131 / 460
第127話
しおりを挟む
目の前に置かれたのは、万力だった。
金属を削る時、動かないよう固定する、鋼鉄の締め具である。
凶悪そのものの鉄製の”口”を開閉させるためのハンドルが、斜め後ろに突き出た軸の先に取りつけられている。
「ま、まさか…」
僕は目を剥いた。
「そのまさかだよ」
不気味に微笑むジン。
吊り下げられた僕の前まで台車を動かすと、今度はロープの長さを調節して僕のペニスが万力の刃の間に来るようにした。
「勃たないなら、僕が二度と使えなくしてやるよ」
ジンの右手がハンドルを回すと、僕のしなびたペニスを間にした鋼鉄の咢が、じわじわと閉まり始めた。
金属を削る時、動かないよう固定する、鋼鉄の締め具である。
凶悪そのものの鉄製の”口”を開閉させるためのハンドルが、斜め後ろに突き出た軸の先に取りつけられている。
「ま、まさか…」
僕は目を剥いた。
「そのまさかだよ」
不気味に微笑むジン。
吊り下げられた僕の前まで台車を動かすと、今度はロープの長さを調節して僕のペニスが万力の刃の間に来るようにした。
「勃たないなら、僕が二度と使えなくしてやるよ」
ジンの右手がハンドルを回すと、僕のしなびたペニスを間にした鋼鉄の咢が、じわじわと閉まり始めた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
117
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる