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第350話
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どれほど時が経ったのかー。
ふと気がつくと、僕はどろどろのスープ状の液体の中に埋もれていた。
あたりに立ち込めるのは、肉と血の匂いに混じる濃厚な精液の匂い。
「ブライト・・・」
身を起こし、愕然とした。
大量の精液を吸収してもなお、ブライトは死んだままだった。
むしろ、ミンチにされた肉片が僕の精液に混じって、余計に溶けてしまったようにすら見える・・・。
「そ、そんな…」
僕は狂ったように肉汁の中に両手を突っ込んだ。
液状の肉を探っていると、指先が何か硬いものに当たった。
無我夢中で掘り出したものをひと目見るなり、苦渋の呻きが喉から洩れた。
ひとかかえほどの大きさのそれは、ブライトの頭部だった。
頭蓋骨が半分割れ、脳がなく、中身が空っぽになっている。
眼球も流出してしまったらしく、まるで骨と皮でつくっったデスマスクである。
「ああ、どうしたら…」
抱き締めると、すさまじい悲しみとともに、ある衝動が突き上げてくるのがわかった。
自分でも呆れるほどの、浅ましい衝動だった。
僕は肉汁の中で立ち上がった。
ぶるんっ。
唸りを上げて、股間のバナナが鎌首を振り立てる。
そしてその湾曲した器官の先に、ブライトの・・・。
ふと気がつくと、僕はどろどろのスープ状の液体の中に埋もれていた。
あたりに立ち込めるのは、肉と血の匂いに混じる濃厚な精液の匂い。
「ブライト・・・」
身を起こし、愕然とした。
大量の精液を吸収してもなお、ブライトは死んだままだった。
むしろ、ミンチにされた肉片が僕の精液に混じって、余計に溶けてしまったようにすら見える・・・。
「そ、そんな…」
僕は狂ったように肉汁の中に両手を突っ込んだ。
液状の肉を探っていると、指先が何か硬いものに当たった。
無我夢中で掘り出したものをひと目見るなり、苦渋の呻きが喉から洩れた。
ひとかかえほどの大きさのそれは、ブライトの頭部だった。
頭蓋骨が半分割れ、脳がなく、中身が空っぽになっている。
眼球も流出してしまったらしく、まるで骨と皮でつくっったデスマスクである。
「ああ、どうしたら…」
抱き締めると、すさまじい悲しみとともに、ある衝動が突き上げてくるのがわかった。
自分でも呆れるほどの、浅ましい衝動だった。
僕は肉汁の中で立ち上がった。
ぶるんっ。
唸りを上げて、股間のバナナが鎌首を振り立てる。
そしてその湾曲した器官の先に、ブライトの・・・。
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