落ちこぼれオメガとエリートアルファの魔王討伐

ヤミイ

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第248話

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 まず、一段目の一対の腕を、ブライトの肩から離した。

 上半身が自由になっても、下段の腕で両脚を掴まれているため、ブライトは壁に磔になったままだ。

 フリーになったミノタウロスの二本の腕が次に襲ったのは、ブライトの胸だった。

 いや、正確に言えば、厚い胸板に咲いた、薄紅色の乳首である。

 ミノタウロスは、それを両手の指でむんずとばかりにつまんだのだ。

 -アアッ!ー

 嬌声に似た喘ぎ声を上げてしまうブライト。

 クイ、クイ、クイ。

 左右にひねられるふたつの乳首。

 何かのスイッチのようにいじられているうちに、見る間に硬く大きく尖っていく。

 クイクイクイを続けながら、ミノタウロスの巨体がブライトに迫る。

 その二段腹では、もうひとつのあの大口が開き、頬をすぼませて唇を尖らせている。

 ミノタウロスのやつ、何を…?

 次の瞬間、すぐにやつの魂胆が判明した。

 壁に押しつけ、乳首を捕えて動きを封じたまま、怪物はいきなり、腹の口でブライトの陰茎を咥えたのだ。

 チュパッ!

 ズズウッ!

 -アアアアアッ!-

 寄生虫に犯されて限界まで勃起したペニスを巨大な口で咥え込まれ、ブライトが反り返る。

 気持ちよさげに、舌までひらひらさせて。

 床と水平に一直線に開かれたブライトの股間で、丸い陰嚢がぶらぶら揺れる。

 その向こうに垣間見えるのは、左右に引っ張られて楕円形に変形した、とても恥ずかしいピンク色の穴ー。

 でも、まだミノタウロスの攻撃、いや、凌辱は終わらなかった。

 ズズズズ…。

 壁に押しつけたまま、ブライトの裸体をずり上げると、その無防備に曝け出されたアソコに向かってー。
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