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第468話

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 ブライトに挿入を終えると、次は僕の番だった。

 ヴァギナに入れてもらってもよかったけれど、勃起を持続させるなら前立腺を刺激するほうがいい。

 だからあえて犬の格好をし、アナルをブライトの手にゆだねた。

 スティックは途中で分岐していて、短い枝のほうがGスポットに当たるようになっている。

 メインの棒の先が奥まで到達すると同時に枝がGスポットにめり込み、僕はついつい「あんっ」と喘いでしまう。

「よし、準備、完了だ」

 僕に挿入を終えたブライトは、自分もこみ上げる快感で息も絶え絶えだ。

「そろそろ、出発、する、ことに、しよう」

 ブーメラン型の極小面積の下着は膨張した中身の形に盛り上がり、上部から赤むけの亀頭の鼻面が飛び出ている。

 鎧のように分厚い胸板に咲くピンクの乳首も、痛々しいほど勃起しているようだった。

 僕は元のように経帷子を象ったビスチェとミニスカートを穿き、、ブライトに続いて歩き出す。

 一歩足を前に踏み出すたびに、帷子のざらついた裏面に亀頭がこすれて、腰が砕けそうになる。

 Gスポットを刺激され続けているせいで男根が勃起したままで、どうしても亀頭が裏地に当たってしまうのだ。

 10分ほど歩くと、もう限界だった。

「ブライト、僕、もう、逝きそう」

 立ち止まって、僕は訴えた。

 アナルスティックによるGスポット圧迫、更に経帷子による亀頭への摩擦で射精寸前に追い込まれていたからだ。

「俺も、だ」

 僕を抱き寄せながら、ブライトがささやいた。

 そこはちょうど森が終わり、開けた目の前にいっぱいに湿地帯が広がる場所だった。

 この湿地帯を越えれば、いよいよ黒の塔である。

「また、シックスナイン、する?」

 誘ってみた。

 ブライトのあの熱い肉棒を口いっぱいに咥え、思いっきりしゃぶってミルクを出させ、同時にブライトの口の中に僕のミルクを死ぬほどぶちまけてみたかった。

「いや、ここはひとつ我慢しよう。どうせこの湿地帯、ちょっとやそっとで渡れるとは思えない。溜まったエキスを使う時が、すぐにやってくるはずだ」

「そうか…。そうだね」

 僕はうなずき、勃起チンポから手を離した。

 目の前に広がる沼地は立ち上る瘴気で灰色に煙り、向こう岸が見渡せない状態だ。

 この靄の中、あるいは葦の茂みの中に、魔物が潜んでいる可能性は十二分にある。

「行くぞ。握り合おう」

 ブライトが僕のスカートに手を入れ、勃起チンポを握ってきた。

 負けずと僕も、ブライトのショーツの横から硬くなった性器を引っ張り出し、首根っこをぎゅっと握ってやった。

「き、きもち、いいね」

「あ、ああ」

 漏らしそうになりながら、おなかに力を入れ、ぐっとガマンする。

 そうして僕らはそろそろと忍び足で、わずかに残る陸地を伝って、向こう岸へと歩き出した。

 
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