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第228話
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僕の興奮が伝わったかのように、蛭たちの動きが過激さを増した。
口から吸い出されたブライトの舌が、今にも引きちぎられんばかりに伸びている。
耳の穴からは鮮血が垂れ、鼓膜を破って蛭が頭の中に侵入したことを示している。
全開の股の間から屹立した生殖器を呑み込んだ蛭は、精液を吸い上げているのか、どくんどくんと波打っている。
別の蛭がぶっ刺さった肛門からも、透明な汁に血が混じり始め、滲む体液がピンク色になっていた。
ガクガクブルブル空中で痙攣しまくる全裸の美青年。
目玉は完全に白目を剥き、その惚けたような表情はすでに恍惚の域に達し、まるっきり心ここにないようだ。
ブチッ。
フフチッ。
そのうちに、異音が響き始め、僕は無意識に瞠目してしまった。
反り返ったブライトの逞しい胸板の上で、蛭が勃起乳首を引きはがし始めているのだ。
あっという間のことだった。
パアンっと弾けた音がしたかと思うと、ブライトの勃起乳首を咥えた吸盤が、鞭のように宙に舞い上がった。
ドバアッ!
胸に開いたふたつの孔から鮮血を噴き出すブライト。
筋肉の鎧をまとったような美しい裸体を、網の目のように血の糸が伝っていく。
「ブライト!」
股間をたぎらせて、僕は叫んだ。
そのとたん、
ブチュチュッ!
大きく開けたブライトの口から、今度は舌が引き抜かれた。
噴き上がる血の奔流。
ーアギャアッ! グハアッ!ー
自由になった口で、ブライトが魂消るように絶叫した。
ピキッ。
水平に突っ張った両の太腿で筋肉の束が縄のように盛り上がり、六角筋の浮き出た下腹が烈しく波打った。
口から吸い出されたブライトの舌が、今にも引きちぎられんばかりに伸びている。
耳の穴からは鮮血が垂れ、鼓膜を破って蛭が頭の中に侵入したことを示している。
全開の股の間から屹立した生殖器を呑み込んだ蛭は、精液を吸い上げているのか、どくんどくんと波打っている。
別の蛭がぶっ刺さった肛門からも、透明な汁に血が混じり始め、滲む体液がピンク色になっていた。
ガクガクブルブル空中で痙攣しまくる全裸の美青年。
目玉は完全に白目を剥き、その惚けたような表情はすでに恍惚の域に達し、まるっきり心ここにないようだ。
ブチッ。
フフチッ。
そのうちに、異音が響き始め、僕は無意識に瞠目してしまった。
反り返ったブライトの逞しい胸板の上で、蛭が勃起乳首を引きはがし始めているのだ。
あっという間のことだった。
パアンっと弾けた音がしたかと思うと、ブライトの勃起乳首を咥えた吸盤が、鞭のように宙に舞い上がった。
ドバアッ!
胸に開いたふたつの孔から鮮血を噴き出すブライト。
筋肉の鎧をまとったような美しい裸体を、網の目のように血の糸が伝っていく。
「ブライト!」
股間をたぎらせて、僕は叫んだ。
そのとたん、
ブチュチュッ!
大きく開けたブライトの口から、今度は舌が引き抜かれた。
噴き上がる血の奔流。
ーアギャアッ! グハアッ!ー
自由になった口で、ブライトが魂消るように絶叫した。
ピキッ。
水平に突っ張った両の太腿で筋肉の束が縄のように盛り上がり、六角筋の浮き出た下腹が烈しく波打った。
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