上 下
256 / 475

第251話

しおりを挟む
 僕のペニスは勃っている。

 ブライトがやられるシーンを目の当たりにするたび、リピドーシスを感じてしまうのだから当然だ。

 ヒート期真っ盛りの今の僕には、ブライトの痴態こそが最高のオカズなのである。

 駆け出すと、案の定、勃起ペニスが重かった。

 僕のこの恥ずかしい”部分”は、幼いころから肉便器の”部品”として鍛えられ、同年代の少年と比べてもただでさえ大きいのに、ブライトとの出会いで更にまた成長してしまったのだ。

 だから、勃起すると、長さは幼児の腕ほどにもなってしまう。

 股間からそそり立ち、青バナナのように反り返ったペニスは、足を動かすたびに亀頭が下腹に当たる。

 それが気持ちよくって、僕はあっというまに爆発寸前に高まった。

「ナ、ナニヲスル気?」

 正面から突進する僕を見て、アリスが叫んだ。

 アリスはアギトの趣味なのか、丈の超短いメイド服姿である。

「やめなさい!」

 もう一歩でアリスの首に両手がかかるところで、背後から皇女の怒声が響き渡った。

 つづいて鞭が宙を切り裂く音。

「アヒッ!」

 お尻に革の鞭を入れられ、僕は飛び上がる。

 股間で大きなバナナが揺れる。

「この変質者! クズオメガ!」

 もう一発。

「アンッ」

 お尻の割れ目に鞭が食い込み、僕は思わずすすり泣く。

 でもー。

 痛みはすぐに疼くような快感に変わり、僕のペニスにエネルギーを注ぎ込む。

 バキバキバキッ!

 より急角度で勃ち上がる怒張ペニス。

 僕はずいぶんと小柄だけれど、勃起させるとここだけアルファの男性顔負けだ。

「くらえ!」

 僕は両手を万歳するように高く掲げ、そのまま股間を突き出し、アリスの可愛らしい顏の上に倒れ込んだ。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

処理中です...