440 / 475
第435話
しおりを挟む
快感が波状に広がるとともに、躰に変化が起き始めた。
陰嚢を引きちぎられ、血だまりと化した会陰部の傷。
そこに、内側から、肉の隆起が現れたのだ。
傷口をふさぐようにして形成されたそれは、ほどなく二つのアーモンド形を象り、おびただしい数の神経組織の糸を生やし始めた。
神経の糸が繭みたいに一対のアーモンドを包み込むと、その周囲に広がった薄い皮が全体を覆い隠す。
新たな睾丸の誕生だった。
信じがたいことだけど、性のリピドーをエネルギーとして、僕の体組織が再生を始めたのである。
精巣と睾丸ができると、あとは早かった。
切株みたいなペニスの断面に空いた尿道の穴から、ちゅぷうとミルクが溢れ出す。
今度は、ラファエルに嬲りものにされ、悶え狂うブライトの喘ぎ声が、原動力になった。
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ…。
にじみ出る生温かく白いミルクが切り株をドロドロに覆いつくすと、すぐに生殖器官の再生が始まったのだ。
根元のところで断ち切った腸詰みたいな形の僕のペニス。
その切り株状の切断面が、蠢いている。
まず、円周を囲むように筋肉の外輪山が立ち上がり、次に内側の平坦な部分に起伏が生じた。
起伏は見る間に大きくなり、筋肉の瘤と瘤が次々に融合して、ドーム型に膨張していった。
先端が兜のフォルムに膨らみ、茎と亀頭が分離する。
短いながらもペニスの形に成長した自身の一部を、こらえきれず僕は握りしめた。
おそるおそる、扱いてみる。
くちゅっ、くちゅくちゅっ。
手淫に合わせて包皮が亀頭を包んでは擦り包んでは擦りを繰り返すと、ジーンとおなじみの愉悦がやってきた。
ヴァギナとアナルからしとどに愛液が溢れ出し、ラファエルが残した二本の刃が摩擦を失い、抜け落ちる。
「ブライト…」
僕は二人に向かって思い切りM字開脚すると、魔族に嬲られるブライトの裸体を見ながら早速自慰を開始した。
陰嚢を引きちぎられ、血だまりと化した会陰部の傷。
そこに、内側から、肉の隆起が現れたのだ。
傷口をふさぐようにして形成されたそれは、ほどなく二つのアーモンド形を象り、おびただしい数の神経組織の糸を生やし始めた。
神経の糸が繭みたいに一対のアーモンドを包み込むと、その周囲に広がった薄い皮が全体を覆い隠す。
新たな睾丸の誕生だった。
信じがたいことだけど、性のリピドーをエネルギーとして、僕の体組織が再生を始めたのである。
精巣と睾丸ができると、あとは早かった。
切株みたいなペニスの断面に空いた尿道の穴から、ちゅぷうとミルクが溢れ出す。
今度は、ラファエルに嬲りものにされ、悶え狂うブライトの喘ぎ声が、原動力になった。
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ…。
にじみ出る生温かく白いミルクが切り株をドロドロに覆いつくすと、すぐに生殖器官の再生が始まったのだ。
根元のところで断ち切った腸詰みたいな形の僕のペニス。
その切り株状の切断面が、蠢いている。
まず、円周を囲むように筋肉の外輪山が立ち上がり、次に内側の平坦な部分に起伏が生じた。
起伏は見る間に大きくなり、筋肉の瘤と瘤が次々に融合して、ドーム型に膨張していった。
先端が兜のフォルムに膨らみ、茎と亀頭が分離する。
短いながらもペニスの形に成長した自身の一部を、こらえきれず僕は握りしめた。
おそるおそる、扱いてみる。
くちゅっ、くちゅくちゅっ。
手淫に合わせて包皮が亀頭を包んでは擦り包んでは擦りを繰り返すと、ジーンとおなじみの愉悦がやってきた。
ヴァギナとアナルからしとどに愛液が溢れ出し、ラファエルが残した二本の刃が摩擦を失い、抜け落ちる。
「ブライト…」
僕は二人に向かって思い切りM字開脚すると、魔族に嬲られるブライトの裸体を見ながら早速自慰を開始した。
0
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」
久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。
年上彼氏に気持ちよくなってほしいって 伝えたら実は絶倫で連続イキで泣いてもやめてもらえない話
ぴんく
恋愛
いつもえっちの時はイきすぎてバテちゃうのが密かな悩み。年上彼氏に思い切って、気持ちよくなって欲しいと伝えたら、実は絶倫で
泣いてもやめてくれなくて、連続イキ、潮吹き、クリ責め、が止まらなかったお話です。
愛菜まな
初めての相手は悠貴くん。付き合って一年の間にたくさん気持ちいい事を教わり、敏感な身体になってしまった。いつもイきすぎてバテちゃうのが悩み。
悠貴ゆうき
愛菜の事がだいすきで、どろどろに甘やかしたいと思う反面、愛菜の恥ずかしい事とか、イきすぎて泣いちゃう姿を見たいと思っている。
【R18】お父さんとエッチした日
ねんごろ
恋愛
「お、おい……」
「あっ、お、お父さん……」
私は深夜にディルドを使ってオナニーしているところを、お父さんに見られてしまう。
それから私はお父さんと秘密のエッチをしてしまうのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる