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第三章

第二十話

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「お兄ちゃん、起きてぇ……」




「あぁ……由梨か?」




「うん、そうだよ。おはよう、お兄ちゃん」



 朝起きると目の前に妹の由梨が居た




「ああ、おはよう由梨」



「うんっ!それでね、お兄ちゃんにお願いがあるんだけど……」




「なんだ?」




「その……朝早くからごめんだけど、さ?朝ご飯を作る前にちょっと起きてして欲しい事があるんだ……」



「別に構わないけど、何にをすればいいんだ?」



「うんっ、それは……まだ秘密だよっ!」



 由梨はそう言うと悪戯っぽい笑みを浮かべた




「分かった、それじゃあとりあえず着替えたらそっちに向かうよ」



 俺がそう答えると、由梨は嬉しそうに笑みを浮かべた




「うん、待ってるね」



 そう言って由梨は部屋から出ていった




 いったい何をするのか、俺は不思議に思いながらも制服に着替えて部屋を出た






 ◆◆◆



「お待たせ……ゆ、由梨!?」



 階段を下りてリビングへ向かうと、そこには裸にエプロンを付けた由梨の姿があった




「あ!お兄ちゃん、来てくれたんだねっ!」



「そりゃ来るに決まってるだろ?それで?何で裸エプロンなの?」



「うんっ、あのね。実はちょっとお兄ちゃんに手伝って欲しいことがあるんだ……」



 由梨はそう言うと俺をキッチンへと案内した



 どうやら朝食の準備をしているらしく、既にテーブルの上には料理が並んでいる




 そして、肝心の由梨の方はというと……なぜか裸エプロンである




「……それで、俺に何をすればいいんだ?」



「今から朝ごはんを作くるから、お兄ちゃんにはその間後ろから抱き着いていて欲しいんだ……」



 由梨は恥ずかしそうに顔を赤らめながらそう言った




「何で?」



「うん……お兄ちゃんに後ろから抱き着かれながら料理したいなって……」



「いや、別に普通に料理すれば良いんじゃないか?」



「だ、だって!それじゃ脱いだ意味ないじゃん!」



 由梨が頬を膨らませて抗議してくる





「いや、だとしても裸エプロンは普通じゃないだろ」



「むぅ……お兄ちゃんのケチ……」



 由梨が不満げに唇を尖らせる



 そんな可愛らしい仕草を見せる由梨に俺はGOサインを出した




「はいはい、分かったよ」



「え!?それじゃ……!」



「ああ……ご飯作るまでお前を後ろから抱きしめたまま、付きっきりで手伝ってやるよ」



「やったぁ!お兄ちゃん大好きぃ!」



 由梨は俺の腕をギュッと摑みながら満面の笑みを浮かべた






 ◆◆◆



 それからしばらくの間、俺は由梨の指示に従いながら朝食の準備を手伝った




「これで完成だな」



「うん、ありがとうお兄ちゃん!」



 出来上がった料理を食卓に並べ終えると、俺は由梨の背後からそっと抱きついた



 そしてそのまま彼女の身体を優しく撫でる




「んっ……ちょっと、お兄ちゃんくすぐったいよぉ……」



 俺は由梨の身体に手を這わせていく



 滑らかな肌触りのお腹に触れるとピクッと反応して可愛らしい声が漏れる



「あっ……んんっ……」




 そのまま手を上へと這わせていく



「んっ……だめぇ……それ以上されたらっ、……」



 そして、彼女の胸に到達してその大きな膨らみに手を這わした



「あぁん!」



 胸を軽く揉まれただけで由梨は甘い吐息を漏らしてしまう



 そのまま揉みしだいていると次第に硬さが増していき、頂点にある桜色の蕾もぷっくりと立ち上がってくる




 それを指先で摘まんであげると由梨は一際高い声で鳴いた



「ひゃうん!!やっ、そこ、そんなに強く摘まんじゃ、ダメだよ……もっと優しくしてぇ……」




 俺は指先で転がすように弄ったり、あるいは掌で包み込むようにして揉みしだいたりしていくと徐々に由梨の声が大きくなっていく



「あぁん……あぁん……やあぁん……」



 俺は由梨の反応を見ながら更に強く彼女の胸を揉みほぐす



「あぁっ!やぁぁん……!ダメェ……」




「どうしてダメなの?こんなに気持ちよさそうなのに……」



「そ、それは……んっ!」



 由梨は返事をしようとしてきたが、俺はそれを遮って彼女の唇を塞いだ



「んんっ!んむっ!あむっ……ちゅっ……」




 そして、そのまま彼女の口内に舌を侵入させる



「んむぅっ!?ちゅう……くちゅ……んっ!」



 突然のことに驚いた様子を見せたが、やがて由梨も自分から舌を絡めてきた




 そうして暫くの間互いの舌を求め合うようにキスをし続けた後、ようやく俺達は口を離す



「どうだった?キスの味は?」




「はぁ……はぁ……美味しかったよ、お兄ちゃん」



 由梨はトロンと蕩けきった表情で言う




 俺は由梨の胸を揉みながら彼女に尋ねる



「そろそろおっぱいだけでイッてみるか?」



 すると由梨は蕩けた表情のまま小さく頷いた




 そして、彼女の胸の先端を摘まみながら手を上下左右に動かし優しくマッサージしていく



「あぁっ……お兄ちゃん、それしゅごいぃ……あっんんっ!」



 やがて彼女の声が甘さを帯びてきた




 それを見計らって俺は、指先で先端を軽く弾いてやる



「あぁん!だめぇ……あぁぁ……イッちゃうぅ……あぁぁああ!」



 するとその瞬間、由梨は大きく背筋をしならせ絶頂を迎えた




 由梨の体が弛緩し倒れそうになるところを慌てて支える




「大丈夫?」



「はぁ……はぁ……うん、平気だよ……」



 由梨はまだ息が荒いものの、意識はハッキリしてきたようだ




「ねぇ、お兄ちゃん……今度は私がしてあげるね」



 そう言って由梨は俺のズボンを下ろし、俺のものを取り出した



「わぁ……もうこんなに大きくなってる」



 由梨は感嘆の声を上げると、ゆっくりとそれを口に含んでいく




 最初は恐る恐るといった感じだったが徐々に動きが大胆になっていく




「んっ……んんっ……んむぅ……」



 やがて俺のモノを口に全て収めると、一生懸命頭を動かして奉仕してくれるようになった



「うっ、ゆ、由梨……」



「んふっ、どうしたのお兄ちゃん?気持ちいい?」



 由梨はそう言いながら上目遣いで見つめてきた



(くそっ、可愛いな……)




 俺は我慢できずに由梨の頭を掴むと激しく前後に動かした



「んぐっ!?んんっ!んむぅー!」



 由梨は苦しそうな声を上げるが、それでも必死に受け入れてくれる




 やがて限界を迎えた俺は、大量の精液を由梨の口腔に放出した



「んぶっ!?」



 突然の出来事に驚いたのだろう、由梨は目を見開いて一瞬硬直していたが、やがてゴクリと音を立てて飲み込んでくれた




「んくっ……はぁはぁ……お兄ちゃん、いっぱい出たね♡」



 由梨は蕩けた表情を浮かべながらペロリと舌なめずりをした



 その仕草がとても艶めかしく見えて俺は興奮を覚えた



「それじゃあ次は俺の番だな」



 俺はそう言って由梨を抱きしめる




「うんっ!お兄ちゃん来て!」



 由梨も俺を受け入れるように両手を広げた



 その時、寝坊してきた朱莉姉さんが起きてきた

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