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第210話
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ブライトはすぐ逝った。
僕の口の中に熱いミルクを迸らせて、僕を乗せたまま、ベッドの上でブリッジするようにのけぞった。
出しながらぴくぴく痙攣するたくましい全裸の美青年を抱きしめながら、僕は飲んだ。
ブライトがくれた命のエキスを、一滴残らず、舐め、吸い尽くしたのだ。
脱力したブライトが、くたりとシーツの上に伸びた。
「もう逝っちゃったの? 早すぎるよ」
すねた口調で言いながら、その顔に僕はおのれの陰部を改めて強く押し当てる。
「ずるいよ、ブライト。いつも先にひとりで逝っちゃってさ。たまには一緒に逝こうよ」
「レム、おまえの躰がそれほどよすぎるってことさ」
美しい顏を上気させ、ブライトが僕を見つめてきた。
「肌の感触からして違う。つがいの肌が、ここまで気持ちいいものだったなんて・・・。抱きしめているだけで、勃ってくる。しかも、その口の中ときたら・・・」
「僕の口?」
僕はブライトのエキスでねちょねちょする口を開け、舌で歯茎の裏側をひと舐めした。
少し苦くてコクのあるブライトの体液が、まだ少し残っている。
「よし、次は俺がご奉仕する番だ。待っテロ。今、咥えてやる…。おお、躰の割に、なんて大きいんだ・・・」
ブライトが僕を握り、頬張ろうとした、その時だった。
ふいに、ドアにノックの音がして、
「ブライト様、レム様、ジュリア皇女様がお呼びです」
廊下から、消え入りそうな侍女の声が聞こえてきた。
僕の口の中に熱いミルクを迸らせて、僕を乗せたまま、ベッドの上でブリッジするようにのけぞった。
出しながらぴくぴく痙攣するたくましい全裸の美青年を抱きしめながら、僕は飲んだ。
ブライトがくれた命のエキスを、一滴残らず、舐め、吸い尽くしたのだ。
脱力したブライトが、くたりとシーツの上に伸びた。
「もう逝っちゃったの? 早すぎるよ」
すねた口調で言いながら、その顔に僕はおのれの陰部を改めて強く押し当てる。
「ずるいよ、ブライト。いつも先にひとりで逝っちゃってさ。たまには一緒に逝こうよ」
「レム、おまえの躰がそれほどよすぎるってことさ」
美しい顏を上気させ、ブライトが僕を見つめてきた。
「肌の感触からして違う。つがいの肌が、ここまで気持ちいいものだったなんて・・・。抱きしめているだけで、勃ってくる。しかも、その口の中ときたら・・・」
「僕の口?」
僕はブライトのエキスでねちょねちょする口を開け、舌で歯茎の裏側をひと舐めした。
少し苦くてコクのあるブライトの体液が、まだ少し残っている。
「よし、次は俺がご奉仕する番だ。待っテロ。今、咥えてやる…。おお、躰の割に、なんて大きいんだ・・・」
ブライトが僕を握り、頬張ろうとした、その時だった。
ふいに、ドアにノックの音がして、
「ブライト様、レム様、ジュリア皇女様がお呼びです」
廊下から、消え入りそうな侍女の声が聞こえてきた。
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