私のことは気にせずに、けほっ、登校してください、けほ……っ、』
『おい!』
『けほっ、何ですか?』
『……なんで肝心な時に俺を頼ってくれないんだよ!いつもの強引さはどうした!?』
『ひ……一人で、治せますから……大丈夫ですよ……はぁ、はぁ、……先輩にこれ以上、迷惑はかけられません……けほけほっ、』
『迷惑……?いまさら何言ってんだよ!……俺達は結婚を前提に付き合ってるんじゃなかったのかよっ、……寂しいじゃねか……こういう時こそ俺を頼れよ!』
『でも、これ以上先輩に優しくされたら、私、本当に……返せない……から……』
『もういい、今行く!』
『ごほんっ、来ちゃっダメです……今だって全然返せていないのに……ここでまた先輩を頼ってしまったら……私……』
『寝て待ってろ!すぐに看病してやる!』
『せ、――ピッ
電話を切った俺は学校に仮病の電話を入れて白の家に向かった
「ん……今、何時だ?……って、もうこんな時間かよ!?」
スマホを見るとそこには白からの不在着信が届いていた為、俺はすぐに電話をかけた
『おはよう白、通知があったからかけた』
『おはようございます……こほっ、……すみません、先輩……』
『どうした?』
『熱が出てしまって……、けほっ、今日は……登校出来ないです』
『大丈夫か?何度位の熱なんだ?』
『三十八度五分です』
『高熱じゃねえか!……今、近くに誰かいるか?』
『彰は祖父母の家に泊まっているので、一人でいます』
『祖父母は頼れそうか?』
『いえ、頼らなくても……けほっ、大丈夫――こほっ、』
『全然大丈夫じゃないだろ』
『私一人で……これくらい治せますよ……けほっ、前に熱が出た時だって一人で、けほけほっ、……だから、先輩は……私のことは気にせずに、けほっ、登校してください、けほ……っ、』
『おい!』
『けほっ、何ですか?』
『……なんで肝心な時に俺を頼ってくれないんだよ!いつもの強引さはどうした!?』
『ひ……一人で、治せますから……大丈夫ですよ……はぁ、はぁ、……先輩にこれ以上、迷惑はかけられません……けほけほっ、』
『迷惑……?いまさら何言ってんだよ!……俺達は結婚を前提に付き合ってるんじゃなかったのかよっ、……寂しいじゃねか……こういう時こそ俺を頼れよ!』
『でも、これ以上先輩に優しくされたら、私、本当に……返せない……から……』
『もういい、今行く!』
『ごほんっ、来ちゃっダメです……今だって全然返せていないのに……ここでまた先輩を頼ってしまったら……私……』
『寝て待ってろ!すぐに看病してやる!』
『せ、――ピッ
電話を切った俺は学校に仮病の電話を入れて白の家に向かった
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