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第418話
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植物の蔦だった。
密林の下草の中から、いきなり何本もの蔦が伸びあがったかと思うとー。
「「アアッ!」
ブライトの両手首に絡みつき、その細マッチョな裸体を宙天高く吊るし上げてしまったのである!
一難去って、また一難だった。
四本の蔦が、それぞれ一本ずつ、ブライトの両手首、両足首を捉えてしまっている。
ブライトは両腕を頭上高く伸ばし、足を左右に開いた格好で、見えない十字架に磔にされた聖人のように空中に固定されているのだが、今その両足が、じわりじわりと左右に引っ張られ始めていた。
「や、やめ、ろ・・・」
180度開脚させられ、ブライトが呻いた。
まっすぐ水平にのびた両足の中間部ー。
そこに垂れ下がるのは皺くちゃの袋に入ったまん丸の睾丸だ。
その後ろには形の良い筋肉質の尻肉があり、双丘の谷間には赤い肛門が口を開いていた。
視点を前に戻すと、否が応でも目を惹きつけるペニスに出会う。
まん丸の睾丸袋の少し上から生えた極太の肉の槍ー。
それが己のへそに鼻面をうずめようとでもするかのように、急角度で立ち上がり、烈しく湾曲しているのだ。
空中にあますところなく晒された美形アルファの裸体ー。
それを、折りしも傾き始めた夕日の光が茜色に染めている。
「レム、お願いだ・・・。下ろしてくれ」
宙をさ迷っていた視線が僕を捉え、ブライトが苦し気に哀願した。
「あ、う、うん」
僕はあわてて股間の性器から手を離した。
魔物に痛めつけられるブライトの姿をサカナにオナニーしていたことを、気取られたくなかったのだ。
「今行くから、待っててね」
マイクロミニ風の経帷子で陰部を隠し、駆け出そうとした時だった。
ざざっ。
不気味に叢が鳴り、大きな波が目の前を駆け抜けた。
ズズッ!
ズズッ!
槍衾のように草の中から無数の蔦が伸び出して、僕の行く手を遮った。
そしてー。
新たに生え出した蔦たちは、一斉にこうべを振り向かせると、次の瞬間、一気にブライトめがけて、襲いかかったのである!
密林の下草の中から、いきなり何本もの蔦が伸びあがったかと思うとー。
「「アアッ!」
ブライトの両手首に絡みつき、その細マッチョな裸体を宙天高く吊るし上げてしまったのである!
一難去って、また一難だった。
四本の蔦が、それぞれ一本ずつ、ブライトの両手首、両足首を捉えてしまっている。
ブライトは両腕を頭上高く伸ばし、足を左右に開いた格好で、見えない十字架に磔にされた聖人のように空中に固定されているのだが、今その両足が、じわりじわりと左右に引っ張られ始めていた。
「や、やめ、ろ・・・」
180度開脚させられ、ブライトが呻いた。
まっすぐ水平にのびた両足の中間部ー。
そこに垂れ下がるのは皺くちゃの袋に入ったまん丸の睾丸だ。
その後ろには形の良い筋肉質の尻肉があり、双丘の谷間には赤い肛門が口を開いていた。
視点を前に戻すと、否が応でも目を惹きつけるペニスに出会う。
まん丸の睾丸袋の少し上から生えた極太の肉の槍ー。
それが己のへそに鼻面をうずめようとでもするかのように、急角度で立ち上がり、烈しく湾曲しているのだ。
空中にあますところなく晒された美形アルファの裸体ー。
それを、折りしも傾き始めた夕日の光が茜色に染めている。
「レム、お願いだ・・・。下ろしてくれ」
宙をさ迷っていた視線が僕を捉え、ブライトが苦し気に哀願した。
「あ、う、うん」
僕はあわてて股間の性器から手を離した。
魔物に痛めつけられるブライトの姿をサカナにオナニーしていたことを、気取られたくなかったのだ。
「今行くから、待っててね」
マイクロミニ風の経帷子で陰部を隠し、駆け出そうとした時だった。
ざざっ。
不気味に叢が鳴り、大きな波が目の前を駆け抜けた。
ズズッ!
ズズッ!
槍衾のように草の中から無数の蔦が伸び出して、僕の行く手を遮った。
そしてー。
新たに生え出した蔦たちは、一斉にこうべを振り向かせると、次の瞬間、一気にブライトめがけて、襲いかかったのである!
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