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第458話

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「グエッ!」

 ブエルが突然苦しげにうめいたかと思うと、ブライトの勃起ペニスの先を包んだその右手から、白い煙が上がり始めたのだ。

 見ると、その醜い手では水かきと吸盤が溶け、何やらミルクのような白い液体が滲み出ている。

 さすがブライト!

 僕は心の中で快哉を叫んだ。

 ブエルの愛撫に耐えかねて射精してしまったにもかかわらず、その精液で魔人の躰を溶かしにかかったのだ。

 僕のエキスを立て続けに摂取したせいだろうか。

 ブライトの精液にも、かなりの濃度で魔族に対する毒素が含まれるようになったということだろう。

「く、くそっ!」

 ブライトの股間から右手を離すブエル。

 ぶるんとまろび出たブライトの肉バナナは、だが、まだ放出をやめていない。

 どびゅっ。

 丸い先端から飛び出たミルク状の液体が、驟雨となって魔族の上半身に降りかかる。

「あちっ!」

 ブエルは完全に戦意を喪失したらしく、ブライトの上半身を覆っていた触手もすべて引っ込めてしまっている。

 ただ、直立したビール瓶サイズの巨根は相変わらずブライトのアナルに刺さったままで、ブライトは魔族の腰から斜めに生えているかのように見える。

 その直腸を貫く極太の軸を逆手に取って、ブライトが動いた。

 ブエルのペニスを中心にして躰を180度回転させると、魔人と正面から向き合い、その腰に抱きついたのだ。

「は、離れろ!」

 ブライトに勃起ペニスを押し付けられ、ブエルがわめく。

 射精したにもかかわらずいまだ勃起の収まらないブライトのペニスは、六つに割れたブエルの腹筋に食いこんで白い煙を上げている。

 肉棒全体が精液で濡れているので、触れた部分の魔族の皮膚をブライトのペニスが着々と溶かしているのである。

「レム! おまえの出番だ!」

 だしぬけに振り向き、ブライトが叫んだ。

 むろん、僕も準備はできていた。

 ブライトが魔族に犯され、凌辱される場面。

 それが今の僕にとって、最高のオカズになっているのだから。

 見事に膨張し、熟したバナナさなながらに反り返った勃起ペニス。

「うん! 任せて!」

 そのたわわに実った肉の果実の重みを股間に感じながら、僕は駆け出した。

 欲情しすぎてペニスはカウパー腺液でヌルヌルになり、ヴァギナからは愛液がじゅくじゅくと溢れてきていた。

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