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第462話

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 洞窟の中は携帯用のランプの灯で妖しい色に照らされていた。

 ブライトはというと、奥に敷物を敷き、その上に全裸の躰を仰臥させていた。

 すべてを僕に任せるとでも言いたげに目を閉じ、長い四肢を弛緩させているのだ。

 白い肌の上には筋肉や腱の隆起が影を作り、ふだんより陰影を濃くしている。

 特に目立つのが、股間に聳える湾曲した棒状のものだった。

 肉茎部分と亀頭の雁首との段差の激しさが、それの勃起具合を如実に物語っているようだ。

 僕はブライトの背後に座ると、逞しい上体を抱き上げ、胡坐をかいた足の間にその尻がはまりこむようにした。

 そうしておいて、両腕を前で交差させ、左手の指でブライトの右乳首を、右手の指で左乳首をつまんでやった。

「ここ、気持ちいい?」

 くいっ、くいっ、くいっ。

 乳頭の首根っこをつまんで数回ねじると、あっという間にふたつとも固くなった。

 グミみたいな弾力を感じさせる突起を左右にクイクイねじりながら、中指で乳頭の先の窪みをタップする。

 とたんに、

「あんっ」

 ブライトが甘酸っぱいため息を漏らし、うっすらと口を開け、中でピンクの舌をひらひらさせた。

 右腕を自由にすべく、左腕の内側で勃起した左乳首を擦りながら、指はそのまま右乳首を揉みしだく。

 空いたほうの右手はブライトの下半身に伸ばしていき、ガチガチに勃った肉のこん棒の真ん中を握る。

 さわさわさわ…。

 くりくりくり…。

 しゅこっ、しゅこっ、しゅこっ。

 3点同時攻めをスタートさせると、

「アアン、アアアン、アアアア…」

 ブライトが甲高い声で鳴き始め、

 ちゅるりっ。

 と、亀頭の先っぽから透明液をにじませた。

「キ、キス、して…」

 首を捻じ曲げ、上目遣いに僕を見つめて、ブライトが懇願する。

「いいよ」

 うなずくと、僕はブライトの唇に己の唇を重ね合わせ、じゅわっと唾液を注ぎ込んだ。

 ねちゃねちゃになったブライトの舌をすかさず唇でとらえて引きずり出し、自分の舌を絡めて舐め回す。

「アキュウ…」

 僕に抱かれて痙攣するブライトの腋の下から、男くさいフェロモンの匂いが立ち上る。

 その細マッチョの躰のあちこちで筋肉がひくひく動く。

 平らな腹は嵐の海のように上下に大きく起伏して、その中心に穿たれた流線型の臍を細長く変形させている。

 じゅぼっ。

 舌を解放してやると、

「アアンンッ!」

 ブライトが自ら腰を持ち上げて、固定した僕の手の中で、濡れそぼった陰茎を淫らな動作で運動させ始めた。

 
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