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第302話
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溶け出す蛙男の顔面。
まるで強烈な酸でも浴びたように、白い煙を上げ、ドロドロに溶け崩れていく。
それでもそのペニスは勃ったままで、僕を宙に突き上げている。
「お、親方あ、どうしなすったんで?」
コウモリ男が心配そうに声をかけた時、その後ろにぬっと立つ影が見えた。
ブライトだ。
バスタブから起き上がったブライトが、すっかり回復して、魔族の背後に立っているのである。
僕が溜めたエキスを大量に摂取したせいで、肉体自体、ひと回り大きくなったようだった。
胸筋も上腕部の筋肉もたくましさを増し、太腿もずいぶん太くなっている。
更に特筆すべきは、つるすべの股間から反り返った勃起ペニスだった。
象の牙ほどもある偉容を誇るその肉棒は、僕がかつて目にしたことがないくらい巨大で、しかも、美しかった。
腕の一振りでコウモリ男を突き飛ばすと、ブライトが僕の前に出た。
「レム、またおまえのおかげで、命拾いしたようだ」
僕を見つめる瞳が笑っている。
「よかった・・・ブライトが、生き返って・・・」
僕は目尻に熱いものが湧き上がるのを抑えきれなかった。
「喜ぶのはまだ早い。さあ、今度はおまえと俺とで、魔物どもに反撃だ」
僕を死んだ蛙男の勃起ペニスから引き抜きながら、ブライトが耳元でそうささやいた。
まるで強烈な酸でも浴びたように、白い煙を上げ、ドロドロに溶け崩れていく。
それでもそのペニスは勃ったままで、僕を宙に突き上げている。
「お、親方あ、どうしなすったんで?」
コウモリ男が心配そうに声をかけた時、その後ろにぬっと立つ影が見えた。
ブライトだ。
バスタブから起き上がったブライトが、すっかり回復して、魔族の背後に立っているのである。
僕が溜めたエキスを大量に摂取したせいで、肉体自体、ひと回り大きくなったようだった。
胸筋も上腕部の筋肉もたくましさを増し、太腿もずいぶん太くなっている。
更に特筆すべきは、つるすべの股間から反り返った勃起ペニスだった。
象の牙ほどもある偉容を誇るその肉棒は、僕がかつて目にしたことがないくらい巨大で、しかも、美しかった。
腕の一振りでコウモリ男を突き飛ばすと、ブライトが僕の前に出た。
「レム、またおまえのおかげで、命拾いしたようだ」
僕を見つめる瞳が笑っている。
「よかった・・・ブライトが、生き返って・・・」
僕は目尻に熱いものが湧き上がるのを抑えきれなかった。
「喜ぶのはまだ早い。さあ、今度はおまえと俺とで、魔物どもに反撃だ」
僕を死んだ蛙男の勃起ペニスから引き抜きながら、ブライトが耳元でそうささやいた。
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