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第450話

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 ここで出させたらブライトを甘やかすことになる。

 ふとそれに気づいた僕は、やり方を変えることにした。

 むろんブライトの精液を飲みたいのはやまやまだ。

 あの濃厚なスープの中に、粒々感のある精子が大量に泳ぐ美男子アルファの精液は、今や僕の主食と言っていい。

 でも、それならなおさら、もう少し焦らした後で出させないと…。

 じらせば焦らすほど、ブライトの睾丸の中で精液は熟成されていく。

 ちょうど、高級ワインを醸造所で発酵させるように…。

「こうしてあげる」

 僕はブライトの育ちすぎてカチコチにしこったペニスを口から吐き出した。

 竿の中ほどを右手でつまみ、少し角度を変えて目の前に掲げてみた。

 ペニスの中で、いちばん感じるところは、と…。

 ひねって裏返すと、あった。

 亀頭の裏側。

 雁首の真裏で、縮こまった包皮が裏筋と連結する部位である。

 亀頭はこのあたりの肌が最も敏感だ。

 太い肉茎の先端に、ハート形の兜をかぶせたような亀頭部分。

 それを裏側から見ると、人間の顔ならちょうど下顎にあたるあたりが開いていて、すべすべになっている。

 そこはあたかも感じやすい少女の喉のようで、実際、僕もその部位を触られると一気に濡れてしまうほどなのだ。

 右手で肉竿をぎゅうっと締め上げ、亀頭部分を膨らませる。

 そうして感度をマックスにまで上げておき、やおら左手の人差し指の腹で亀頭の”喉”を撫で回す。

「あああっ!」

 ブライトが大声を上げ、悩ましげにぷりぷりのお尻を振りたくる。

 くびれた腰をくねらせるそのさまは、まるで卑猥なショーのプロのダンサーのよう。

「ここ、気持ちいいの?」

 すりすりすり。

 ペニスの裏側を擦るスピードを上げると、

 ちゅぷうっ!

 充血し切った赤剥け亀頭が新たな前駆液を吐き出し始めた。

「ああ~ああ~ああああん~あああああああああああんっ!」

 全裸で四つん這いになり、形よく上がったお尻の間から勃起ペニスを真後ろに尻尾みたいに突き出したブライト。

 その胸では薔薇色に尖った一組の突起が、まるで授乳期の女の乳首のように熟している。

 凄まじいまでの美形アルファが歯を食いしばり、興奮し切った怒張性器に加えられる凄絶な快感に耐えるさまは、見ているだけでこちらが射精しそうになるほどヤバくてエグくていやらしい。 

「出し、たい…」

 スレンダーな裸身を支える長くしなやかな四肢をガクガクさせながら、魂を絞り出すように、すすり泣きながら、ブライトがつぶやいた。

「はやく、出させて、ミ、ミルク…を…。せ、精液、を…」
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