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第396話

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 仰臥したブライト顔の上にまたがり、その股間からそそり立つものを僕はしゃぶりまくった。

 ブライトは濡れそぼった僕のヴァギナに顔をうずめ、喘ぎに喘いだ。

 メスイキ状態のおかげで、いくらしゃぶってもブライトは涸れなかった。

 永遠に清水の湧き出る泉のように、いつまでもミルクを分泌し続けた。

 ブライトの高い鼻をヴァギナで咥え、僕は肛門で彼の口を塞いだ。

 気持ちよすぎて何度も逝きそうになったけど、その度に魔王との最終決戦のことを考えて意識を逸らし、耐えた。

 いちばん僕をゾクゾクさせたのは、嵐の時の海面のように烈しく波打つブライトの腹部だった。

 六角筋が浮き彫りになった平らな腹が、こみ上げる快感に合わせてひくひく動くのだ。

 その筋肉の起伏はさざ波のように全身に伝わり、ブライトは全身を痙攣させながら淫らに腰を突き上げる。

 僕の喉を熱く焼けた鉄の棒のようなその勃起ペニスで塞ごうとでもするかのように。

 フェラチオならぬイラマチオ。

 僕にとり、その過激な性行為は十八番である。

 ソンミの村で村人たちの肉便器として過ごした十年間。

 オメガには生まれながらにして性的な玩具としての資質があるといわれるけれど、僕には更にその経験がある。

 毎日のように口でさせられたため、男性器についてはすべて躰が覚えているのだ。

 どうしゃぶれば、できるだけ男を長持ちさせることができるかー。

 しかも、絶頂寸前の快感を与え続けたままで・・・。

「ああ、ああ、ああ・・・」

 バキバキに勃起したチンポを舐め回され、あげくの果ては根元まで咥えこまれて、ブライトがすすり泣く。

 僕の喉の奥の粘膜にその槍の穂先のような亀頭を突き立てて、ボルチオの代わりにしようとしているのだ。

 全部頂戴。

 まだ出てくる、それを。

 アツアツの恥ずかしい肉の棒をじゅるじゅるしゃぶりながら僕は心の中で呼びかける。

 青臭いミルクに混じった夥しい数のあなたの”分身”を、僕が残らず全部飲んであげるからー。

 

 
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