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第四章
第三十四話
しおりを挟む美羽は完全に勃起した状態となった俺のモノを自分の秘部へと近づけていく
そして彼女は騎乗位の体勢で、ゆっくりと腰を落とした
「んんっ、はぁんっ」
「くっ……」
やがて全て美羽の膣内に収まり切り、彼女はゆっくりと腰を動かし始める
「あっ……はぁっ……あんっ……」
その動きに合わせて俺は下から突き上げるように腰を打ち付ける
「はぁんっ、あぁっ……んんぅ……んっ」
美羽は身体を仰け反らせながら、ただただ快感に身を委ねていく
「あぁっ……さとる……私、もう……」
「ああ、俺もそろそろ限界だ……」
そして俺たちは同時に絶頂へと達した
すると美羽はビクビクと身体を痙攣させながら、ぐったりと俺に寄りかかってきた
「はぁ……はぁ……さとる……」
「大丈夫か?」
「うん、全然平気だよ……」
すると美羽は俺に身体をすり寄せながら耳元で甘く囁く
「悟……大好きだよ……」
「ああ、俺も美羽のことが大好きだ」
「えへへ……ふぅ……ねぇ悟、一つお願いがあるんだけどいいかな?」
「何だ?」
すると美羽は自分の唇を指で撫でながら上目遣いでこちらを見上げる
「私にキスマークをつけてほしいの……」
「キスマーク?って、あの……キスマークか……」
「私が悟のものだって証明を私の身体中に、強く刻み付けて欲しいの……ダメ、かな……?」
「……いいけど、まあ」
「やったぁ、ありがとう、悟っ、」
俺は美羽の首筋や鎖骨の下、胸の谷間などにキスマークをつけていく
「んっ……あっ……」
すると彼女は身体をピクっと震わせながら、熱い吐息を漏らす
「はぁ……あっ……んっ……」
そして俺は美羽の身体に赤い痕を残していく
「ふふっ、これで私は完全に悟のものだね」
「ああ、そうだな」
「それじゃあ、次は私が悟につけてあげるね」
「お、おう……少し目が怖いが……程々に、よろしく頼むよ」
「うんっ、任せて」
美羽は俺の鎖骨の下や胸元、そして二の腕などに赤い痕を残していく
「ふふっ……これで私と悟はおそろいだね」
「……ああ」
「これからも、ずっと、ずっと一緒にいようね……」
「ああ、もちろんだ」
「ふふ……」
美羽は俺の首の後ろに腕を回して、抱き着いてくる
そして彼女の柔らかさと温かさを全身で感じながら、俺はこの上ない幸せを感じていた
美羽は俺の胸元へ顔をうずめながら、甘えるような口調で呟く
「悟、大好き……」
「俺もだ」
そして俺は美羽の頭を優しく撫で回す
「えへへ……嬉しい……」
すると彼女は幸せそうな笑みを浮かべながら、さらに強く抱き着いてくる
そして美羽は俺の顔に両手を添えると、少し真剣な顔で口を開いた
「悟……こないだの放課後、沙織ちゃんと何の話をしてたの……?なかなか何があったのか教えてくれないから……気になって、その……言いたくないことだったら無理に言わなくてもいいんだけど……」
「ああ、えっと……それは、だな……」
美羽は不安そうな面持ちでこちらを見つめてくる
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