363 / 460
第358話
しおりを挟む
そこからのブライトの”成長”ぶりはめざましかった。
みるみる身体ができていき、つるりとした頭を持ち上げた。
ペニスの両側に生えた二本の足はまたたく間にたくましくなり、地面に足の裏をつけ、筋肉の束を隆起させた。
次第に幅と厚みを増していく上半身からは、肩と思しきあたりから二本の腕が伸び、僕の尻肉を五本に分岐した指でがっしりつかんできた。
首だけ捻じ曲げて振り返った僕の眼に、体毛が一本もない、全身を粘液に覆われた全裸の男の姿が映った。
その彫りの深いイケメン顔は、紛れもなくブライトだった。
ただ、瞳には知性の輝きがなく、まだ冬の湖の湖面のように曇っている。
おそらくー。
バックから烈しく犯されながら、僕は思った。
肉体は再生したものの、大脳の機能が十分に戻っていないのだろう。
だから今のブライトは、ただの生き人形のようなものなのだ。
がー。
生まれたばかりのブライトの肉体は、瑞々しく、力に満ちていた。
尻肉をつかまれ、千切れんばかりに左右に押し広げられて、露出した肛門に勃起陰茎を根元までぶち込まれー。
僕はいつしかすべてを忘れ、喘ぎに喘いでいた。
頭の中で、何かが盛んに動き回っているのがわかった。
蚯蚓のようなものがしきりに尾を振って、脳の襞のすき間に潜り込もうとするー。
その異様な蠢動が更なる愉楽を生み、気づくと僕は、無意識に僕はあらぬ言葉を口走ってしまっていた。
「は、孕ませて・・・。僕を、君の精子で、孕ませて…・」
みるみる身体ができていき、つるりとした頭を持ち上げた。
ペニスの両側に生えた二本の足はまたたく間にたくましくなり、地面に足の裏をつけ、筋肉の束を隆起させた。
次第に幅と厚みを増していく上半身からは、肩と思しきあたりから二本の腕が伸び、僕の尻肉を五本に分岐した指でがっしりつかんできた。
首だけ捻じ曲げて振り返った僕の眼に、体毛が一本もない、全身を粘液に覆われた全裸の男の姿が映った。
その彫りの深いイケメン顔は、紛れもなくブライトだった。
ただ、瞳には知性の輝きがなく、まだ冬の湖の湖面のように曇っている。
おそらくー。
バックから烈しく犯されながら、僕は思った。
肉体は再生したものの、大脳の機能が十分に戻っていないのだろう。
だから今のブライトは、ただの生き人形のようなものなのだ。
がー。
生まれたばかりのブライトの肉体は、瑞々しく、力に満ちていた。
尻肉をつかまれ、千切れんばかりに左右に押し広げられて、露出した肛門に勃起陰茎を根元までぶち込まれー。
僕はいつしかすべてを忘れ、喘ぎに喘いでいた。
頭の中で、何かが盛んに動き回っているのがわかった。
蚯蚓のようなものがしきりに尾を振って、脳の襞のすき間に潜り込もうとするー。
その異様な蠢動が更なる愉楽を生み、気づくと僕は、無意識に僕はあらぬ言葉を口走ってしまっていた。
「は、孕ませて・・・。僕を、君の精子で、孕ませて…・」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
117
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる