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第364話

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 同時に発射するつもりだったけど、先に射精したのは、ブライトだった。

「イ、イクウウッ!」

 僕のペニスを頬張ったまま、ケダモノの雄叫びを上げて反り返り、

 どびゅっ!

 どびゅっ!  

 どびゅびゅっ!

 熱くて濃いミルクを、僕の口の中に注ぎ込んだのだ。

 ブライトの精液は美味だった。

 何度呑んでも、やめられない。

 病みつきになるとは、このことだ。

「アア、アア、アア・・・」

 僕の中に注ぎ入れながら、バッタみたいに背中をしならせるブライト。

 でも、僕はその生殖器官を離さない。

 それどころか、少しでも射精を長引かせようと、人差し指を根元まで肛門に押し込み、奥のポッチを押し続ける。

「イ、イイ、イイッ!」

 壊れたマリオネットのごとくガクンガクンと腰を動かしながら、ブライトは汁を出し続ける。

 その一匹一匹が美形のアルファに育つ可能性を秘めた無数のオタマジャクシが、無造作に僕の消化器官を下っていく。

 そして小腸にまで辿り着くと凄い速さで分解され、柔突起に吸収されて僕の精子をつくる滋養へと変化する。

 精巣が活発に活動を始め、睾丸が生産された精液で膨張し始めるのがわかった。

 僕はブライトの両膝を開き切り、剥き出しにしたペニスを恥ずかしい音を立てて舐めしゃぶる。

 そうしながら、ブライトの喉の奥に勃起ペニスをねじ込むと、その窮屈感でさすがに気持ちよくなってきた。

 満を持してぶちまけようと下腹に力を入れた時、

「イ、イクな」

 ブライトが、ふいに呻くように言った。

「そのエキスは、次の戦いのために取っておくんだ」
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