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第160話
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「はは、完全に無抵抗じゃないか。いや、それどころか、下僕二人にいたぶられて、悦んでいる。そんなんで、愛する者を守れるのか。ブライト、きさまは騎士、いや、貴族、いや、それどころか、アルファ失格だね」
嘲笑うジン。
僕の唇がめくられ、ビール瓶の口がめり込んだ。
つんと鼻をつくブライトの精液の匂い。
ああ・・・懐かしくも愛おしい、濃厚な、この香り・・・。
頭が、くらくらするー。
もとより、ブライトの精液を呑むことに、抵抗はなかった。
ただ、ジンの言いなりになるのが嫌だっただけなのだ。
それに、あの様子じゃ、飲んでおいたほうがいい。
「アア・・・キュウゥ・・・」
ゴムのように乳首を引っ張られ、勃起ペニスを上下に弾かれるブライト。
「チ、チンチン、チ、チクビ、い、いい・・・」
抵抗することもなく、むしろ自らふたりに裸身を差し出して、なぶられるままだ。
なぜなら彼は、今すごく、感じてしまっているからー。
カインとアベルにいいように弄ばれるブライトの姿を見て、僕は決心した。
ブライトがバラバラにされてもすぐに治癒できるように、できるだけ僕も精液を溜めておかなくては・・・。
「ふふふ、観念したようだね」
ブライトの出したミルクを飲み始めた僕を見て、ジンが目を細めた。
「全部、飲み干すがいい。そうして、おまえの奇跡の精液を、僕の研究に捧げるんだ」
何を勝手な・・・。
胸の内で毒づきながら、僕はブライトの精液に舌つづみを打つ。
青臭く、ほろ苦い、この粘り着く液体のなかに、数億個のブライトの分身が泳いでいる―。
そう思うと、一滴たりともこぼすことはできなかった。
愛するブライトの細胞をすべて吸収して、僕はそれをネクタルに変え、また彼に還元するのだ・・・。
嘲笑うジン。
僕の唇がめくられ、ビール瓶の口がめり込んだ。
つんと鼻をつくブライトの精液の匂い。
ああ・・・懐かしくも愛おしい、濃厚な、この香り・・・。
頭が、くらくらするー。
もとより、ブライトの精液を呑むことに、抵抗はなかった。
ただ、ジンの言いなりになるのが嫌だっただけなのだ。
それに、あの様子じゃ、飲んでおいたほうがいい。
「アア・・・キュウゥ・・・」
ゴムのように乳首を引っ張られ、勃起ペニスを上下に弾かれるブライト。
「チ、チンチン、チ、チクビ、い、いい・・・」
抵抗することもなく、むしろ自らふたりに裸身を差し出して、なぶられるままだ。
なぜなら彼は、今すごく、感じてしまっているからー。
カインとアベルにいいように弄ばれるブライトの姿を見て、僕は決心した。
ブライトがバラバラにされてもすぐに治癒できるように、できるだけ僕も精液を溜めておかなくては・・・。
「ふふふ、観念したようだね」
ブライトの出したミルクを飲み始めた僕を見て、ジンが目を細めた。
「全部、飲み干すがいい。そうして、おまえの奇跡の精液を、僕の研究に捧げるんだ」
何を勝手な・・・。
胸の内で毒づきながら、僕はブライトの精液に舌つづみを打つ。
青臭く、ほろ苦い、この粘り着く液体のなかに、数億個のブライトの分身が泳いでいる―。
そう思うと、一滴たりともこぼすことはできなかった。
愛するブライトの細胞をすべて吸収して、僕はそれをネクタルに変え、また彼に還元するのだ・・・。
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