[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也

文字の大きさ
上 下
44 / 48
第四章

第四十四話

しおりを挟む
 
 美羽たちに見張りを任せた俺は宮本を近くにあった多目的トイレの中に連れ込むと、壁に手を付いて強引にキスを
 した

「んっ……ちゅっ……んんっ……」

 宮本は最初こそは驚き戸惑っていたが、すぐに目をトロンとさせて自分からも舌を絡ませて来るようになる 

 そしてゆっくりと唇を離すと、彼女は顔を真っ赤にしながら言った


「……ど、どうして突然、こんな事するの……?」

「どうしてって?そんなの決まっているだろ」

 俺は宮本の身体に触れながら耳元で囁くように言った


「お前を手に入れるためだよ」

 宮本は「ッ……!?」と一瞬驚いた様子を見せた後、更に顔を赤くして俯いた


「……そんな台詞、本当に言う人初めて見たかも……」

 彼女は少し恥ずかしそうにしながらも、どこか期待しているといった眼差しでこちらを見つめてくる 

 そんな宮本に俺は優しく微笑みかけながら言った


「それで、宮本は俺の事をどう思ってる?」

「えっと……その……好きっていうか……気になるっていうか……」

「そうか、それなら良かった」

 俺は再び唇を重ねながら、宮本の胸を揉みしだいた

「んっ……んんっ……ちゅっ……んん……」


 宮本はキスをしながら俺の手が動く度に甘い吐息を漏らしていた

「んっ……あっ……悟くん……」

「なんだ?」

「あの……その……お願いします……」

 宮本は俺のズボンの中から既に硬くなった肉棒を取り出すと、それを口に含んだ そしてそのまま舌を動かし始める

「んっ……れろぉ……じゅぷっ……んんっ……」


 宮本は一心不乱にフェラを続けた

「んっ……んぐっ……んむっ……」

「くっ……ヤバいなこれは……」

「んふっ……んっ……」


「くっ……出るっ!」

 俺は宮本の口の中に射精した

「んぶっ……んっ……けほっ……こほっ……」

 宮本は精液を一滴残らず飲み干していく


「大丈夫か?」

 俺は宮本の背中をさすりながら問いかけた 

 すると彼女は涙目になりながらも微笑みながら答える

「う、うん……平気だよ……」


 そして宮本はゆっくりと立ち上がると、俺に向かって言った

「その……ありがとうね。気持ち良かったよ」




 ◆◆◆

 そしてそれからというものの俺は、次々に学園の女子たちを口説いて落としていった

 ある時は体育倉庫の中で、またある時は放課後の教室で、そして時には学校のトイレの中で……


 その結果、最初は数人しかいなかったハーレムメンバーも俺が三年に上がるころには、300人以上にまで膨れ上がり遂に学園全体を手中に収める程に拡大していた



「まさか本当にここまでハーレムを大きく出来るとはな……これもみんなお前のおかげだよ、沙織」

 俺はベッドの上で感慨深げに呟いた

「ふふっ、どういたしまして。それで……これからはどうするの?」


「そうだな……とりあえずはこのままハーレムメンバーを増やしていって、折を見て大々的に俺が特異体質である事を公表するつもりだ」

「わかったわ……なら私も引き続きその手伝いをさせてもらうわね」

「ああ、よろしく頼む」


 こうして俺は大々的に自分が特異体質であることを世間に公表した

しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~

WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
 1~8巻好評発売中です!  ※2022年7月12日に本編は完結しました。  ◇ ◇ ◇  ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。  ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。  晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。  しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。  胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。  そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──  ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?  前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

処理中です...