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第189話

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「ちゃんと手を動かさないか。私の指の動きに合わせて、そのいやらしい肉棒を思いきり扱きまくるのだ」

 皇女は容赦ない。

 長く細い指で僕の直腸を攪拌し、一番感じる隆起部分を探り当て、それをいいように指先で弄ぶ。

「はあはあはあ」

 喘ぎながら僕はシコシコを再開する。

 血管が浮き出て節くれ立った大人肉棒を、潰れんばかりに握りしめ、包皮で亀頭を攻めまくる。

 前後に動く包皮に擦られ、亀頭がどんどんテカリを帯びていく。

 尿道口から卑猥な匂いのする先走り汁がいっぱい湧き出して、丸い亀頭をぬめぬめと濡らしているのだ。

 ベッドでは血まみれのブライトが自分で内腿を抱え、真上にお尻を突き出して陰部を曝け出している。

 ジンの拷問器具、”三角木馬”によって負った裂傷からは、いまだに鮮血が噴き出している。

 なのに不思議なことにブライトのペニスは勃起したままだ。

 舐めてもらいたがっているように赤い亀頭を濡らしたその硬そうな肉棒に、僕はますます欲情する。

 クチュクチュクチュ・・・。

 凄い勢いで皇女が僕の肛門内を掻き回す。

 ズコズコズコズコ・・・。

 僕の右手の動きはすでにMAXだ。

「逝きなさい」

 皇女が耳の穴に息を吹き込んだ。

 と、そのときー。

 ペニスと直腸の底という二点で起こった快感が体の中で倍音と化し、僕の中心に熱いマグマの塊が発生した。

 ぶわっ。

 ど。

 どく。

 どくん。

 どくんどくん・・・。

「アア、アア、アアアアッ!」

 全身を震わす快楽の脈動に、僕は裸体を痙攣させる。

 脳裏に浮かぶのは、淫らに狂う自分自身のイメージ画像・・・。

 その瞬間ー。

 反り返った全裸少年の平らな胸で、ピンク色をしたふたつの乳首がはしたなく尖るのがはっきり見えた。

 
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