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第277話
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「だいぶたまったね」
バスタブの中を覗き込んでアダムが言った。
確かに、たび重なる射精のおかげで、エキスはバスタブの容積の半分ほどを満たしている。
「でもまだ足りないね。もっともっと頑張らないと」
こともなげに言ってのけ、アダムが右手を突き上げる。
「アヒイッ」
のけ反り、固まる僕。
アダムの右手は、すでに手首が隠れるまで僕の中に入ってしまっている。
直腸まで突っ込んだ拳を、このホムンクルスの美少年は、更に奥まで突き入れようとしているのだ。
「そろそろかな」
いい加減、中でグリグリした後だった。
アダムがそう、独りごちたのは。
その頃には、僕も異変に気づいていた。
射精して萎びていたペニスが、またぞろ持ち上がり始めている。
僕の中で、アダムが何かに触った証拠だった。
「うん、思った通りだ。ここで二股に分かれてる」
僕の躰の芯で指を動かしながら、アダムが言った。
そして、にっこり笑って吊るされた僕を見上げると、
「僕がなぜ呼ばれたのか、教えてあげるよ」
バスタブの中を覗き込んでアダムが言った。
確かに、たび重なる射精のおかげで、エキスはバスタブの容積の半分ほどを満たしている。
「でもまだ足りないね。もっともっと頑張らないと」
こともなげに言ってのけ、アダムが右手を突き上げる。
「アヒイッ」
のけ反り、固まる僕。
アダムの右手は、すでに手首が隠れるまで僕の中に入ってしまっている。
直腸まで突っ込んだ拳を、このホムンクルスの美少年は、更に奥まで突き入れようとしているのだ。
「そろそろかな」
いい加減、中でグリグリした後だった。
アダムがそう、独りごちたのは。
その頃には、僕も異変に気づいていた。
射精して萎びていたペニスが、またぞろ持ち上がり始めている。
僕の中で、アダムが何かに触った証拠だった。
「うん、思った通りだ。ここで二股に分かれてる」
僕の躰の芯で指を動かしながら、アダムが言った。
そして、にっこり笑って吊るされた僕を見上げると、
「僕がなぜ呼ばれたのか、教えてあげるよ」
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