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第149話
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「ほうら、入れちゃうよ~」
ニタニタ笑いながら、注射器のシリンダーを押すジン。
シリンダーが筒に押しこまれるのに従い、謎の液体がブライトの肛門に注入されていく。
「ぐああああ」
右手を床について上半身をよじって躰を開き、端正な顔をゆがめ、うめくブライト。
彫りの深いその高貴なアルファ顔にはびっしりと汗の玉が浮かび、女のように長い睫毛を濡らしている。
逆三角形の上半身では、鍛え上げられた胸筋が盛り上がり、その頂で桃色の乳首を痛いほど勃起させている。
「そ、それは・・・?」
我慢できなくなって、僕はジンに声をかけた。
「その液体は、何なの?」
「なあに、特別なものじゃないさ。ただの石鹸水だよ」
ニチャアっと破顔し、ジンが親切に教えてくれた。
よくぞ聞いてくれたといった感じの、得意満面の表情だ。
「石鹸水? どうしてそんなもの・・・?」
僕が首をひねっている間にも、ブライトの裸体には驚くべき変化が生じ始めていた。
あれほどかっこよく引き締まっていた下腹が、妊婦のそれのように膨らみ出しているのだ。
「あぐう・・・やめ、やめて…くれえ・・・」
弱々しくかぶりを振るブライト。
なのに、不思議なことに、例のビール瓶の中の生殖器官は、またぞろ大きくなり始めている。
ついさっき、半ば強制的に二度目の射精を敢行し、あれほどの量の液を出したばかりだというのに・・・。
ペニスがビール瓶いっぱいに怒張し始めたのを目に留めて、アベルがシコシコを再開する。
横から手を伸ばし、ビール瓶ごと、ブライトの陰茎を扱き始めたのだ。
「ああ・・・ち、ちん、ちんが・・・」
はしたなく喘ぐブライトの浅ましい姿に、呆気にとられる僕。
そんなふうに茫然とする僕に、愉しそうな口調でジンが言った。
「おや、知らないのかい? 注射器の中の石鹸水といえば、当然、浣腸だろう?」
ニタニタ笑いながら、注射器のシリンダーを押すジン。
シリンダーが筒に押しこまれるのに従い、謎の液体がブライトの肛門に注入されていく。
「ぐああああ」
右手を床について上半身をよじって躰を開き、端正な顔をゆがめ、うめくブライト。
彫りの深いその高貴なアルファ顔にはびっしりと汗の玉が浮かび、女のように長い睫毛を濡らしている。
逆三角形の上半身では、鍛え上げられた胸筋が盛り上がり、その頂で桃色の乳首を痛いほど勃起させている。
「そ、それは・・・?」
我慢できなくなって、僕はジンに声をかけた。
「その液体は、何なの?」
「なあに、特別なものじゃないさ。ただの石鹸水だよ」
ニチャアっと破顔し、ジンが親切に教えてくれた。
よくぞ聞いてくれたといった感じの、得意満面の表情だ。
「石鹸水? どうしてそんなもの・・・?」
僕が首をひねっている間にも、ブライトの裸体には驚くべき変化が生じ始めていた。
あれほどかっこよく引き締まっていた下腹が、妊婦のそれのように膨らみ出しているのだ。
「あぐう・・・やめ、やめて…くれえ・・・」
弱々しくかぶりを振るブライト。
なのに、不思議なことに、例のビール瓶の中の生殖器官は、またぞろ大きくなり始めている。
ついさっき、半ば強制的に二度目の射精を敢行し、あれほどの量の液を出したばかりだというのに・・・。
ペニスがビール瓶いっぱいに怒張し始めたのを目に留めて、アベルがシコシコを再開する。
横から手を伸ばし、ビール瓶ごと、ブライトの陰茎を扱き始めたのだ。
「ああ・・・ち、ちん、ちんが・・・」
はしたなく喘ぐブライトの浅ましい姿に、呆気にとられる僕。
そんなふうに茫然とする僕に、愉しそうな口調でジンが言った。
「おや、知らないのかい? 注射器の中の石鹸水といえば、当然、浣腸だろう?」
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