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第448話

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 スレンダーながら筋肉質な体形の美青年アルファが、全裸で犬のように四つん這いになっている。

 かなり開いたその両脚の間からは、180度捻じ曲げられた勃起ペニスがしっぽみたいに突き出ている。

 僕はその生々しいほど薔薇色に火照った肉棒を両手で挟み、木の枝で火を起こす時みたいに擦り回す。

 折れそうなほど折り曲げられると、その角度が限界に近くなればなるほど、ペニスの感度は倍加する。

 これは乳首が引っ張られると感じやすくなるのと同じこと。

 だから今のブライトはもう感じまくりだった。

 僕のすりこ木愛撫にひいひい言いながらお尻を振って、平らなおなかをひくひく痙攣させている。

 僕の手に挟まれたその硬く熱い筋肉製の生殖器官は、ハート形の亀頭部分がもうあり得ないほどグチョヌレだ。

 自然僕の手にもそのヌルヌルがあふれてきて、すごくいやらしい雄の匂いを放つのだ。

 むろんつがいである僕は、ブライトの弱点を知り尽くしている。

 同じ愛撫を長時間続けていると感覚が鈍って飽きてしまう。

 そういった傾向にあることも承知の上だ。

 そこですりこ木みたいに後ろに突き出たペニスを扱きながら、その先端に切れ込んだ尿道口も使うことにした。

 汁をにじませている隙間に尖らせた舌先を突っ込んで、それを軸のようにしてすりこ木運動を続けたのだ。

「や、やばい…」

 ブライトが伸びあがるように背中を反らして震え出す。

 美しいラインを描くその背中には、背骨からくびれた腰のくぼみにかけて、汗が溜まっている。

「何がヤバいの?」

 わかってて、訊いてやる。

「ま、また、で、出そう…」

 僕の両手に自ら勃起ペニスを突っ込むように腰を前後にゆすり、ブライトがうめく。

 僕はただ両手で挟んでいるだけで、勝手にブライトが自身でピストン運動を始めたというわけだ。

 「まだ早いよ」

 僕はブライトの肉棒を右手だけで握り、その桃みたいなお尻に上半身を被せて空いた左手を下に差し入れる。

 四つん這いのブライトの腹に沿うようにして左手を伸ばしていくと、上を向けた手のひらに固い突起が当たった。

 言うまでもない。

 男としては恥ずかしいほど勃起した、一対のブライトのグミ状乳首である。

「ほうら、これはどう・」

 乳首すれすれのところで手のひらを動かして、ちょっとだけ乳頭に触れるような形で愛してあげると、

「あく…ああああ…じらさ、ないで…」

 ブライトが白い喉も露わに頭をのけぞらせたかと思うとー。

 今度は目の前の尻肉の谷間から、明らかに淫汁と思われる透明な体液が滲み出してきた。
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